東京育伸会講師ブログ

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講師が交代で更新していきます!!

自習管理と自己管理

2016-06-20 | 教務

お久しぶりです、杉谷です

先週はそれぞれの講師が自習について書いてくれていましたが
自分も少し遅れてその流れに乗ろうと思います

自分も矢澤講師と同様に学習管理ノートを付けていました

そこで先週少し気になってノートを覗いてみたのですが
一日ごとに細かい記録、そして気付いたことやこれからに向けてのワンポイントコメントと
正直自分はそこまで記録を細かくつけるタイプではなかったので感動しました

生徒の皆さんは一度このノートを見てみて欲しいと思います

その中で、あ、これは自分と同じだなと思ったポイントがありました
それは
自分を叱咤激励する言葉の数々です

「こんなんで間違えてたら絶対合格は無理」
「凡ミスも実力のうち」
「この1か月頑張れなかったら一生頑張れない」等

そのときの現状に対して素直にそして厳しくコメントを書いていました

今思うとこれには2つの重要なことがあると思います
1つは自分の点数や勉強を真摯に受け止めてその改善を考えられること
もう1つは受験に対しての自分の本気度を自問自答し続けられることです

まず前者は
テストや毎日の学習で自分の間違えたポイントを明確にするということが
このようなコメントを書く出発点になります
ここが把握できていない、又は漠然と勉強してしまっている人には
自分がどうすれば点数が上がるか、どこでミスをしているのかわかりません
このような改善すべきポイントを考えることなしにはこのようなコメントは書けないと思います
またこのようなポイントが意識できている人は「塗り絵」のような感覚で勉強を進めることができ
結果、点数が取れるようになると思います

次に後者は
コメントが「厳しい」ということがポイントであるように感じます
自分が真剣に合格したい、点数を上げたいと思っていなければ
「厳しい」コメントというのは自分では書けないと思います
自分も何度も結果が思うように出ない時苦しい思いをしましたが
そこでくじけないこと
むしろ自分自身を罵倒するようなコメントを書くことで
自分は本当に合格したいのか、そのためなら何でもできるのか
という自問自答をすることで
受験に対して真の意味の「本気で」取り組むことが出来たように感じます

以上のような理由でこのようなコメントには意味があり
生徒の皆さんにもおすすめできるものだと思います

土曜日には塾内テストがありましたね
出来た出来なかったという結果は正直どうでも良いです
一番肝心なのは
なぜできなかったのかを考えて改善できるか
そしてそれをやり遂げる覚悟があるか
その2点だと思います

生徒の皆さんのより一層の奮起を期待します

授業の活用

2016-06-20 | 大学受験
大山です,こんにちは.
先週は自習の話をしたので,今回は(特に塾での)授業の受け方について書こうと思います.
先に結論を言うと,「聞く」ことを大切にしてほしい,という話です.

大学入試を控えた受験生たちは数ヶ月前と比べてかなり勉強の要領がよくなってきています.
以前は完全な受身で指示されるまで何もせず,指示されてから渋々行動するような状態でしたが,最近では自分でどんどん問題を解きすすめ,分からないところを質問するようになりました.
これは成長ですね.

しかし,最近はこの成長による弊害が授業中に現れているように感じます.例えば数学の授業では,
"指示された問題を解き,分からないところを質問し,解けると次の問題に取り掛かる"
基本これを繰り返すわけですが,最近自分が解けた問題の解説を聞こうとしない人が増えました.
さらに悪い場合は,自分で解けなかったのに,解説を見て理解し(た気になっ)て次の問題に進み,解説を聞かない人もいます.

これは,要するに授業中に自習をしている状態で,はっきり言ってものすごく効率が悪いです.
解説を見て重要なポイントを全て理解できるならいいですが,それができるならそもそも授業に出る必要はないし,できていないから何度解いても間違えるんです.

言われた問題集を何周もしているのに解けるようにならないという人がいますが,多くは解説を見て分かった気になってしまうからだと思います.
それを矯正するのが授業です.

解説では,分かった気になっていそうな点,特に注意してほしい点,考え方などを強調して話しています.
皆さんが5回問題を解いてやっと意識できるようなことまで話してるつもりです.それを聞かずに勝手に自習を授業中に進めるのは本当に時間の無駄です.

授業で一番大事なのは,講師が話していることをよく聞いて理解することだと思います.例えば熱心に板書をとって話を聞かないのもダメです.

念をおしますが,授業中は話を一言一句聞き漏らさないくらい頑張って聞きましょう.