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子育て時々ランニング

三児の父親の子育て日記
趣味でランニングもしています

名店の餃子

2019-11-22 | 餃子王への道
週末に木のむらメンバーとのバーベキューの予定があり、そこで餃子を焼いてほしいと頼まれていましたが、Fさんから「天龍のような大きい餃子が食べたい!」とのリクエストをいただきました。
天龍とは大ぶりの餃子が有名な、昭和24年創業の銀座の名店。
食べたことはないが、私も名前ぐらいは知っている。
自分の餃子の作り方も大分確立してきたし、たまにはリクエストに応えてお客さま好みの餃子を作ってみるのもいいかもしれない。

と言う訳で当直明けの今日、レシピを盗みに・・・いや、美味しい餃子を食べるために、お母さんとお昼前に東京駅で待ち合わせをして一駅隣の有楽町駅へ。
駅から歩いて5分ほどのビルの4Fにお店はありました。

「いらっしゃいませ」

最悪並ぶことも覚悟していましたが、開店直後なうえ、外は大雨と言うこともあり、すんなりお店に入れました。
て言うか、これだけ広い店内が満席になるって凄い店だな(汗)

一応メニュー表に目を通すが、頼むものは最初から決まっている。

「餃子二つとライスをください」

お店の雰囲気は銀座の老舗だけあって高級感が漂うが、この時間帯に来ているお客さんはほとんどが餃子を注文していました。

「お待たせしました」



これが噂の天龍のジャンボ餃子か。
早速いただくとしよう。
モグモグ・・・



一口食べた瞬間に中から肉汁が溢れ出る。
香味野菜を一切使用していないとの事で、餡はあっさりではあるものの、野菜と肉の旨みが凝縮していて味に奥深さを感じる。
しかし、手作り感のない皮はお店が「厚め」と言うほど厚くもなく、おまけに多めのラードで焼いているためか油でギトギトしていて、2個、3個と箸を進めるうちに段々飽きてくる(汗)
お母さんは8個あるうち5個食べたところでギブアップ。
残った餃子をいただいた私は11個とライスを完食。
う~ん、食べ過ぎた(汗)

食べ終わった後の二人の感想は「また食べたいとは思わないね」でした(苦笑)
これはあくまでも個人的な意見ですが「創業以来、変わらぬ調理法を守り抜いて・・・」と書いてあるように、餡はレシピ通りに作っているかもしれませんが、同じレシピでも包み方や焼く人間が違うだけで餃子の味はガラッと変わってしまいます。
(チェーン店によって味が違うと感じるのが良い例ですね)
今日はたまたま残念な日に当たっただけかもしれませんが、支店で食べたのならともかく、本店でそう感じてしまったら、もうここに来て餃子を食べたいと思うことはないでしょう。
と言う訳でFさん、「天龍のような」餃子は作れませんのでご了承ください~(汗)

※ちなみに、バーベキューは雨で中止になりました

焼きそば&餃子パーティー

2019-09-07 | 餃子王への道
長かった夏休みも無事に終わり一週間が経ちましたが、今日は久しぶりに「小学5年と年中のお子様を持つ仲良しママさんグループ」の夫たちによる特別企画第三弾!
焼きそば&餃子パーティーに参加してきました。



今回はF垣さんが焼きそばを、私はいつもの様に「餃子王の餃子」を提供。



今回は野菜6割の「新餃子王の餃子」と、肉餡にたっぷりのニラとエビを加えた「肉弾エビ餃子」の二種類をご用意。
両方とも好評で、M舟さんからは「完成に近づいたんじゃないですか?」とのお褒めの言葉をいただきました(嬉)
木のむらメンバーの皆さんによる二度の実験?が活きました(笑)



陽次を自分の子供のように可愛がってくれるF垣さん。
「陽次くんのために」と作ってくれた野菜たっぷりの焼きそばは栄養満点!
餃子を食べ飽きている我が家の子供たちは焼きそばばかり食べていました(笑)



お菓子メーカにお勤めのKさんはパフェ作りを担当。





パフェを食べている時はみんないい笑顔だね♡



こちらは華やかさが全くない我が家の子豚たち。
子供のうちはまだ可愛いけど、大人になったら○ァブリーズのCMみたいになるんだろうな~(苦笑)



子供たちのお腹も満たされたところで、お母さま方プレゼンツによるビンゴ大会開催!



景品はお母さま方で用意してくれたのかな?
スマホを使って簡単に出来るし、これは大人も子供も楽しめていいですね!



最後に子供たち全員で記念撮影♪
M舟さんはいつものようにバルーンアートで子供たちの心をわしづかみにしていましたね♡
今回も楽しい企画で子供も大人も笑顔いっぱいのパーティーでした。
このメンバーはランニングキャンプと同じメンバーなので、もう少し涼しくなってから、今度は長津川公園でランニングキャンプをやりましょう!

木のむらメンバーと餃子パーティー♪

2019-06-23 | 餃子王への道
今年の夏も埼玉県ときがわ町の木のむらキャンプ場で大規模なグループキャンプが開催されます。
今日は作戦会議と餃子の試食を兼ねて、今年参加される皆さんがうちのマンションのキッチンルームに集結しました。



迷走中の餃子王ですが、今日は皆さんのために腕を振るいます。
ちなみに、昨日マンションのランニングサークル仲間とのバーベキューパーティーがあり、ベロンベロンに酔っぱらった後に仕込みをしたので味は保障し兼ねます(汗)



メンバーの皆さんが、今日の朝コストコに行って買った食材でサラダを作ってくださいました。



餃子王の餃子も無事完成♪



先ずは腹ペコの子供たちの元へ。



昨日の夜、酔っぱらってお母さんと喧嘩した後に餡を作ったので不安でしたが、若干塩分が濃かっただけで思ったより味がまとまっていて一安心♪
ちょっと塩分が濃いのは私の涙のせいですからね~(笑)
(何が原因で喧嘩したのか全く覚えていない・・・)



お腹を満たした後は、子供たちはひたすら遊ぶのみ!
先ずはUNOに



我が家が持ってきたマグフォーマー



ドヤ顔のDちゃん。
大人も楽しめます♪



ドヤ顔の太郎。
って言うか何それ?(汗)





低学年はガンに夢中♪



そして、冷蔵庫の横では小さな恋の物語が♡



幼稚園時代の親友、Sくんと久しぶりに会う太郎。
でも、お互いギクシャクして最後まで微妙な距離感だったね(苦笑)



〆のデザートはコストコで買ったティラミスと





Fさんに持って来ていただいたスイカ。
これがメチャメチャ美味しかった!



食べ終わった後は皆さんでお片付け。
Dちゃんが率先して洗い物をしていると・・・



「Dちゃん、私たちが洗うからゆっくり座っていて」
「いやいや、家ではいつも私が洗い物を担当していますので」
※会話は全て想像です



最後は今日集まった子供たちで記念撮影♪
今回は女の子より男の子の方が圧倒的に多かったです。
11時から17時までの6時間でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。
やはり気心が知れたメンバーとのパーティーは楽しいね♪
正直言って、今日どのような話し合いがあったのかさっぱり覚えていませんが、キャンプ本番までに餃子の腕を上げておきますので、今年も宜しくお願いします(苦笑)

覆面調査団

2019-06-16 | 餃子王への道
今日は日曜日。
いつものように子供たちをスイミングクラブに送り、お母さんと二人で見学。
終わった後、会社に用事があった私は一人で東京へ。



・・・のつもりが、なぜか家族全員ついて来ました(汗)



しょうがないから会社に車を停めて東京観光?でもしましょう。
ここは会社の近くにある電車のビュースポット。
いつか子供たちを連れて来たいと思っていましたが、思わぬ形で実現しました(苦笑)



オフィスビルの中にあるパブリックスペースからも電車を眺める事が出来ます。
休日は誰もいないからゆっくりくつろげるね♪

「さて、そろそろお昼だけどご飯どうする?」
「折角だから石庫門に行きたい」



「東京に来てなんでわざわざ中華?」と文句を言う太郎を無視して神田駅前にある石庫門にやって来ました(笑)
いつかお母さんにここの餃子を食べさせてあげたいと思っていましたが、これまた思わぬ形で実現してしまいました。



今回は30個入りを注文。



お母さんも子供たちも「美味しい!」と大絶賛。
ちなみに、これだけ入ってお値段なんと1080円!?
神田駅周辺には餃子専門店や餃子を売りにした中華料理店が多数ありますが、ここの味、コスパの良さは群を抜いています。



いやいや、感心ばかりしていないでちゃんと調査しないとね(苦笑)
ご覧のように中の餡は豚挽肉にシャキシャキとした歯ごたえのキャベツと白菜の芯、後はニラとショウガが入っているくらいで至ってシンプル。
ショウガは肉の臭み消し程度にしか考えていなかったけど、入れる事によって餡全体の味をまとめている感じがするなぁ。
う~ん、ショウガはやはり入れた方がいいのかな?

ここの餃子は先週食べたばかりでしたが、今日も美味しくいただきました♡
自分が思う「理想の餃子」の味とは違うんだけど、食べ終わっても「まだ食べたい」と思うんだよな~。
そういう餃子を作れるように、今後も餃子の研究を続けていきたいと思います。

餃子の哲学

2019-06-08 | 餃子王への道
今月の23日に木のむらメンバーによる大規模な餃子パーティーが開催される。
しかし、今私は出口のない迷路を彷徨い続けている。。。
前回作った自分の餃子より、20個756円で提供する石庫門の餃子の方が美味しいと感じたからだ。

それからと言うもの、私はとにかく自分の餃子に足りないものを探しまくった。
書籍をあさり、ネットで調べ、実際に作ってみては試行錯誤を繰り返す。



100人いれば100通りのレシピが存在する。
そして誰もが皆「私の作る餃子は日本一美味しい!」と口々に言う。
恐らく、レシピ通りに作れば、どの餃子も美味しいに違いないだろう。
しかし「日本一の餃子」がそこら中に存在するのは何故だろうか?
私も全国にごまんといる「自称餃子王」の一人に過ぎないのだろうか・・・
自問自答を繰り返していたある日、一人の餃子ラバー、Yのブログにたどり着いた。
Yは言う。

「餃子の餡の味付けは塩だけで十分」

餃子は基本、酢醤油で食べるのに、下味に醤油を使えば醤油を醤油で食べるようなものだと彼は言うのだ。
確かに、私の作る餃子の餡には醤油を入れているが、自分が美味しいと思う食べ方は酢と胡椒だけで、醤油をつけて食べていない。
隠し味に砂糖や味噌を使うレシピもあるが、それはお好みでつけダレに混ぜれば済むわけで、ニンニクやショウガだって同じ事が言える。
つまり、餃子の食べ方は人それぞれなのだから、それは各人の好みにお任せして、作り手はその邪魔をしないシンプルな味つけをすればいいのではないか?

もう一つ、Yが強く言っていたのは

「餃子の餡は寝かせるべし」

この場合「寝かせる」のは肉と野菜を混ぜた餡の事であり、この「寝かせる」作業によってただの餃子の具から餃子の餡に変わると言うのだ。
下味はシンプルな分、素材の旨味は最大限に引き出す努力は必要だと。
なるほど・・・確かに、私は今まで野菜から出る水分で餡が水っぽくなるのを恐れ、下味をつけた挽肉だけを一晩寝かせ、野菜と混ぜ合わせたらすぐに皮に包んでいた。
これでは肉と野菜に一体感が無くて当たり前だ。
じゃあ、どうすれば水っぽくない餡になるのか?
そのヒントは別の方のブログに書かれていた。

「肉は粘り気が出るまでしっかりこねる」

肉をしっかりこねる事により、野菜や調味料の水分をしっかりと挽肉に閉じ込めて、ジューシーな餃子になるのだそうだ。
これは最初は私も当たり前のようにやっていた事だが、具の食感にこだわって粗挽きミンチを使用するうちに、この「しっかりこねる」作業を疎かしていたようだ(汗)
しかし、この二つのブログのおかげで、ようやく自分の餃子の改善点を見い出せた。



週末にもう一度石庫門へ。
相変わらず完璧な焼き加減だ。
そして、目を閉じてじっくりと味わってみる。
モグモグ・・・何か特別な隠し味でも入っているのかと思ったけど、改めて食べてみると、ショウガと砂糖か何か甘めの調味料が入っているくらいで、至ってシンプル且つ飽きのこない美味しい餃子だ。



今度は我が家で餃子を作ってみる。



今回は粗挽きミンチはやめて、スーパーの国産豚挽肉を粘り気が出るまでこねて、野菜と混ぜたものを一晩冷蔵庫で寝かせてみた。
ちなみに調味料は塩だけで試す自信が無かったので、今まで通り醤油、酒、ごま油と塩、胡椒で味つけしました。
(餡をジューシーにするため入れていた水大さじ2杯はカット)
挽肉をしっかりとこねたおかげで、一晩寝かせても餡から水分は出ていませんでした。



自分で言うのもなんだが、なんて美しい焼き加減なんだ!
この点は石庫門に負けてない。
さて、肝心のお味の方は・・・



うん、旨い!!
肉と野菜を混ぜた餡を一晩寝かせる事によって、味に一体感が出た!
これだったら石庫門の餃子より美味しいと胸を張って言えるぞ。



要するに、自分に足りなかったのは隠し味ではなく、素材の旨味を引き出す努力を怠っていただけだったんだな(汗)

結局、餃子とは何なんだろう?
それは誰でも簡単に作れて、いつでも気軽に食べられる「庶民の味」。
さっきも言ったけど、100人いれば100通りのレシピが存在し、食べ方も千差万別だ。
だから、餃子を作るのに王道のレシピなんて存在しないし、日本一の餃子を目指す事自体ナンセンスだったのかもしれない。。。
餃子を作る王様なんて必要ない。
だって、餃子を食べる皆さんが主役なのだから。

つづく

※餃子の哲学は現時点での考え方であり、今後予告なく180度考え方が変わる場合もございます。
予めご了承ください。