カズが健在な頃は毎週のように仕込んでいたサルサソース。今は数ヶ月に一度の仕込みになった。クロブレ時代は一度の仕込み量そのものがもっとたくさんだったらしい。
「カズくんのサルサソースの味が一番、大発明!」と親族はじめ言ってくれる人は多い。サルサだけじゃない。ジェノベーゼソースやリエット等、本当に何もかもが私にとっては一番の味だった。実際、勉強だからとあちこちのその道の美味しいと言われる商品は常に取り寄せたり買い求めていたりして試食していたが、ある頃から何を食べてもウチのが一番だな、と思うようになった。
それはプリンも同様で、他店の商品も最近は容器越しのプリン液の色を見るだけでだいたいの味の予想がつくようになった。
そんなカズの味は成城のお客さま達の広めて下さる力の後押しもあり、あちこちで認められるようになった。町田の店、百貨店の常設店、高級スーパーとのお取引など新機軸がまさに形になる直前でカズが殺さるという悲劇が起き、生命だけでなく店を奪われウェブストアを奪われ私が大切にしていたものは次々と消され、大黒柱を失った家族もまたメチャクチャになった。
私はいまだに何が起きたのか理解に苦しみ、もはや何の為に生きているのかもわからずただ苦しい孤独の中にいる。
こんな絶望的な日々に一役買っているのは、いたずらに被害者家族の気持ちを弄び、ただ解決を引き延ばす検察官。この世に正義なんてない。今回のことで一番学んだのは体制側にいなければ人生おしまい。最低な奴ら許さない。
殺人犯さえこの世に存在しなければ、近所にいなければ、こんなことにならなかった。当たり前の普通の日々が続いていたなら今頃どんな景色が見れていたのだろう、私は許さない。
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