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つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

内容証明9

2024-02-07 21:50:00 | シングルマザー
ミレニアム生まれの次男は今年本厄の年です。
厄祓いは行った?
厄年って本当に侮れないんだからね!

「了解」

短い返事の時は大体受け流されます。
ほんとに大変なんだから。。。


本当に厄年であることを痛感した一年。その元凶をもたらすものが元夫だとすると、元凶を切り離せば楽になる、、はずだったのですが。。。


仲人宅に集まり、協議離婚の合意をもらう。
そして私の新しい人生が始まる!

の予定が、まさかの土下座からの爆弾告白、そして、、、再構築一択の流れ。

想定外にも程がある。

すぐには現実を受け止められず、呆然とする中で、元夫は周りが離婚しない方の味方になってくれている事にイニシアチブを取れたと思ったのか、うつむき加減の反省モードから改心しましたと言わんばかりに声の張りも大きくなっていました。

「とりあえず今日帰るわ」

元夫、自信たっぷりに言いました。

「ちょ、ちょっと待ってよ。」

私はどうしても納得がいかず、

「すぐに同居は無理です。受け入れられません。本当に彼女と別れたのかもわからないのに、脅迫されてるとか言ってるのに、これまでも散々嘘をつかれて、裏切られて、何を信じろと?
自分が同じ事されてもすんなり許せますか?受け入れますか?」

集まった仲人夫妻、父、義父に訴えかける私。

「やってみんとわからんやろ」と元夫。

いやいや、、おまえが言うな。。。

「とりあえず同居は無理です。
まだ許す気になれません。なるのかもわかりません。
ひとまず私の同居の条件を言います。離婚回避したいのなら守ってください。全て守れた暁に、同居するか考えます。それぐらい私にも権利あるでしょう?」

「なんやその条件って。」

「まずアパートは解約。別居と言いながらアパートに住むのは信用0なので、義実家に居候させてください。義両親監視下の環境で不倫の解消と仕事しているのかを判断してください。
それからタバコは止めること。タバコを買いに行くと言う口実、何にでも使われるので。私も次男も喘息なのに、禁煙してって言っても余計にイライラして当たり散らかすのもうんざり。完全禁煙してください。
そして、体重。そのメタボどうにかして。せめて平均体重に落として。(この時平均体重より10キロオーバー)
そして、、、世帯主は私に変更します。子供達も私の扶養に入れます。あれだけ世帯主に拘ってましたが、2つ持ってるならいいでしょ。
簡単な話よ。世帯主に返り咲きたかったら私より年収上回ればいいだけの話。
あと、、、脅迫されてるというのは、私の知ったこっちゃないです。慰謝料払う必要があるのか無いのか、家のお金は一切出しません。義両親と相談してなんとかしてください。
この条件が全てクリア出来たら、父親の自覚と覚悟ができたと理解してその時改めて同居するか離婚するかその時点で考えます。」

「なーんだ!簡単なことよ!ね!
だってあなた、全部あなたにとって良いことだらけじゃない。禁煙して健康になって、ダイエットしてメタボから卒業できて、仕事頑張ってお父さんの片腕として成長できて、、
守れるわよね!守れるわよ!!」

仲人婦人が普段の声よりワントーン上の明るい声で元夫を励ましていました。

「それから、、今持ってる携帯は解約してください。番号も変更してください。その携帯、こちらに渡してください。慰謝料に関する彼女との連絡は弁護士さんか誰か代理人としてください。直接コンタクトは取らない事。」

元夫の表情が若干強ばりました。
証拠消す暇与えず、その場で携帯没収。
仕事で必要な連絡先があるとか、友達の番号が、とか言ってましたが、仕事関連は会社携帯でどうぞ。友達関係は必要なら家にかかってくるでしょ、と。まだ固定電話がある時代ですから。

とはいえ、コンタクト取ろうと思えば会社携帯やいくらでも方法はあります。
要は自制心が効くのか。欲望を抑えられるのか。

守れる訳ない、条件クリアできるはずない、出来ているならこんな事態には陥っていない。

あと少しの辛抱。

「とりあえず今日のところは実家に帰って、ね!ちゃんと言われた事、実践して頑張りなさいよ!」

仲人婦人がまとめに入りました。

そして最後に元義父が元夫に放った一言。



「お前の信心が足らんからや!!」




ダメだこりゃ。。。


こうしてとりあえず彼女とは別れるという事で話がまとまりました。

父との帰り道、
「だからあの時反対しただろ。お前はあの時なんと言ったか覚えているか?」


私はただただ、うつむくしかできませんでした。

続く。。。



結婚の時に入信した元夫の宗教は、神社仏閣とは無縁のもので、厄祓いなどと言うものもありません。
まぁ、私も信心足らないというより殆どゼロだったので、だからや!と言われたらそれまでですが、自己責任というにはちょっと重過ぎやしませんかい???


見出し画像は今年の初詣は大阪天満宮へ。
とりあえず次男の厄祓い、代わりにお願いしてきました
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内容証明8

2024-02-05 12:23:00 | シングルマザー
20年ほど前の元夫の不倫の話です。

サレ妻だなんて要らぬ経験だわと思いますが、でも、私の場合この経験が役立って?!今につながるのですから、やはり無駄な経験ってないのだなぁとしみじみ思います。



続きです。

沖縄から帰ってきてきてからというもの、元夫の我が家への帰宅率が若干上がりつつありました。

子供たちの可愛さを思い出したのか。
私の親族を前にして猛省したのか。(してくれ!)
彼女との暮らしに飽きてきたのか。

理由は分かりませんが、帰宅率が上がるにつれて私のストレスも増していきます。

せっかく邪魔者のいない平和な日々だったのに帰ってくるや否や、モラ夫炸裂して、相変わらず子ども達を叱り飛ばしては泣くまで追い詰めている。

それを見て「何しに帰ってきたの?」と、また私と口論になる。。。

の、繰り返し。

この頃、元夫と彼女のメールでは、彼女が元夫の気持ちを確認する内容が増えます。


本当に愛してる?
信じていい?
嘘はない?

ハハ、嘘だらけの元夫を信じてるのね。
もうほんとくれてやるのに。。。
彼女とそんなやりとりを電話でした事もあります。

私の方が彼を幸せにできる!

と、断言されたので、どうぞどうぞと。

その頃元夫の携帯でやりとりしていた内容の中に気になる一文を見つけます。

「アパートのけんで ふどうさんからじっかにでんわあったらしいけど なにもないとおふくろにはつたえている。あぶなかった。しんぱいしなくていいよ。さっきふどうさんにれんらくして げつようびに やちんふりこみます」

注:初めて読まれる方に解説です。
元夫の不倫相手は、外国の方ゆえに、平仮名なのです。

元夫がアパートの家賃を払っていけるほどの
財力はなく、ゆえに借金して、、になるのですが、どうやらそれも底をつきはじめたようです。

当然です。

それよりも…

えっと、、、
義母さん、、グルですか???

そこは問い詰めて解約させるんじゃ無いんですか??

これらのやりとりは、後にまた携帯を没収した時に明らかになったのですが、元義母にとっては息子可愛い、ですよね。

気持ちわかります。私も息子可愛いですから。

その息子の緊急事態にもこれ幸いと彼女と連絡を取り合っていた父親失格のレベル感よ。
もうこれで充分です。

どうすれば離婚に持っていけるのか、ひとまず弁護士無料相談に行ってみる事にしました。

限られた30分でこれまでの経緯、今後の希望、一気に話せるだろうか。。。

整理しながら、時系列に大きな出来事のみメモに書いて、、、
仕事終わりに予約した時間にいざ出陣!

最初に相談した弁護士の先生は、50代と思しき男性の方で、私が差し出したA4サイズの"概要"を見ながらフンフンと話を聞いて、

「それで?どうしたいんですか?」

「元夫とは離婚します。元夫と彼女に慰謝料請求したいんです。」

「うーん、、相手のご主人から慰謝料請求されたらどうします? W不倫の場合、男性側、つまりあなたのご主人の方が分が悪いと思いますよ。」

「…その時はその時です!離婚すれば私には関係ない事ですから。」 

「それから、彼女の働き方ですけど、、おそらく毎月定額のお給料というわけではないですよね。慰謝料もお金の無いところからは請求できませんよ?」

「…? 慰謝料払う為に働いてもらいますよ!」

「…そんな、夜の飲み屋なんて、点々とするに決まってるじゃ無いですか。それに、、入国審査とか大丈夫な人かどうか。そもそも不法な場合は論外です」

「そんな…。不法かどうかは調べればわかると思いますけど? それに英会話の講師もやってるはずです!」

「それもアルバイトでしょ?先程から言ってるように正社員で毎月の定額の収入が無ければ、逃げられて終わりです。そしてご主人があなたに慰謝料払うっていっても、財源は同じでしょ?」

「あなたが労力をかけてやったところで、お金は入ってこない代わりに傷つくだけですよ。」

「わかりました!もういいです!」

話にならん!

女性ならこの悔しさわかってもらえるのでは?と今度は女性弁護士のところを探して相談に行きます。
2度目とあって、説明もスムーズです。

しかし、返ってきた言葉は1度目と同じように、

「相手のご主人から慰謝料請求されますよ?」
「無いところからは取れません」
「あなたが傷つくだけですよ」

つまり、元夫は、不倫するのに1番ていのいい相手を選んだということですか??

納得いかないっすよ!

もう慰謝料なんてどうでもいいわ。
とにかく離婚できれば御の字。

いよいよ決行する時がきたわ。

そう思って、私はこれまでの経緯を記録した資料をプリントアウトし、3部ずつセットしてある家に向かいました。

私の父、元夫の父にも話があるとそこへ呼び出して来てもらった先は、、、仲人の家。

仲人さんは義両親と親戚付き合いをしている夫妻で、私に入信を勧めた人でもありました。

そもそもその宗教に何を学んできたのよ⁉️と言いたいところですが、まぁそれは置いておいて。。。

仲人夫妻、父、義父を前に、一切合切ぶちまけました。

途中まで話したところで、義父が、

「もう、いいよ。話さなくていいよ。あいつ呼び出せ」

話を遮られ、あまりの出来事にため息をつく仲人夫妻。
私の父は怒りに口を真一文字にしたまま無言です。

こんな事に呼び出してすみません。
でもこれだけの仕打ちをされたので、内容を知ってもらった上で、、、
離婚したいです。

そういうと、仲人夫妻が最初に口を開きました。

仲人「大変だったねえ。しかしどうして。。。
あなたの気持ちはわかりました。
ただね、子供達が小さいからねぇ。。。
もう相手の人とは別れたんでしょ?」

父「おまえ1人で育てるのは大変だぞ。まだ小さいし。」

え、え、ちょっと待って、この流れ何?
今の私の話聞いてた?

すると、義父が突然立ち上がり、ソファの横にしゃがんだかと思うと、

「頼む!このとおりです。あいつのした事はしょうもない事で、離婚したいと思うのもわかるが、子供達がまだ小さいし、何とか許してやってくれないだろうか?」

そう言って、目の前で、、土下座したのです。

私は、謝って欲しくて、元夫に改心して欲しくて説得して欲しくて皆に説明した訳ではなくて、
ただ離婚離婚と喚いてるのではなくて、これだけの事があったのだから、離婚しますねの宣言のつもりだったのです。

離婚となった時、自分の父ならまだしも、義父や元夫寄りの仲人さんに、元夫の都合の良いように離婚原因が伝わってしまうのではないかと、それが嫌で自分の口で説明したかったのです。



嘘でしょー。。。

「あ、頭あげてください」

こんなセリフ、ドラマや映画じゃなくて、実生活で使うなんて考えてもないですよね。
モラ夫の何倍も輪をかけたモラ義父が私に頭を下げている。

そうこうしているところへ、仲人夫妻から呼び出された元夫も、仲人夫妻の家に到着。

部屋にいる全員から鋭い視線を浴びながら、元夫はバツの悪そうに突っ立っていて、

弁解の余地なく、
「彼女とは別れろ。まだ子供達小さいんだからしっかりと父親として自覚して、まずは仕事しっかりやれ!」

義父からの叱咤にハイっ!と太い低い声で返事する様は、親分の指示に従う子分の返事、まるでマル暴の映画さながら。

なんだか私の思いや意見、まったくかき消されてる感じですけど、

「私、やり直すつもり無いですよ?」
(その為に泳がせてたんですから。)

すると元夫が、
「あいつとは別れる。家に戻って来たい。子供達の父親としてまた頑張らせてくれ」

はぁ。。。
また私1人が意地を張ってる悪者のようになっていく。

5対1の多勢に無勢。

浮気は男の甲斐性、そんな時代の人々の前には、許さないと息巻く私の器が小さいだろう、、と。

まさかの思わぬ展開に更に元夫が続けます。

「実はあいつとは別れるつもりで話をしたら、"手術したんだから慰謝料払え"と脅されている。」

と、この期に及んでぶっとい矢を突き刺して来ました。

なんて日だ

続く…


手術の意味は察していただけるかと思います。
結局不貞行為の"証拠"は抑えられていなかったのですが、飛んで火に入る…カモがネギ…棚ぼた?自ら告白してくるとは。。。

見出し画像は当時のカレンダー。
子供達の行事に埋め尽くされるはずの可愛い表紙とは裏腹に、元夫のあれやこれやを記録する羽目に。。。
ほとんどのカレンダーは捨ててますが、これは証拠として保管。
そして、この年、私33歳。本厄でした。
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内容証明7

2024-01-30 21:30:00 | シングルマザー
現在は"元夫"ですが、当時はまだ辛うじて夫婦だった頃の話です。

元夫が度々外泊するな〜と思っていたら、借金して、彼女と住むアパートを契約していた。
という、結構大胆な?W不倫の真っ只中で、私の弟の結婚式参列の為、家族で沖縄に行く事になっていました。

元夫は行く気満々。

元夫と夫婦として参列するなんてあり得ない…無理無理!

でも子ども達も楽しみにしている。

私が我慢すれば良い話…の流れになり、致し方なく、予定通り5人分の荷物をキャリーに詰め込みます。

明日からいよいよ沖縄!という日、長男の様子がおかしい…。嫌な予感。。。

咳が続いていて、元気が無いと思ったら、やはり発熱。

げっ。
2泊3日沖縄なんですけど…

慌てて時計を見ると、17時40分。
まだ小児科間に合うかも!と下2人を実家に預け、その足で受診。

「風邪かな?抗生物質と整腸剤、解熱剤出しておきますね。」

先生はそういうと、解熱剤を少し多めに処方してくれました。

これは行ってはダメだというシグナルじゃないか?神様が息子を使ってメッセージを送ってくれたのではないか?

いろいろ考えましたが、5人分のキャンセル料や、披露宴会場の親族テーブルがガラ空きになる事を考えると、最悪初日の披露宴だけなんとか持ち堪えてくれ〜!という思いで、決行する事に。

私がバタバタしている頃、元夫はさも長期?出張から帰ってきたかの如く、"ただいま〜"とテンション高めに玄関ドアを開け、子ども達に歓迎されている。

この温度差よ。

翌日、長男の熱は37度台後半をマークしていて、相変わらずコンコンと渇いた咳をしていましたが、思ったより元気だったので予定通り決行。

わーい♪飛行機だ〜!と喜ぶ子ども達を見て私の気分も少し晴れました。

披露宴会場に着き、親族でワイワイしていると、新郎姿の弟が登場!
私を見るや否や、

「お姉ちゃん、どしたん!!痩せすぎやろ!」

予め準備していた披露宴用のワンピースがガバガバになっていて、余計にみすぼらしく見せていました。

「まぁ、ね、いろいろあってね。」

新婚さんには聞かせたくない話題だけに、多くを語らず。

ふと長男のおでこに手を当てると熱い。。。
持ってきていた体温計で測ると38.5を超えていて、あれ?熱が下がらず上がってる…
とりあえず解熱剤を飲ませると、ちょうど披露宴の時間帯に熱が下がり、お子様用のコース料理も綺麗に平らげていました。

即席夫婦で付いてきた元夫は、私の両親の前でも、兄弟の前でも特に悪びれた様子も見せず、沖縄の雰囲気を満喫しているようで、あちこちカメラに収めている。 

彼女との連絡用として持っていた携帯は、私に没収されていたので、自分の携帯から彼女に送るつもりなのか?

元夫が"もう一つの家"から戻ってきて以来、元夫の携帯に非通知のコールが度々かかってきていたのに気付いていましたが、せっかくの沖縄を嫌な思い出にしない為に、見て見ぬフリをしてグッと我慢していました。

披露宴も無事終わり、宿泊先のホテルへ移動、子ども達は綺麗なホテルにキャッキャ言ってます。

晩御飯はホテルの近くの居酒屋で沖縄料理を堪能…とはいえ、相手が相手なだけに、美味しかったとか、これが好きだったとかの感想を全く覚えていません。。。

はぁ、、疲れた。

明日は楽しみにしていた水族館です。
子ども達の事だけ考えて過ごそう。

ホテルに戻り子ども達も夢の中へ。

長男の様子はというと、かなりしんどそう。
熱を測ると40度になろうとしていました。

ホテルのフロントにアイスノンや氷嚢はあるか聞いてみると、

「救急車を呼びましょうか?」

…救急車?!

実はその前の年に次男が初めての喘息発作で呼吸困難になり、夜中に救急外来を受診した際、かなり重症で即入院となりました。
なぜ救急車を呼ばなかったのかと先生にも怒られ、その経緯もあって、迷わず、

「お願いします!!救急車お願いします!
でもホテルなのでご迷惑にならないようサイレンは無しで依頼お願いできますか?」

救急車のサイレンは緊急性周知の為に鳴らさないってNGらしいです。
実際どうだったのかは、ホテルの室内にいたので気付いてなかったのですが、到着まで10分ほどだったでしょうか。

私たちは、寝ている下2人の保護と、救急車で引率する保護者とどちらかに分担しなければなりません。

できるなら両方私が担当したい。その思いはとても強かったのですが、寝ている子達を起こすのは可哀想。
診断の結果次第ではどうなるかわからない。
そしてなにより、2歳の末っ子はやはり寝る時起きた時はママ!ママ!ママがいい〜!の時期なので、久々に帰ってきた父親がギャン泣きの娘をあやす事は不可能…

仕方なく、引率は元夫に任せる事に。 

お薬手帳、保険証、乳幼児医療証、そして念の為に持ってきていた母子手帳を元夫に託し、

「いい?病院着いたら先生にこう言って!"解熱剤で下がっても発熱を繰り返しているので、抗生剤が効いてないと思います。咳が目立つようになったので、肺のレントゲン撮ってください。そして、診断薬の検査をお願いします"って。」

心許なかったので(そもそも信用できない…)ホテルに備え付けられていたメモに書いて元夫に渡しました。

病院に着いたであろう元夫からの連絡をひたすら待ち、、、

やっとかかってきた!ということで、病名は…

「マイコプラズマ?肺炎?らしい。感染するから本当は入院した方が良いらしいけど、旅行中という事で、ホテルでおとなしく過ごすようにって。できれば兄弟とは隔離してって。」

がーーーん

隔離って…ワンルームの小さなホテルの一室です。。。

とりあえず病名がわかってホッとしました。

ほどなくして長男と元夫がホテルに帰ってきて、

「夜中にご苦労様、ありがとう」

私1人では無理だったと思うと、少なからず元夫が同行した事には意味があったのか、と素直に感謝してました。

元夫も疲れたのか、長男と共にすぐに就寝。

…と、そこへきてまた携帯の非通知コール…

まさか、こんな真夜中に、息子の緊急搬送という事態に、そんな最中にやりとりしてたなんて、、無いよね、、、

非通知コールは鳴り止みません。
思わず手に取り、通話ボタンを押しました。

私「………」

相手「もしもし?もしもし?…あ、、」

元夫では無いとわかったのか、すぐにプチっと切れました。

はぁ、、、この高イビキかいている元夫のクビ締めたろか。

電話の声の主は、紛れもなく例の彼女。
それまでも何度も電話で話していたので間違いありません。

どこまでも逆に裏切らないダメ夫。

翌日はせっかくだからと少しランクアップしたホテルを予約していて、そこでのブッフェやプールも楽しみの一つでした…が、持参した水着も使わず、ホテルの室内でコンビニ弁当を食べ、、これでは下2人も退屈だろうとせめてこれぐらいは許して…とホテルのプライベートビーチを散歩。

その時の3人の子ども達。



隔離するにも状況的にできなかった3日間でしたが、下2人にうつることもなく、無事帰路に着く事ができました。

途中立ち寄ったお土産屋さんで購入した海葡萄。義両親へのお土産のはずが、まさか彼女の手に渡るとは。。。
支払いはもちろん、、、私。


続く…

さぁいよいよ佳境です。
この沖縄の苦々しい思い出を払拭するべく!元夫抜きでいつかまた4人で沖縄リベンジしようと固く誓い、機は熟したとばかりに行動に出ます。
行く末をどうぞ見守ってください
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内容証明6

2024-01-29 21:55:00 | シングルマザー
内容証明というタイトルで書き出したものの、いったいあとどれくらいのシリーズとなるでしょうか。。。

だいぶ端折って書いてるつもりなんですけどね。

不倫を経験された方なら耳にした事があるかもしれませんが、不倫用語というものがあります。

サレ妻、サレ夫、シタ夫、シタ妻、間男、間女、サレラリ期、脳内お花畑、フラバ(フラッシュバック)、再構築…etc.

元夫の携帯メールのやり取りを時系列にPCに書き出す作業は、まさに"サレラリ期"で、子育てしながら、仕事しながら、夜な夜な目は爛々と見開き、覚醒しながら打ち込んでいたと思います。

食欲は無いし、体重は下降の一途だし、それでいて出勤すると、スパッと切り替えて仕事に没頭できるので、当時は随分と仕事に助けられました。
夫の不倫で食欲無いんですなんて、口が裂けても言いたくないじゃないですか。
哀れなサレ妻で同情されるなんてまっぴらごめんです。

ただ、唯一、とても親しい会社の先輩にだけプライドもかなぐり捨てて、実情を聞いてもらい、吐き出す事でどうにか自分を保つ事ができていました。

不倫に限らず、悩みを誰かに聞いてもらう事、解決法はわからなくとも、今起こっている事、感じている事を吐き出す機会はとても重要だと思います。

ブログもそんなツールの一つかもしれませんね。

少し話が逸れましたが、続きです…

彼女との連絡専用の携帯を手にした事で、内容を知られてしまう→弁解の余地無し→当然のことながら追い出されますよね。

元夫は抵抗するどころか、彼女との愛の巣があるので、行き先に困る事もなく、これ幸いと出て行きます。

元夫の携帯メールの内容は、5分おきに愛してる だの、今何してる?だのと脳内お花畑の典型的なやり取りが続き…

ほんと、仕事してないやん。。。

文字に起こしながら呆れていると、その次のやり取りで、烈火の如く、怒りは頂点に。

その日は元夫に子守を頼んで私が学童の話し合いに行っていた日。話し合いは夜22時を過ぎ、クタクタでした。

「いまついたよ。こうえんのパーキングにいるよ」

「まってて♪」

「こどもたちがねむたいっていってるから さきにかえるね。愛してる

なんと、てっきり子ども達を寝かしつけているだろうと思っていたら、彼女と会う為に3人共連れて出かけていた。。。

そして、次の彼女のターン…

「もうかえるの?◯◯(長男)みてない…」



はっ!!
はーーーーっ??

◯◯見てないって、、下の2人は会ったことあるんかい!!!!

落ち着け、落ち着け、と言い聞かせて、深く深呼吸して、、、
次男を呼びました。

ひょこひょこと現れた次男、当時4歳です。
私の元へ来るや否や、

「あ、パパの携帯やん!」

「………次男くん、この携帯パパのって知ってるの?」

「うん。いつもパパが持ってるやん」

はぁ。。。私のいない所では堂々と持ち歩いていたわけね。

「次男くんさぁ、この前パパと公園行ったでしょ?あーちゃんも一緒に。」

そう、あれは長男と私が学童の行事に出席していた土曜日、下2人を元夫が公園に連れて行ってくれた…と思っていた日。

「公園でパパは誰かとお話ししてた?」

「うん。してたよ。女の人と。」

「…そう。それで次男くんもその人とお話ししたの?」

自分の声が震えているのに気づいていました。

「うん。ちゃんと"こんにちは"ってご挨拶したよ」

「そう、、偉かったね。あーちゃんもお話しできたかな?」


「わからん」

そうだよね、あーちゃんの事まで覚えてないよね。。。

でも、公園で彼女と待ち合わせていたのは事実。

"眠いから帰りたい"と子ども達の誰が言ったかは定かではありませんが、下2人は眠たかったら車の中で寝ていたはず。
ちゃんと言えたのは恐らく長男。

きっと長男は何かを察知していたに違いない。。。

元夫が出て行ってからは、イライラの元凶が居なくなった分、少しだけ平穏な日々を取り戻しつつありました。

これだけの証拠で十分じゃない?と思いつつ、まだやらなければならない事が残っています。

元夫のもう一つの家を確かめる事。
彼女と一緒に住んでいるという事実。

行くべきか、知らない方がいいか、、随分迷いました。

でも、ふと、今日だったら少し早く早退できるかも?という日ができてしまったのです。
予定より早く業務の目処が立ち、悩むより先に"急用で早退します"、と上司に告げていました。

当時の携帯にはGoogleマップ等地図アプリなどなく、会社にあるゼンリン地図で大まかなエリアを頭に入れて、あとは最寄り駅の地図と住所の札を見ながら、探偵ごっこです。

アパートは元夫の会社の近くで、そう迷わずに特定でき、元夫や彼女と鉢合わせにならないようにドキドキしながらアパートの前を2、3往復してみました。

どうやら大丈夫そうだという事で、、、
事実確認へと作業を進めます。

古いアパートで良かったところ、、
郵便ポストはダイヤル式でも何でもなく、誰でも開けられるタイプのものでした。

つまみを上に引き上げてみると、何通かの郵便物が投函されていて、元夫宛のものと彼女宛のもの。

ようやく彼女の本名がここで判明します。

メールでは愛称で呼び合っていたので、フルネームを知る事ができた事は大きな収穫となり、その郵便物の差出人が英会話教室だった事から、どうやら英会話の講師をしている事は事実だと言う事がわかりました。

同じ住所に2人宛の郵便物が届く=同棲している。

この事実でもう十分。
そう思って写メを撮り、なんで私はこんな街を歩いているんだ、と虚しくなる中で、元夫に電話をかけました。

誰からの連絡を待っていたのかわかりませんが、ワンコールもせずに元夫が電話に出ました。

「今◯◯駅前にあるマックにいるの。
出てこられる?」

「なんでそんなとこに?」

「わかるでしょ?出てこられるの?」

元夫は会社にいたようで、10分ほどしてマックでアイスコーヒーを飲んでいた私の前に現れました。

私「びっくりしたわ。いつから一夫多妻制?もう一つ家族あったのね。無理して続ける必要ないからこっちに完全に引っ越したら?」

「待てって。もう終わるって。ごめんって。」

「何が?私が来なかったらずっと続けてたでしょ?離婚届書いてね。子ども達には会わせないから。そっちの子ども大事にしたら?」

そう、メールのやり取りから、彼女が既婚者である事、2人の娘さん(当時13歳と11歳)がいる事がわかっていました。W不倫だったんです。
ついでに、メインは夜のお仕事で、元夫が夜の仕事は辞めてくれ、一緒に仕事探そう発言もしてました。

故に、、私と離婚したからといって彼女と一緒になれるかと言うと、そう簡単ではないのもわかっていました。

そうは問屋が卸すまい。
マックでのやり取りは段々とヒートアップし、

「なんするとや!!」

気づいたら私、アイスコーヒーを元夫にぶちまけていました。
「二度と帰って来るな!!」

すかさず店員さんがどうされました??と台拭きをもって駆け寄ってきました。

「お騒がせして申し訳ありませんでした。もう帰りますので、、すみません。」

これもね、冬なら濡れて冷たかろうにとちょっとは思ったかもしれませんが、幸い初夏ですから。。。

「おい!待てって!!沖縄!結婚式どうするとや!!」

背後に元夫の声を聞きながら、びしょ濡れの元夫も駅まで追いかけて来る事もなく。。。

なぜにこのタイミングだったのだ、と何度もため息をついて頭を悩ませていたのは、その翌週末、私の弟が赴任先の沖縄で結婚式を挙げる事になっていたのです。

新婦となる彼女は沖縄出身、家族も親戚も沖縄。弟とは、職場恋愛にて、それぞれの上司も同僚も沖縄在住。となれば、式も披露宴も必然的に沖縄開催。。。

半年前から挙式の日も決まっていたので早割で家族分のエアチケットを予約していました。もちろん元夫の分も。

子ども達は初めての飛行機!沖縄!とはしゃぎまくって、海で泳げるかな?美ら海水族館に行きたい!と指折り数えて楽しみにしていました。

弟には申し訳ないけど、仕事とかなんとか欠席の理由なんてどうとでも都合つけれるじゃん。席もうまくずらせば目立たないでしょ。

当然元夫を一緒に参加させるつもりは毛頭ありませんでしたし、この期に及んで沖縄に行く気でいた元夫の心境が全く理解できませんでした。

が、、、後にわかりますが、元夫、モラ夫なので、楽しみ事は基本自分主体なのです。
つまり、それとこれは別物。状況は二の次、俺様は沖縄行きたーい!が先に立つのです。

私の母からも、1人で3人連れて行くのは大変だし、旅行がきっかけになって改心するかもしれないよ?と諭され、そんな事はないとわかっていましたが、両親・弟の為に、祝い事に穴を開けない為に、、、

ここは片目…いや両目つむって元夫も一緒に沖縄に行く事になりました。

これがまた一波乱を生むのです。

続く…


テレビ番組やドラマで、彼氏彼女のスマホを覗き見るような話や設定がありますが、
断言できます。

彼氏彼女のスマホを覗き見る行為は、百害あって一利なしです。

仮に何も出てこなくても、信頼を裏切るという大きな損失に繋がります。

とはいえ、最近はSNSの裏アカや良いねで繋がる時代なので相手のスマホを覗かなくとも、サーチできてしまうのかもしれませんね。

相手に疑われるような事、心配をかけるような事をしない事が1番!

見出し画像は越冬する水鳥たち。
こちらはのどかな時が流れています。。。

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内容証明5

2024-01-27 20:09:00 | シングルマザー
元夫が彼女との連絡用として契約していた携帯を、私に見つかるまいとして、必死に抵抗した結果、

元夫はジャンパーの中に隠し持って家の外へ飛び出して、、、

私は元夫を追いかける…かと思いきや、速攻で鍵を閉めました

えっと、補足しておくと、元夫、着替えている途中で私のガサ入れに直面したので、Tシャツにパンイチ姿です。

そんな姿ではどこへも行けませんものね。

「開けろ!!」

「隠してるものだしなさいよ!そしたら開けるわ!」

「なんも隠してねーわ!」

「じゃぁなんでジャンパー持って逃げるのよ!」

元夫は裏口から庭へ周り、リビング側の雨戸に向かって何やら投げつけて開けろアピールをしていました。

ったく、近所迷惑な。。。

思わず実家の母へ電話して、何か持って外に逃げたけど、外でワーワー喚いてる、閉め出したけどどうしよう?と相談すると、

「みっともないから家に入れなさい」

「だってまだ隠してる物出さないもん」

「外で叫んでるんでしょ?」

仕方なく元夫を家に入れる。 

ジャンパーだけをブランとぶら下げて、何も隠してなかった風を装っている。

と、その頃車で10分程の距離に住む実家の母も駆けつけてくれて、何があったの?と元夫に話を聞いている。

その間に私は元夫が隠したであろうブツを探し出す為に懐中電灯を持って勝手口から庭に周り、こんな暗闇で見つかりっこないし、とイライラしていると、、、

見つけちゃったのですよ。ブツを。
こんなところに入れますか?

元夫が携帯を隠していた場所。

我が家はお隣さんと段差があり、境界が土止め用のブロック塀になっていて、排水口のパイプが数箇所設置されていました。

そのパイプの排水口の入り口に、、
差し込まれていたのです。

イメージ、伝わりますか?
こんなやつです。




悲しいかな、こうやって、十中八九ゴミが詰められています。





隠す方も隠す方ですが、見つけた私も私。
手に取ると、折り畳まれた裏側には熱々ガッツリチューのプリクラが貼られていて、
さぁ中身を拝見、と思った瞬間、元夫が取り上げて、また真ん中からパッキン!!

「あー!!やめてよ!!」

元夫から再び奪い返すと、携帯はかろうじて線一本で繋がった状態になり、母に説得された元夫も観念したようでした。

携帯が線一本で繋がっていた事で、微妙な感度で繋がる角度を見つけだし、幸いにも⁈メールの中身や写真画像を見る事ができました。

それからはメールの送受信で会話の履歴を辿り、記録し、怒りに震えるという作業が待っていました。

今の時代のLINEのように、やりとりが1画面で成り立てばどんなに楽か…
頭の中で時系列に並べながら、なんと面倒くさい。

これも、離婚する為だ、、そう言い聞かせてものすごいテンションで作業していたと思います。

その頃ただならぬ雰囲気を感じ取っていた当時7歳の長男がボソっと呟きました。

「お母さん、お父さんいない方が元気になる?」

続く。。。


夫婦喧嘩を子供に見せまいと努力したくても、子供が寝静まるのを待っていたら、いつまでも物事は進展せず、後半はあたり構わず言い合いをしていたと思います。
子供の事も配慮できない未熟な、ダメな母親という意味では、元夫と同じ穴のムジナだったのかもしれません。反省。。。

梅のつぼみもほころび始めました。
もうすぐ立春ですものね。





コメント (2)
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