今週末は土日ともに、いい天気。
なんだった…けど、ゆったりした休息の時間を過ごした。
先週の日曜日は、大和路を近鉄桜井駅から、再び歩いてきた。
桜井駅からバスに乗って、多武峰(とうのみね)まで行く。
歴史の授業で習う、飛鳥時代の「大化の改新」は西暦645年、
その藤原鎌足を祭った「談山神社」を起点とし、明日香村へと歩いていった。
この「多武 . . . 本文を読む
昨日の休日はゆっくりと、録画していたテレビドラマ「時間の習俗」を見た。
原作が松本清張、「点と線」の続編として、
小説は昭和37年作だが、ドラマは現代風にアレンジされていた。
神奈川と福岡で起こった連続殺人を結ぶ。
事件を追う、警視庁の三原警部補には内野聖陽、福岡県警の鳥飼刑事を津川雅彦が演じる。
三原警部補はある一人の人物を容疑者として執拗に追いかける。
この執拗さは小説と同じ。
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波の塔
2012-06-24 | 読書
今日は家の中でひとりきり。
なんと、ゆったり時間が流れているのだろう。
昨晩に録画していたテレビドラマ松本清張の「波の塔」を観る。
再読するぐらいお気に入りの小説である。
また読みたくなった。なんだろう、懐かしい昭和の時代。
運命に導かれた男女の悲恋物語。
ところどころに散りばめられた旅情風景が鮮やかで。
人物の心象がいじらしいし、心苦しい。
「何もかも破壊して突き進みたい心と、そ . . . 本文を読む
日曜日の今日、天気はいまいち。
こたつに入って本を読む。
読んでる本は「大誘拐」に続いて、天藤真の「陽気な容疑者たち」
角川文庫版は261ページ。
暖かくなり、気持ちいいから、ウトウト眠くなる。
幸せに、安逸を貪る時間。
ちょっと寝ては、また続きを読む。
今185ページまできた。
100ページをきると、最後までいけそう。
今日中に一冊読破できるか?
こうして二日の休みが過ぎていった。
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大誘拐
2008-11-16 | 読書
天藤真「大誘拐」を本日読了した。
角川文庫版の428ページは11月4日から読み始めた。
通勤の電車内でのパラパラ読みはスローペースで、読了に今日までかかった。
この小説を読むのは3度目だと思う。
初めて読んだのが、高校1年生の夏休みだった。
夕刻だった、地元の本屋で立ち読みしながら、ぶらぶらしていたら、
高校の同級生がやってきて、
「この本、おもしろいから、だまされたと思って読んでみろよ」
と薦 . . . 本文を読む
影の告発
2008-11-01 | 読書
私は今日から3連休です。
娘には幼稚園がありました。
朝の9時に散髪の予約で出かけました。
いいお天気だったですね~。
なんのストレスも感じない日だったです。
読みかけていた推理小説、土屋隆夫氏の「影の告発」を読了しました。
最終項に近づいてやっと題目の意味がわかりました。
昭和30年代の作品、
混み合ったエレベーターの中で行われる殺人事件。
真相を追う検事と刑事たち。
被害者の過去が遡られ . . . 本文を読む
秋雨前線
2008-10-05 | 読書
雨の降る日曜日です。
寂寥感につつまれる秋の雨は明日も降り続くようです。
そういうわけで、
休日、宮本輝氏の「錦繍」を読み返しました。
モーツァルトの曲をBGMにして、小説の世界に浸りました。
時おり、ウトウトしていましたが、今日一日で読んでしまいました。
またまた…再び、せつない気持ちになりました。
最近の心中に澱んでいたものが、幾分か浄化されました。
どちらも別れたくなかったのに(別れて . . . 本文を読む
今月に入って推理小説ばかり読んでいます。
土屋隆夫氏の長編を3冊です。
「盲目の鴉」は文学的な叙情が好きで、時おり再読したくなります。
「物狂い」は地方新聞に載った幽霊騒動というあらすじが気に入って読みました。
そして今日は「赤の組曲」を読破しました。
「赤」とは、なるほど、そう来たか。
読破感でストレス解消です。
パソコンに向う時間と読書時間は反比例しますね。
読書に耽る秋になるの . . . 本文を読む
雑誌「一個人」3月号の記事に、「大人の読書案内」として、
「人生、最高に面白い本」という題名があった。
そのなかで、現代人気作家12人が、究極の3冊をお勧めしている。
たとえば、筒井康隆さんなら、
「イプセン集」 ヘンリック・イプセン
「ドン・キホーテ」 ミゲル・デ・セルバンテス
「カラマーゾフの兄弟」 ドストエフスキー
また、石田衣良さんなら、
「眠れる美女」 川端康成
「石の血脈 . . . 本文を読む
たった今、
貴志祐介氏の「天使の囀(さえず)り」を読み終わった。
ひと言、「うなった!」。。。「ウー~ウー~」
ハラハラして、頭がクルクル回ってるよ~~。
文庫本は516ページ。
通勤電車内と、昼休みなどを利用して、読みましたよ。
文庫本の紹介文は…
北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。
恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、
新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは . . . 本文を読む