トーナメントリポート

スポーツ全般

「賞金王争い」

2009-11-23 09:34:52 | Weblog
LPGAは残り後1試合、JGTOは2試合となった。女子は有村智恵がバースデーVを飾
り、現在賞金ランキングトップの諸味里しのぶ、2位の横峰さくらとの三つ巴戦に残った。
 
 こにきて急に寒くなり、試合でのウェアも、今までとは違い厚くなった。
 ゴルフは繊細な微妙なスポーツだ。一枚多く着るだけでスイングを乱す事もあるし、試合で冬用のウェアを着てプレッシャーの中でのショットに慣れる事もスコアに反映する。 
 それだけスイングは微妙なのだ。 服を多くきて着てすぐに対応できるのは以前から有村智恵だど思っていた。なぜなら服を多く羽織ると体は回りずらくなる。そう考えたならショートバックスイングの彼女がすぐに対応しやすいと思ったからだ。一概には言えないがー・・・。
 それにしても先日述べたが、女子のコースセッテイングには問題がある。あまりにも優し過ぎる。あの寒い中で20アンダーは無いだろう!今の時期のトーナメントで優勝スコアが20アンダーとは私の記憶にはかつて無い。確かに女子プロの技術は上がってきているが、普段一般男子のレギュラーティーからの難易度よりもはるかに劣っているのが現在のJLPGAツアーのコースセッティングだ。。今回行われたエリエールレディスオープンも16番ショートホールの難易度は3.15台だった。以前ラウンドした事があるがなんでもない165Yほどのショートホールだ。にもかかわらず他のホールでは、3Wでティーショットを打ち、グリーンまでの距離が残り110ヤードというようなコースセッテイングが多く、見苦しく目に付く。来年度はもっと世界的視野に立ち考え直してほしい。
ダンロップフェニックストーナメントはJGTOツアーメンバーの、外国人招待選手との不甲斐ない差が目に付いた。スポット参戦した外国人に優勝をさらわれるなんてとんでもない。ましては優勝賞金4,000万円だ。海外に持っていかれる。(税金で20%は取られるが)
 JGTOは外国人選手とどこが違うのか、またどこが足りないのか分析してツアー全体に知らせまた対策をこうじなければ行けない。もちろん選手個々にも行うべきだが・・・。
 トーナメントを見ていて、JGTO選手が「調子悪いから仕方が無い、パッテイングが悪かったから仕方が無い・・・」と言うような印象を受けてならない。ファンはそんな言い訳は聞きたくないし、外国選手を破る姿を見たいし、そのために会場に足を運んだはずだ。
 ツアー全体で見直す時期に来ている。そう思うのは私だけであろうか・・・。