tokyoonsen(件の映画と日々のこと)

主に映画鑑賞の記録を書いています。

『人生の特等席』

2013-07-11 20:59:10 | 映画-さ行
 クリント・イーストウッドの4年振りの主演作で、自分の監督作品以外では、俳優をするのは19年振り。次はいつになるのかな、とも思うけど、正直言って出演作よりも監督作の方が待ち遠しい気がします。

 原題は『Trouble with the Curve』で、これは出てくる高校生スラッガーの問題のことなのかしら。もしくは映画全体において、何かの意味があるのかもしれないけど。そういう深読みの楽しみを考えると、人生の特等席、というタイトルは、ちょっとやり過ぎ出き過ぎじゃないかと思う。好みの問題だろうけど。

 ストーリーは、あまりにも正統的というか、観ている人の大部分が自然に予測するだろうところに進む。
 ただ、これはある意味気持ちが良かった。クリント・イーストウッドだけが、なんだか浮いてる感じもしたけどね。やっぱりそこばっかり観ているからかな。映画の中ではジャンク・フードばかり食べていたクリント・イーストウッドは、82歳。普段はどういうものを好んで食べてるんだろう?と、急に気になった。

 ロバート・ローレンツ監督、2012年、アメリカ。

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