猫・金魚・レザークラフト

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やっぱりTVって・・・

2010年10月16日 | 政治関連
こんにちは。
2回目の更新になりますが、こちらは政治などのことになります。

一昨日の参議院の予算委員会のことを
マスコミ・・・というかTVはどう伝えるのだろうと思い
会社からの帰りの車でニュースをHNKで見てました。
なぜHNKにしたかと言うと、一番まともに報道するだろうという思いから。

そうしたら他のTV局を同じようなものですね;
かなりガッカリしました。
自分が見た時間のNHKでの報道は、
山本一太さんと千石さんのヒートアップした部分のみでした。

1、http://www.nicovideo.jp/watch/sm12427663
この動画の31分04秒あたりに発せられた「拙劣」という言葉に対し

2、http://www.nicovideo.jp/watch/sm12427803
この動画の7分00秒から7分24秒間の千石さんの答弁と
あと違う質疑のかなり口調の強い言い方で山本さんが発言したものを
カットしくっつけたようなものだったと思います。

運転をしながらだったのでNHKの放送をきちんと見ていなかったので
もしかしたら違うかもしれませんが・・・;
記憶が鮮明では・・・;
ですが、かなり短い報道のみで内容に関しては触れていませんでした。

その時の記憶としては
「HNKも他の局と同じように、面白可笑しくしたようなものなんだな」
ということです。

ところで「拙劣」という言葉の意味は
〔名〕(形動)へたで幼稚なこと。程度が低く悪いこと。また、そのさま。
という意味です。

そしてこの「拙劣」と言う言葉は議事録より削除する
というような適切な対応をするということになったので、
特に1、の方の動画は各々で保存しておく価値があります(笑)

で、なぜ「拙劣」という言葉が出てきたのかと言えば
1、の31分04秒前を見ればわかりますが、
山本さんの質疑内容である「このように報道されているのは事実なのか?」
というものに対してであります。

現政府の大臣などは、その場その場で思いついたものを発しているにすぎず
過去との整合性を保った状態での発言ではないので
色々突っ込まれている・・・という場面が多いです。

自分が本当に報道すべきだろうと思うのは、
同日行われた林さんの質疑ですね。
予算などのこと、CO2削減25%の根拠の追求、
現在の日本経済の状況を政府はどのような認識でいるのかなど、
常識を持った有識者、事業者が知りたいことばかりでした。

林さんの質疑は品があり淡々と質疑しているので
野次はほとんどなくてとても良いものです。
どんな答弁だろうときちんと突っ込むところは突っ込み論破していく・・・。

罵倒し合っているものが好きな方には
眠くなりそうなやり取りではありますが、
難しいような内容にも関わらず
おバカな自分でも何回か聞けば「あ~そういうことか!」と
わかるような言葉で質疑しているので勉強にもなります。

政府側の答弁は何を言いたいのか・・・
結局どういうことだったのよ・・・
というような理解できないことばかりですが、
それも林さんがわかりやすく翻訳してくれていたりするので良いです。

最近お気に入りの議員さんの一人です♪
このような議員さんがたくさんいないのが残念ではありますが、
この人の為なら税金払うw

とても頭が良く、回転も速い・・・。
そして議員だからと言って、庶民的な感覚もきちんと持っている人でもあります。
かと言って国民の代表という立場を忘れず、
この国の未来の為ならと厳しく心苦しい判断を下せる人でもあります。

林さんを知らない方や、今まで質疑を見たことがない方で
興味が出ましたら

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12428279

↑コチラを・・・。

CO2削減25%削減の質疑の中で、
日本を「ウチ」と言っているところにも自分は好感が持てます。
「我が国」や「日本」と言うよりもなんかイイw
しかも「コペンハーゲンでは鳩がネギしょってきた」などという
かなり罵倒を浴びるようなことも「少し言葉がすぎると思いますが・・・」と
先に言うからこそ野次もなく議論が進んでいくのでしょう。
こういうかなりキツイようなことも発言するから大好きすぎるw

こういう国会らしい質疑をTVで報道して欲しいものではありますが、
民主党の大臣などの答弁が言葉遊びであったり矛盾が生じているので、
左翼TV局では報道できない、したくないのでしょうね。

前にもCO2削減25%の事に触れた記事を書いた気がしますが、
この25%という数字は対90年比。
現在比にすると30%以上になるそうな・・・。
この民主党の勝手に決めた目標25%に対し、
自民党は8%です。

自国だけで削減しようとするならば自民党の8%が現実的で、
やれる範囲内です。
ですが民主党の25%は中国、アメリカなど
CO2の排出量が多い国を巻き込まなければ出来ない数字です。
しかも家庭の負担もかなり多く、国民の生活水準が下がることは必然です。

なぜかと言えば、全世界中で日本の排出量は4%。
この状態で25%削減を行ったところで1%にすぎません。
この1%を減らすのになぜ日本国民が数十万という負担を負わなければならないのか・・・。
中国、アメリカであれば日本人の負担する金額の数分の1程度の負担で済むうえに、
削減%も大きい・・・。
にも関わらず25%ありきで議論しようとする民主党の姿勢が意味不です。

色々と言いたいことはありますが、
長くなってしまうのであとは各々で・・・w

それでは、また。


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