真実の扉

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オリバーストーンが語るもうひとつのアメリカ史

2013年07月22日 20時47分04秒 | 音楽・映画・本・スポーツ・芸能・娯楽

アメリカの映画監督の オリバー・ストーン氏を知ったのはケネディ大統領暗殺の真実に迫った映画「J.FK」を観たときでした。
これを観てJFケネディは間違いなく政府に暗殺されたと確信し、オリバー・ストーン氏のファンになりました。

それで天木直人さんのメルマガで「オリバーストーンが語るもうひとつのアメリカ史」という本について知りました。
天木直人のブログ (この記事は天木さんのブログにはありません)

(以下は本の「BOOK」データベースより) 
【歴史上、ファシストや全体主義者を打倒したアメリカには、「自由世界の擁護者」というイメージがある。しかし、それは真の姿だろうか? 2度のアカデミー賞に輝く、過激な政治的発言でも知られるオリバー・ストーンによれば、それは嘘だ。じつはアメリカはかつてのローマ帝国や大英帝国と同じ、人民を抑圧・搾取した実績にことかかない、ドス黒い側面をもつ「帝国」なのだ。その真実の歴史は、この帝国に翳りの見えてきた今こそ暴かれねばならない。
最新資料の裏付けをもって明かすさまざまな事実によって、全米を論争の渦に巻き込んだ歴史大作。(全3巻) 】

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

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天木さんのメルマガより一部掲載します。

【明治学院大学教授の中尾茂夫氏が週刊エコノミスト7月23日号に見事な書評を書いてくれたのでそれを引用してこの書が如何に日本国民にとって必読であるかを紹介したい。この本の凄さを中尾教授は次のように書く。

 「アメリカと言えば、自由と民主主義を標榜する国という印象が強い。だが、本書は、そのアメリカの戦慄すべき暴力と殺戮に満ちた帝国史を浮き彫りにし、その虚像をはがす。これが有名な映画監督と若手歴史学者の共同作業だということに新鮮な驚きを覚える」

 私の評価もこれにつきるが、我々がこの書で注目すべきは日本に関連する箇所だ。
 原爆投下はソ連を牽制し、アメリカのパワーを世界に誇示する壮大な見世物だったが、同時にそれは日本人への人種差別だったことをこの書を書いた者たちは認める。

 これを我々日本人が言うのなら珍しくはない。しかしそれを米国人が史実として認めているのである。
 さらに東京大空襲は「人類史上最も残忍で野蛮な非戦闘員殺戮」だったとし、それに対するアメリカ人の無関心ぶりを「人間性の喪失」だったと断言する。その事を米国人が書いているのである。
 私が驚いたのは、日本が降伏したのは原爆の衝撃よりもソ連軍参戦による恐怖のほうが大きかった、だからこそ天皇制(国体)存続に理解を示すアメリカへの降伏を選択したのだ、と書いているところである。

 豊下楢彦教授がいみじくもその著書「安保条約の成立―吉田外交と天皇外交」(岩波新書)で喝破した史実だ。これは日本国民にとってはタブー視されてきたことだ。それを米国の映画監督と若手歴史家が日本国民に代わって教えてくれているのである。
 中尾教授はその書評の最後をこう締めくくっている。

 日米同盟の重要性しか見ない政治家、大手メディア、知らず知らずのうちにアメリカびいきになっている者、さらにアメリカと言えば、市場メカニズムによる理論的均衡しか語らない経済学者も、米国の政治、経済のカラクリを知る必要がある・・・と。

 私がこの書を日本国民必読の書と絶賛するゆえんである。中尾氏はさらに言う。

 アメリカの深層に真摯に向き合おうとする著者たちの勇気と良心に、
一縷の希望を見いだす思いがした
、と。】


天木さんが書いていることは全人類が疾うに知らなければならないことです。
こういうことを世界史として今後も表に出さずに学校などで教えることはありません。
たとえば歴史に詳しい人も上辺だけを信じていて下記のことなども知る由がありません。
学校でも真実は教えないのです。我々が学んでいる歴史の多くが嘘っぱちです。

アメリカの常套手段「リメンバー~」

アラモの砦
 アメリカ政府はかつて、死んでもらうことを前提にアメリカ人のメキシコ移民をアラモの砦に送り込み、独立運動を起こさせました。そしてアラモの砦を要塞化させたのです。メキシコからすれば侵入者ですから殺害しました。アメリカは180人の自国民を見殺しにし、「アラモの砦を忘れるな」と戦争を正当化し、メキシコからカリフォルニア、テキサス、ネバダ、ユタなどを奪い取ったのです。

メイン号事件
 スペイン領キューバのハバナではアメリカの軍艦メイン号をスペインが爆破したように見せかけ、アメリカ政府は300人近くの自国民を爆死させ、「メイン号を忘れるな」として、米西戦争を始め、フィリピン、グワァム、その他多くのスペイン領土を奪い取りました。このことは後年、アメリカも認めました。

パールハーバー
  そして極めつけは真珠湾攻撃。第二次世界大戦に参戦する為に、日本を経済封鎖して窮地に立たせました。日本が真珠湾に攻撃することを事前に無線で傍受して知っていたにもかかわらず、ハワイの軍隊には何も知らせず、2600人のアメリカ兵を日本軍に殺させたのです。
 リメンバー パールハーバー、リメンバー アラモ、リメンバー メイン号…
 これはアメリカのイラク戦争以前の、戦争を起こすために自国民を犠牲にさせるという常套手段でした。

そしてイラクの攻撃の口実とした9.11同時多発テロもテロではなくこれらと同じ手口、自作自演でした。
WTCに隣接する第7ビル(ソロモンビル)がまだ崩壊前なのに、ソロモンビルの崩壊のニュースを下記の映像の 04:40と06:00 辺りで男性のアナウンサーが手違いで語ってしまいフライングします。
http://www.youtube.com/watch?v=YJ23iM5pnrw
歴史はこんな重要なことが抹殺されていることが積み上げられて作られています。

本の話題に戻りますが、
NHKがこの本を元にしたドキュメントを10回に分けて放映しました。
ストーン監督が構想5年で制作したものです。このドキュメンタリーテレビ映画が先でメインであり、著作は後のようです。
以下はその最後の再放送です。


「NHKBS1-世界のドキュメンタリー」第1回は8月5日24時(8月6日深夜0時)より 

「NHKBS1-世界のドキュメンタリー」第2回は8月6日24時(8月7日深夜0時)より 

第3回 原爆投下 8月7日 水曜深夜[木曜午前 0時00分~0時50分] より
第3回はアメリカの原爆投下や大空襲、日本が降伏した本当の理由などが放映されると思います。
第3回は、広島と長崎への原爆投下に至るアメリカ政府内の“知られざる論争”に焦点をあてる。中でも、ニミッツ、アイゼンハワー、マッカーサー、キング、アーノルド、レイヒーという6人の主要な将軍が、原爆投下は「道徳的にも非難されるべきであり、軍事的にも必要ない」としていた。 ・・・ 続きあり


8月21日まで全10回ありますので全部見るのは大変ですが、興味のある方は
ここを参考にして録画選択したらどうでしょうか?
オリバーストーン監督が直接ナレーターをしているそうです
 
本も読みたいですが、全3巻・・ ちょっと迷います。
買ったは良いが未読の本が私の机の上に山積みだからです。
先ずテレビ観てから考えます。

★☆☆★☆☆★

と、ここまで書きましてから、何となく気になって検索したらこんなの見つけてしまいました。
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史(3) ←日本についてのところです。
第一回放映分 

ここでも
ストーン監督と本の共同著作者のP.カズニック氏へのテレビ出演直接インタビューもあります

上の後篇です。

ストーン監督が直接日本の原爆投下についての是非を語り、金融業界に牛耳られた政府を批判しています。
カズニック氏も良い話しをしてくれています。必見です。

せっかく書いたので上の文書をそのま残します。質の良い画面でビデオに撮って保存したい人もいるかもと。
NHKはうるさいですから、著作権侵害でYouTubeの方は削除されまるでそんなに時間はないでしょう。

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2 コメント

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Unknown (TK)
2013-07-23 21:55:09
面白そうな番組の紹介ありがとうございます
録画予約入れます
すでにYouTubeは消されてますね
奇麗な画面で (とびら)
2013-07-24 05:52:54
TKさんこんにちわ。
私が紹介したのはYouTubではないようですが、YouTubeは確かに探してもありませんですね。
私もきれいな画面で撮っておきDVDに保存しておこうと思います。

YouTubeのこの番組なんかは3カ月で訪問者が1000人ちょっとです。
https://www.youtube.com/watch?v=HM5vY_vXqqo

ナポレオンは「歴史とは暗黙の了解のもとに成り立つ作り話だた」と一層ですが、今後そのことが混乱の中で暴露されていくことでしょう。

有難うございました。

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