tokyoonsen(件の映画と日々のこと)

主に映画鑑賞の記録を書いています。

物に悩まされない生活

2020-06-15 11:14:11 | 物に悩まされない生活
自分はどんな生活がしたいのかなと、理想の生活をふと考えてみたところ、
「物に悩まされない生活」がしたいなと思った。

コロナは関係ないので、いわゆる「新しい生活様式」とはちょっと違うかもしれないけど、
まあ自分なりに新しい生活様式なのである。


ミニマリズムに似てるかもしれないけど、多分ちょっと違う。
(そもそもミニマリズムをそんなに知らない。)

物が多くても悩まない、物が少なくても悩まない、それが理想。



「好きな物」「心地よい物」だけを残すというのは、お片付けのセオリーだ。

かのウィリアム・モリスさんは、こう言っている。
「役にたたないもの、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。」

ただしですよ。よく見てください。

that you do not know to be useful or believe to be beautiful

自分英語は全然堪能じゃないけど、言ってるよね。
ノウって、ビリーブって。

「役に立たないもの」ではなくて、「役に立つと(自分が)思わないもの」、
「美しくないもの」ではなくて、「美しいと(自分が)思わないもの」と。



全て自分で選んでいい。

別にモリスさんの言うことを聞く必要はないけれど、
達人の足跡を追うとしたら、
注目すべきは、「自分で選べ」なのである。

「誰かにとってだけ」役に立つもの、「誰かにとってだけ」美しいものは、
自分にとっては不要である。

モリス師匠はそう言っている。多分。

もちろん、誰かにとっても自分にとっても、というものはあるけど。


この地球で人間として生活していれば、
最低限の衣食住は必要で、そこから物とのつきあいが始まる。

先祖代々、私たちは色んな物を所有してきたけど、
ラッキーだなと思うのは、
今の時代、すっごくミニマルですっごくシンプルな形で、
快適な生活が出来てしまうということだ。

物だけではなくて、
社会通念や社会システム、個人の考え方も、
シンプルになって行ってるのかな。

あれをやらなければいけない、これをやらなければいけない、
もどんどん減ってくるんだろう。

ああでなければならない、こうでなければならない、
もどんどん減ってくるんだろう。


今の自分にミニマルに。
自分じゃない誰かを肩からはずそう。

ということで、「物に悩まされない生活」第一日目。