ティフォシモデルカー美術館

1/43フェラーリモデルカーに特化した個人コレクター美術館です
千台以上所蔵の一部、300台程を常設展示しています

フェラーリ F40 GTE,F40 COMPETIZIONE

2021-04-23 | スペシャルモデル

フェラーリF40 GTE

(1995) 限定6台

BPR GT選手権参戦のため作られた。

1995年はエンジンは2998ccまで拡大し、39mmのリストリクターを装着した状態で630psを発揮した。

1996年は3.5Lエンジンを使用。リストリクター装着時では650ps、未装着だと800psを越える

パワーを発揮する。

また自社製の5速HパターンMTを使用していたが、

Xトラック社製のシーケンシャル6速へと変更されている。

外装はフェンダーが前後共に僅かに膨らみ、固定ヘッドライトや空力を意識した大型のリアスポイラー

を採用した。

NACAダクトが1個ボンネット前方に移動し、大型のアウトレットが付く。

フロントタイヤハウス上部に1対のNACAダクトとルーバーを備える。

詳細データ不明。

 

 

フェラーリ F40 COMPETIZIONE

(1990)

限定19台

F40 Competizione とは、世界の著名なフェラーリストのために、

フェラーリ社がフェラーリF40をベースに生産した車。

1,035㎏、詳細データ不明。

詳細データ不明。


フェラーリ F40,F40 プロトタイプ

2021-04-23 | スペシャルモデル

フェラーリ F40

(1987-1992)

創業40周年,限定1,311台、

コンセプトは『そのままレースに出られる市販車』で、フェラーリの基本理念を具現化したもの。

マラネロで開かれたF40の発表会には当時89歳になるエンツォフェラーリ自身が出席し発表を行う

という特別なものだった。

当時のF1の最新テクノロジーを注ぎ込んだダルノーズ、NASAダクト、

プレクシ製スリットリアウインドウ、全大型リアウイング等

これまでにない先鋭的で戦闘的なデザインは全世界から注目された。

33年経った現在でもその美しさは健在。

構造は伝統の鋼管フレームとCFRPカーボンを組み合わせ軽量化と剛性を高めた、

室内は必要最低限のインテリア(窓は手動、ドア開閉は紐だったりする徹底ぶり)。

ターボは日本IHI製。

正にエンツォフェラーリの集大成である。

4,358×1,970×1,124㎜

1,100㎏,5速MT,324㎞/h

2,936㏄V8ツインターボ

DOHC478PS,0-100;4.1秒

 

 

F40 プロトタイプ

エンジンフードのスリット数が市販車11本に対しプロトタイプは20本と多く、

リアフェンダーのスリットは市販車4本、プロトタイプは5本と多い、

タイヤロックナットの形等。