goo blog サービス終了のお知らせ 

カイくんと、日々~想う

日々の自然な姿を前向きに発信します。
散歩に写真に思い出すこといっぱい!

運動会の歌

2007-10-12 | 思い出すこと
明日は、娘の幼稚園の運動会だ。 また、去年と同じく、バタバタと落ち着かない一日になるんだろうなァ。 カメラやビデオ、親御さんたちの必死の姿を見られるだろう。 僕は一歩下がって、その状況を客観的に観察しておこう。 落ち着いて、ゆっくりと、楽しもうと思う。 さて、僕が小学校の頃、運動会では必ず、始めと終わりに、 運動会の歌を全校合唱したものだ。 この歌、全国的なものかと思っていたら、 最近になっ . . . 本文を読む

921

2007-09-21 | 思い出すこと
電話の着信音が鳴った。 浅い眠りに慣らされていた僕達は、すぐに飛び起きた。 枕元の時計で、時間を確認すると、深夜の2時半を過ぎていた。 電話の子機を手にとるまで、数秒間のためらいがあった。 「とうとう、来たか…」という想いが、頭の中で駆けめぐった。 子機を耳にあて、「はい」と僕は言った。 電話をかけてきたのは、予想どおり、父だった。 「あの…、もう、時間の問題らしいから、会うなら早く来い」 搾り . . . 本文を読む

仮想的優位

2007-07-22 | 思い出すこと
「回遊の連鎖」から続く、 「おい~、まさか?お前、僕の名前を出してないやろな~」 僕は、Tに確認した。 「…大丈夫やと、思うよ…お前の名前は出さなかったよ」 どうやら、僕が危惧したことは、杞憂だったようだ。 「そうか?それなら、安心やけど…。ところで、何冊ぐらい足らんのかな?」 「う~ん、そうやな~、ツレがいうのに、2冊ほど回収不能で、  返ってきてないということや。すまんなぁ~…」 「2冊 . . . 本文を読む

回遊の連鎖

2007-07-21 | 思い出すこと
「虹彩の煌めき」から続く、 Hが僕に無理やり預けていった、20数冊の「エ○本」群、 その固まりが入ったバッグを、Tは喜んで持って帰ってくれた。 (…よっ!しゃあ~っ!~…~…!) 僕が預かった時間は、わずか数時間だった。 「…あぁ!助かった~!…」 重苦しかった気持ちは、軽くなった。 僕の、この行い…、もし…、 「ワイセツ物貸与罪」というものがあれば、それに該当するかもしれない。 …と、なると . . . 本文を読む

虹彩の煌めき

2007-07-18 | 思い出すこと
「従順な救世主」から続く、 「なあ、コレ!ちょっと、貸してくれへんかなぁ~~」 Tの口から出てきた言葉に、 僕は「やった!」と心の中で“バンザイ”をした。 「…なんという、絶妙のタイミングで、ここに来てくれたんや!…」 僕はTの存在をありがたく感じた。 「ええで~、持っていってよ!」 「ほんまか~、ええんかぁ~~?じゃあ、好きなの、借りていっていい?」 「おい!選ばんかてええ!カバンごと、全 . . . 本文を読む

従順な救世主

2007-07-17 | 思い出すこと
「迷走する想い」から続く…、 「こんにちは~~」 階段を上って、部屋に入ってきたのは、同級生のT君(以下Tと言う)であった。 TもHと同じく、高校の同級生。Tのプロフィールを紹介すると、 学業の点では、数学など理数系は得意だが、英語は“すっとこ”できない。 3年生になったとき、長男である家業の工務店を継ぐため、 専門学校への進学を早々に決めた。 性格はいたって穏やかの、のんびり屋タイプ、 Hの . . . 本文を読む

迷走する想い

2007-07-16 | 思い出すこと
「夏の委託品」から続く…、 部屋の隅に置かれたバック、中には、20数冊の「エ○本」が入ってる。 「難儀な、預かりモノや~…」僕は、心の中でつぶやいた。 そして、引き続いて、瞑想が頭のなかにうずまく。 「その辺に、簡単に置いとけるモノでなし…」 「捨ててしまえるわけでなし…」 「いっそのこと、ウチの家族の前で、暴露してやろうか…?」 「そうすると、学業優秀Hのことは、逆センセーショナルに~…!」 . . . 本文を読む

夏の委託品

2007-07-15 | 思い出すこと
「青春の心理戦」から続く…、 「まあ、何はどうであれ、お前しか頼める者は、いてないんや~」 「預かってくれるよな~…」とHは、幾分、低姿勢で懇願したが、 彼の性格上、強引に置いていくだろう。 頼まれると、断りきれない僕も、 「困ったな~、(ふすま隔てた)隣には、弟(当時中学2年生)がおるし~」 と抵抗するが、ほぼ受託させられた気分である。 しばし、困惑気味に口を閉ざしていると、 「もう!コレの . . . 本文を読む

青春の心理戦

2007-07-14 | 思い出すこと
「夏休みは…天王山?」から続く…、 前回表題のとおり、受験生にとっての「夏休み」は重大局面。 その過ごし方が、受験本番の結果を左右する。 しっかりと集中して、勉学にいそしまなければならない大切な期間。 あぁ~、それなのに、それなのに…。 「夏休み」の序盤戦、その昼間に、突然やってきた、同級生のH。 彼の担いできた、大型ショルダーバックから、やにわに取り出された代物。 それは…、 「預かって欲 . . . 本文を読む

夏休みは…天王山?

2007-07-09 | 思い出すこと
「夏が来れば、思い出す~」こと…いと多し。 だから、…ということで、ひとつ…ばかり、お話を。 「中~途半端!やなあ~!」で、移り気の私、しばし、お付き合いを… 大学受験生にとって、「夏休み」は「天王山」だという。 それは、僕が、高校三年生、 「夏休み」が始まって間もない、7月の下旬だった。 昼食をとって、2階にある自分の部屋で休んでいたところ、 階段を誰かが上がってくる。 「せっかく、昼寝し . . . 本文を読む