はじめの一歩

何でもそう、“はじめの一歩”を踏み出すのに、ちょっと勇気がいるよね。そこを、エイッ!!と行っちゃおうと・・・

19冊目

2013-06-26 21:20:57 | モブログ
日々野真理 著 「懍と咲く」 なでしこジャパン 30年目の歓喜と挑戦

今まさにイングランド戦が始まろうとしている

キックオフを前に、オリンピックのVが流れていた。
映像で見ると、やはり甦り方がちがうが、この本を
読みながらも数々の感動場面が思い出され、鳥肌立ったりうるうるしたり。

なでしこの花が咲いたその裏には、見えないドラマの数々が。

作者はワールドカップに帯同取材したフリーアナウンサー。

目の当たりにした輝くなでしこの快挙ばかりでなく、一人一人の内側をもこの本で表してくれている。

今日のイングランド戦を見るに、いいタイミングで読んだわ~

18冊目

2013-06-24 23:01:10 | モブログ
百田尚樹 著  「夢を売る男」

痛快!

百田尚樹って人は、どれほど引き出しを持っているのだろう。

今までに読んだ作品、まったくジャンルが異なる。

おもしろいことに、作中に

「かといって、元テレビ屋の百田何某(なにがし)みたいに、毎日全然違うメニューを出すような作家も問題だがな。前に食ったラーメンが美味かったから、また来てみたらカレー屋になっているような店に顧客がつくはずもない。しかも次に来てみればたこ焼き屋になってる始末だからな」

「馬鹿ですね」

「まあ、直に消える作家だ・・・」と、自分のこと書いてるし

全然違うメニューを、存分に楽しませてもらっているけどね

物書き・小説家をけなしてもいるし(もちろん全部じゃないけど)、人間の自己顕示欲をよーく分析してるし。

とにかく面白い

17冊目

2013-06-24 22:59:46 | モブログ
いしいしんじ 著  「ある一日」

これ、わざわざ県立図書館から貸してもらったんだけど、私向きじゃなかった。選択ミスだったなぁ。

ある一日って、40代の夫婦に子どもが産まれた一日のこと。
正確にはの陣痛がはじまった前日の夜、出産予定日に夫婦で焼きまつたけと鱧(はも)しゃぶを夕食に楽しんだ後から、永遠にも思われる「産み」の時間を経て子どもが誕生、初乳(ういにゅう)、初の家族水入らずにいたる、翌日の午後四時半ごろまでの、実際には二十四時間にも満たないお話。

なんだけど、その一日のあいだにいろんな記憶をよみがえらせて、しかもそれが時空を飛び越えてしまうものだから、「えっ?なにこれ?」って、ちょっとねぇ。わかりづらかったな。

自身の体験が元になってるようで、「自分が生きてきて一番驚いたこと。余韻がこだましているうちに、書いておかないといけないと思った」のですって。

胎児の視点も加わってて、生命の循環・神秘といったテーマをはらみ、神話的。この著者の特徴みたいです。







16冊目

2013-06-08 17:40:03 | モブログ
村山由佳 著

天翔(あまかけ)る

どんな内容かって言うと。。。。。

「エンデュランス」という馬術競技に出会った一人の少女と、彼女を見守る大人たちの物語だ。厳しく、優しく、温かく。北海道の牧場を舞台に、喪失を抱えた人々の傷と再生を鮮やかに描き出す。

 主人公のまりもは北海道に暮らす11歳の少女。学校でのいじめに加え、男手一つで自分を育ててくれた父までも事故で亡くしてしまう。学校に行けなくなってしまったまりもだが、近くに住む看護師・貴子との交流をきっかけに、馬と出会う。

 成長したまりもがやがて挑戦することになるのがエンデュランス。数十キロもの距離を何時間もかけて走破する競技だ。一定区間ごとに獣医師のチェックがあり、心拍数などの項目をクリアしなければ次へ進めない。つまり、騎手は常に馬の健康状態を気遣わなければならないのだ。(産経ニュースより)


またまた知らない世界を間接的だけど経験しました。

村山由佳の著書はおいしいコーヒーのいれ方シリーズはじめ、いくつか読んでるけど、
今までで一番好きかも

これ、いいよ!