東京育伸会講師ブログ

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高校生塾内テストを受けて

2016-04-19 | 教務

大山です.

 

先日実施した大学受験生の塾内テストの結果を見させていただきました.

テストはセンター試験レベルのマーク模試です.

結果は,全体的に勉強量が上手く点数に伝わっていないなぁという印象でしたが,テストを受けた生徒の感想を聞いてみると,

 

「最近勉強してなかったから仕方ない」

「時間切れになってしまったので仕方ない,時間制限がなければもう少し解けた」

「自分ではもう少しできたと思ったのに全然得点できていない」

 

といった感じでした.

正直こういった感想が出てくる時点で認識が甘いのかなと思います.

まず,もうすでにセンター試験まで9ヶ月しか残されていないのに最近その範囲を勉強してなかったからできないというのは論外.

そもそも塾内テストがあることの告知は前から受けていたにも関わらず対策を打たない時点で受験生失格です.

次に,時間切れになったという言い訳.それを口にしていいのは8割以上取れてからです.

今回英語,数2などは5割程度しか取れていませんでした.この結果は時間以前の問題.

そもそも数学であれば時間制限がなければ満点を取れて当たり前なのがセンター試験.ここがスタートラインです.

仮に試験時間中悩まずに目一杯解いたけど半分しか解き終わらなかったのであれば,それは理解しているとは言えません.

2分で解ける問題に10分かかったら,それはセンターにおいてできないのと同じことです.

目標は悩まず手がずっと動いていて,時間いっぱい使って,それでもギリギリ終わるか終わらないか,のレベルに仕上げることです.

 

最後に,自分の手応えと得点にギャップがあるというもの.

これは特に注意が必要です.勉強もしっかりしているし,テストにも真剣に取り組んでいて,手応えもあるのに,なぜか点数に結びつかない.

こういった人は,間違えた問題に対し,自分はこういう根拠で解答したが,そのここの部分が間違えていて,本来はここを根拠にこの正答を導くべきだった,と1つ1つ丁寧に修正していく必要があります.

点数にならないのには必ず理由があります.そこを曖昧なままにせず,自分の抜け,勘違いを明らかにするのがとても大事です.

 

今回の結果を受けて,何か手を打たねばと感じた人,すぐ行動に移してください.

何かあれば相談に来るように.