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東京育伸会講師ブログ

東京育伸会の講師ブログです
講師が交代で更新していきます!!

学習記録ノート

2016-06-08 | 教務
こんにちは、矢澤です。
今日は予告した通り、学習記録ノートについて書きたいと思います。

学習記録ノートとは文字通り、自分の学習を記録するノートのことです(笑)
その日に学習したものを科目ごとに記録します。
例えば、数ⅡB青チャートの平面ベクトルの例題27と、難系の例題3と、300の4の文を読んだとしたらその旨を数学、物理、英語のところに書くというような感じです。

言葉でいうのは難しいので、今度僕のやつ持っていきます。
これは自分が浪人したときに駿台の講師に勧められてはじめました。
そして5月くらいから2月下旬まで、ほぼ毎日の学習が記録されています。

では自分の学習を記録することに何のメリットがあるのか。
主に二つあります。

一つ目はバランスよく勉強できるようになるということです。
よく予定表みたいのがありますよね。
もちろん予定を立てることは大事なことですが、自分の勉強を客観的に振り返ることも非常に大事です。
学習の記録をとっていると自分の勉強の癖に気づきます。
僕の場合最初は化学にめっちゃ偏ってました。
自分ではバランスよくやっていたつもりにも関わらずです。
なので、ノートを見ながら意識的にバランスよくやっていました。
もちろん模試などを振り返ることも必要ですが、日々の学習を記録するだけでバランスの良い学習の指針がある程度立ちます。
これって、コスパいいと思いませんか?

二つ目は、このノートがモチベーターになってくれるということです。

論理力を鍛えよう(1)

2016-06-03 | 教務

こんにちは杉谷です

今日は前回書いた論理力について、その鍛え方を書いていきたいと思います

論理力には大きく分けて2つの力があると思います
「読む力」と「書く力」です
この2つには論理を分解していくという方向性と論理を構築していくという方向性における違いがあります

今回はそのうちの「読む力」についてです
読む力というと机に座って文章を読むという勉強を想像しがちですが
実は街中を歩きながらでも簡単にこの読む力をつける方法があります

それは「なぜ?」という疑問を投げかける
という方法です

例えば、電車に乗っていて優先席があったとします
そこでなぜ優先席があるのか考えてみると
それはお年寄りや妊婦さんといった社会的に弱い人たちに配慮するためだとすぐにわかると思います

それではなぜ社会的に弱い人たちに配慮しなければならないのでしょう
これには
社会的弱者を守ろうという社会的な規範がある
全員から等しく料金を徴収しているため全員の幸福度を上げる必要がある
企業のイメージアップをはかる
等の理由が考えられると思います

ではなぜ社会的弱者を守ろうという社会的な規範があるのか
なぜ全員から料金を徴収すると全員に配慮しなければならないのか
なぜ企業はイメージアップをはからなければならないのか
という次の次元での疑問になります

そうやってある事象から論理的につなげていくこと
なぜをキーワードに論理関係を読み解いていくこと
それが読む力を鍛えることになります

実際東大生の多くは何か不思議なこと、面白いことを見ると
すごい!!ではなくなぜ??と考えるというのを聞いたことがあります

読む力を鍛えるためにはまずなぜと考える
これは小さなお子さんでも出来ることなので親子の会話の中で簡単なことでも
なんでだと思う?と聞いてみるのも論理的な力を育てることになると思います

またこういう思考をしているとそのうち自分の知らないことにぶつかります

例えば今の例なら
なぜ社会的弱者を守らなければならないという規範があるのか
という疑問は世界史や倫理の中で出てくるような知識が無ければ分からないでしょう

このように疑問を持ったことを深堀りしてその知識をつける
そうやって自ら興味をもって学習すること
それが本当の勉強なんだと思います

自分も国語の授業、特に中学生の授業では世界のこと等を話して
興味をもってニュースを見たり、なぜ?と考える癖をつけてもらえるようにしています

皆さんも身の回りのこと
不思議なことになぜ?と考えてみましょう

杉谷

たまには息抜きでも

2016-06-01 | 教務
こんにちは、矢澤です。
今、明日明後日にある物性化学と生命科学のテスト勉強を必死にやっています、、、
ただ、そう何時間も集中が続くわけじゃないですね(笑)

人間誰もが、集中できないときはあります。

そんなときは思い切って休みましょう!
カフェに行くのもよし、ラーメン食ってもよし、軽く運動するもよし、アイドルの動画を見るもよし、、、etc
とにかく自分のしたいことをしちゃいましょう!
僕はさっきまで息抜きとしてワンピース読んでました。

しかし、ずっと休んでるわけにもいかないですよね。
息抜きで僕が大切だと思うことをいくつかあげときます。

まず一つ目は、息抜き、休憩などしてる時に勉強のことを考えないってことです。
休憩後の勉強がはかどるように休憩してるわけですから、しっかりメリハリをつけましょう。
切り替えがうまくできる人は、本番で仮にうまくいかない教科があっても、切り替えて次の教科に臨むことができます。
勉強してるときは勉強のことだけ考える、息抜きのときは気分を入れ替えることだけ考えるって感じで休憩しましょう。

二つ目は、時間をきっちり決めるということです。
何も、「休憩は3分だけにしろ」なんて厳しいことを言うつもりはありません。
自分が気持ちを入れ替えて100%集中して次の勉強に臨むために必要な分の時間を考えて休憩しましょうってことです。

まぁ、自分なりのやり方があるならそれでいいんですが(笑)

とにかく!!!
うまく集中できないときは自分の思うままに息抜きをして、切り替えて勉強しましょう!

来週は「学習記録ノート」について書こうと思います。



面倒くさがりの復習法

2016-06-01 | 教務


こんにちは! 萩谷です!
明日「代謝栄養学」という授業の中間テストで、ブドウ糖がエネルギーになる反応経路と酵素を何十個も今必死に暗記しています(笑)


今までの授業でやったことをすっかり忘れているから、こんなことになっているのですが(笑)

 でも高校時代は特に復習することなく、授業でやったことを結構覚えていたんです。
考えてみたら、先生の話への集中の度合いがかなり違うこと、
そして、机やノートを使う復習はしなくても、頭の中で授業でやったことを反復していたこと、
この二点の差が大きいと思いました。

授業への集中が大切ということはみんな知っていても、
復習は机に向かってするもの。それは面倒だな。と思っている子がいるんではないでしょうか。
もちろん机に向かって教科書・ノートを見て復習とするのはとてもいいことだと思いますが、
そこまでしなくても、ご飯を食べている時、お風呂に入っている時、帰り道…など何気ない時に

 今日の授業はこんなことやったな〜。なんだっけ、あれ、先生が大事だから覚えろって言ってたやつ〜。

と思い返して、思い出せなかったらちらっとノートを見る。これを数回するだけでもきちんと復習になります。
人間は何回か思い出すと、その記憶が長期的な記憶の方に入るらしいので、これをするだけでも何回か稼げていたんですね!笑



また、授業に集中すると言っても、「今日はちゃんと集中しようかな〜」と考えている人と「テスト、入試で100点取る!先生の話授業中に全て覚える!」という人では、実際どれだけ脳に定着するかが変わるとおもいます。私の実体験でいうと、地理の授業で後者のように気合いを入れて授業を受けていたら、その授業中に出てきたことは、雑談も含めて全部覚えました。その時覚えたことは、浪人の受験に使う時までずっと忘れずに残っていたので、気合いってすごいですね!笑


あ!でももちろん!復習はしてくださいね!!笑 なんの復習もしないというのは、より勉強量が増えて面倒なだけですよ!
私もこれからの授業はきちんと実行しますわら

国語の重要性

2016-05-29 | 教務

こんにちは、杉谷です

5月も早いものでもう終わりですね
前回の記事でも書いたように、個人的には夏前までの5,6,7月を
いかに意識高く過ごせるかが夏の出来、ならびに受験の結果を左右すると思うので
受験生の皆さんは頑張りましょう

さて今日は国語の重要性ということですが
以前にも国語は大切ということを何度もお伝えしてきたと思いますが
最近、特に受験生がそのことを忘れてきてしまっていると感じたので
繰り返しにはなりますが注意喚起という意味も込めて書きたいと思います

早速ですがなぜ国語を軽視してしまうのでしょう

日本語の試験だからなんとかなる
勉強したところで結果はあまり変わらない等
が挙げられる理由でしょうか

こう考えてしまうのも現在の中学、高校の国語教育では無理もないと思います

というのも学校教育では文部科学省が指定された題材をいかに理解するかに
主眼が置かれているからです
そのため国語=文学作品鑑賞というイメージを持ってしまい
勉強してもしなくても変わらない
という感想を持たれてしまうのです

しかし国語という科目は文学作品鑑賞ではありません

国語とは個人的には
日本語という言語を用いて論理力を測る科目であると思っています

簡単に言えば
AだからB、BだからC
つまりAだからCというような簡単な論理を日本語を用いて書いてあるけど
それを読み取ることが出来ますか?ということを試す科目です

したがって国語は同じ文章が出ないから勉強しなくていいのではなく
違う文章でも同様に使われている論理を読み取れるようになるまで勉強しなければならないのです

そしてこの論理というものが重要です
人に物事を伝える方法は多種多様ですが
論理的に伝える方法はほとんど変わりません
これは英語でも数学でも他の学問でも全てに共通することです

英語の長文で意味は掴めているのに設問を間違えた
数学で記述式問題になると全く解けなくなる
人に何かを伝えるとき上手く伝わらない
というような経験がある人は多いのではないでしょうか
それは論理力の欠如です

日本語でも論理的に読んだり、書いたりすることが出来ないのに
英語や数式でできるはずがありませんよね
これが「国語は全ての学問の基礎」と口を酸っぱくして言っている本当の意味です

この論理力をどうやって鍛えるかに関しては
次回以降で伝えていきたいと思います

英語や数学、理科といった他の科目で上のような傾向がある人は
国語の重要性を認識して取り組みを改めましょう

特に当塾の生徒さん達には授業の中でたくさんお伝えしてきたはずですね
恥ずかしくも忘れてしまった人は復習しましょう


杉谷