東京育伸会講師ブログ

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論理力を鍛えよう(1)

2016-06-03 | 教務

こんにちは杉谷です

今日は前回書いた論理力について、その鍛え方を書いていきたいと思います

論理力には大きく分けて2つの力があると思います
「読む力」と「書く力」です
この2つには論理を分解していくという方向性と論理を構築していくという方向性における違いがあります

今回はそのうちの「読む力」についてです
読む力というと机に座って文章を読むという勉強を想像しがちですが
実は街中を歩きながらでも簡単にこの読む力をつける方法があります

それは「なぜ?」という疑問を投げかける
という方法です

例えば、電車に乗っていて優先席があったとします
そこでなぜ優先席があるのか考えてみると
それはお年寄りや妊婦さんといった社会的に弱い人たちに配慮するためだとすぐにわかると思います

それではなぜ社会的に弱い人たちに配慮しなければならないのでしょう
これには
社会的弱者を守ろうという社会的な規範がある
全員から等しく料金を徴収しているため全員の幸福度を上げる必要がある
企業のイメージアップをはかる
等の理由が考えられると思います

ではなぜ社会的弱者を守ろうという社会的な規範があるのか
なぜ全員から料金を徴収すると全員に配慮しなければならないのか
なぜ企業はイメージアップをはからなければならないのか
という次の次元での疑問になります

そうやってある事象から論理的につなげていくこと
なぜをキーワードに論理関係を読み解いていくこと
それが読む力を鍛えることになります

実際東大生の多くは何か不思議なこと、面白いことを見ると
すごい!!ではなくなぜ??と考えるというのを聞いたことがあります

読む力を鍛えるためにはまずなぜと考える
これは小さなお子さんでも出来ることなので親子の会話の中で簡単なことでも
なんでだと思う?と聞いてみるのも論理的な力を育てることになると思います

またこういう思考をしているとそのうち自分の知らないことにぶつかります

例えば今の例なら
なぜ社会的弱者を守らなければならないという規範があるのか
という疑問は世界史や倫理の中で出てくるような知識が無ければ分からないでしょう

このように疑問を持ったことを深堀りしてその知識をつける
そうやって自ら興味をもって学習すること
それが本当の勉強なんだと思います

自分も国語の授業、特に中学生の授業では世界のこと等を話して
興味をもってニュースを見たり、なぜ?と考える癖をつけてもらえるようにしています

皆さんも身の回りのこと
不思議なことになぜ?と考えてみましょう

杉谷

自習の質

2016-06-03 | 大学受験
こんにちは

軽度の5月病だった福村です

大学生活があまり楽しくない、受験期の方が目標があって充実してたなぁとしみじみ思う、そんな5月病でした



さて、今日は”自習の質”というテーマで書いていきます



さっそくですが受験の合否は何によって決まると思いますか?

学習環境や使用教材、通っている学校や塾などいろいろ思い浮かぶでしょう


いろんな意見がありますが個人的には、自習の質が受験の合否を左右すると思います



これは東京育伸会の塾長に教えてもらったことです


私は自習の際に、ついつい好きな科目をやってしまう傾向があり、その度に塾長に

「もー、またその教科やってる」

と声をかけてもらってました


私の場合、このように無意識のうちに自習勉強でやる教科が偏ってしまうことがありました


自習は自分以外の誰かに見てもらわないと気づけないことが多くあります

例えば

ダラダラ時間をかけてやらずに
ちゃんと時間を設定して問題を解き始めるとか


基礎問題ばかりで応用問題をやらずに
成長した気になっていたりとか

いろいろあるものなんです




受験において最も自習の時間が多いのですから

質の良い自習をすること心がけるといいと思います!!


なので家で自習するのと塾にきて自習することは同じではないんです

塾で自習していれば講師の方々や塾長がなにかアドバイスしてくれるはずです

それに誘惑も減るのでなお良しですね!笑



夏にむけて6月も勉強がんばっていきましょう!