オークの木の下で

成城7丁目の小さなお店「ティンラ成城」の日々を綴っております

元旦の食卓…。

2024年01月07日 14時31分00秒 | その他
元旦の食卓。






仙川『蒔』さんのお節。
カズがずっと一度食べてみたいと言っていたお節。取りに伺ったとき「お互い交換こすれば良かったね」って。本当に…。

我が家は食べ物やさんだから、料理人のパパがいなくなったからって食事だけはきちんとしたものを並べたい。
…勝手にそう思っているだけだけど、大晦日まで働いて年越し蕎麦作って掃除から何から全てを一人でこなすのってこんなに大変なんだ、と実感。余裕がなくて色々な所に綻びが出てしまう。
お店で大切に愛でていた飾ろうと思っていた南天も切って帰るのを忘れちゃった。
葉っぱも料理を飾る良いエッセンスになるのだけどね…。

カズが食べられなくなっちゃったらやだなぁ、と言っていた毎年成城マダムから届く黒豆は今年も…!






カズの親友、伊豆のひろきくんからは宝石のような大きなイチゴが届く。姪っ子はこんなの食べたことない、と喜ぶ。






元旦なのにパパの話をしていた訳でもないのに急に大粒の涙を溢す娘。

元旦なのにパパのお葬式の話題がのぼる我が家。

元旦なのにパパのお節はなく、ママの料理と買ってきたものを囲む食卓。

ハレの日や皆が集まって楽しく過ごすこんな時間はただ辛い。






蒔のお節は素材一つ一つにこだわりがあって、丁寧な仕事に愛がこもっていて本当に美味しかった。我が家の食卓に華やかな彩りを…本当にありがとう。
ひろきくんご夫妻、毎年絶品黒豆をくださるKさん、温かい優しさをありがとうございます…。

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コメント
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