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『トップガン-マーヴェリック』_情熱と緻密さと

2022-06-15 22:56:14 | 映画-た行

 結局、4回観に行っている。

 

 別に私だけではなくリピートしている人は沢山いると思うんだけど、一つ言えるのは、トム・クルーズが窓から飛び降りるシーンでは毎回笑いが起きる。

 何回観ても、上映前からワクワクするし楽しい。映画館で上映しているうちに、後2回は観たいです(笑)。

 

(前回のマーヴェリック記事はネタバレなしでしたが、今回はネタバレがあるので、これから観るという方は気をつけてくださいね。)

 

 YouTubeを見ると沢山の方が「歓喜の声」を上げていて、映画館にいない時は暇さえあればそれを見て、熱い気持ちを共有している(笑)。

 それも面白いんだなぁ。勿論色んな人がいて色んな表現をしているけど、とにかく「傑作」であると。結局はそれしかない。

 言葉を失う「傑作」。

 

 

 一つ小賢しい言い方をすると、この映画はメタ構造である。

 意図している部分も勿論あるだろうし、映画、特に「何かの続編」は大抵そういう性格を持ってはいる。けれどこの映画の強さは、そんな誰かの「意図」などを超えた無限の広がりを感じさせるところで、そこで、言葉を失う。

 無限…? そこは私の主観ですよ(笑)

 

 語れるとすれば、まず「前作」との比較。そして「トム・クルーズ」という俳優、映画人(むしろ一人の人間を超えた現象、概念と言っても良いかも)。それから「映画を観る」という体験について。まだあるかな。

 でもそれらを語ることは全く、この映画を語ることにはなっていない。むしろそれらを語らせない、圧倒的な強さを一番手前の層で見せてくれる、それこそが私が『トップガン-マーヴェリック』の一番好きなところだ。

 

 

 次は「ヨットのシーン」について書こうかな。

 忘れないようにここにメモしておこう。

 何せ個人の解釈や感想なんてミジンコみたいなもので、まあまあどうでも良いんだから。

 

 

 ん?ネタバレしなかったですね。

 

 

前作でもあったバイクでの疾走シーン。ほぼ同じです!↓

 

ロマンスの相手役、ペニーとの二人乗り。こちらも相手は違うけどほぼ同じ!↓

 

『トップガン-マーヴェリック』、ジョセフ・コジンスキー監督、2022年、アメリカ、131分。原題『Top Gun : Maverick』。

 

 



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