『Tribute to THE STARCLUB』/V.A.(1997年3月21日発売)
参加楽曲
5:The Unknown Soldier/今井寿、樋口豊、HIKAGE
(全6曲中1曲参加)
横メモ
ある日、<BUCK-TICK>の今井さんから「<THE STARCLUB>のトリビュートに参加するので、手伝って下さい。」という連絡をいただきました。
具体的なサウンドの打ち合わせをする事になり、初めて今井邸にお邪魔しました。(当時の家は確かエントランスに竹林がありライティングされていて、「流石今井さん!すごいマンションに住んでらっしゃるんだなぁ」と思いました^^)
呑みながらでしたが(当たり前?)、かなり具体的な事を決めました。
その時の今井さんが好きだと言っていたテクノ系のアルバムをすぐ購入したりして、イメトレをしてレコーディングに臨みました。
原曲をご存知の方はびっくりなさったと思いますが、アレンジから構成まで全くちがう「リミックス仕様」になっております。
まずスタジオに入ってやったのは、比較的原曲に近いアレンジ(リズム(打ち込み)、ベース(打ち込み)、ギターのみ)のオケを録音しました。(これはこれでレアですが、持ってません・・・)
今回は原曲よりテンポを遅くしたので、スタークラブのボーカル<HIKAGE>さんに来て頂きボーカルダビング。
(HIKAGEさんのソロツアー時、サポートさせてもらったぶりにお会いしましたが、覚えていてもらって嬉しかったです。そしてとても優しい方です^^)
HIKAGEさんもその後あんなに変わるとは思ってもいなかったと思われます。
そこから今井さんと話していたアレンジの録音を始めました。
アンビエントな雰囲気から4つ打ちのビート、ノイジー、エフェクティブ、カオスな世界・・・
ある程度オケが出来てからユータさん(樋口豊)にスタジオに入って頂きベースダビング。
この時たしか何も決めずにユータさんに弾いてもらい(「計算されていないフレーズが欲しかった」と今井さん)、サンプリングして偶然録れたフレーズを再構築して、更にエフェクティブにしてベースを録音しました。
(たしか作業中に煮詰まったんですが、夕食後に1発OKになりました。気分転換は大事^^)
あとは今井さんのギターシンセによる大事な味付けも終了してから、ボーカルのエフェクト作業もエンジニアのHさんと共に決定していきました。
最終的にTDでさらにHさんによるリミックス効果も加えられ、かっこいい作品に仕上がりました。
このレコーディングの詳細をはっきり覚えているので、自分にとって面白くて大切な「時」だったんだと思います。
リミックスという事を強く意識するきっかけになった作品でもあります。
この作品は今にして思うと、<BUCK-TICK>の次回作のアイデアの1つが今井さんの中に芽生えていたのかもしれませんね・・
「実験出来る現場」がある自分はすごく恵まれている。でもまだ気が付かない28才でした。・・・つづく
参加楽曲
5:The Unknown Soldier/今井寿、樋口豊、HIKAGE
(全6曲中1曲参加)
横メモ
ある日、<BUCK-TICK>の今井さんから「<THE STARCLUB>のトリビュートに参加するので、手伝って下さい。」という連絡をいただきました。
具体的なサウンドの打ち合わせをする事になり、初めて今井邸にお邪魔しました。(当時の家は確かエントランスに竹林がありライティングされていて、「流石今井さん!すごいマンションに住んでらっしゃるんだなぁ」と思いました^^)
呑みながらでしたが(当たり前?)、かなり具体的な事を決めました。
その時の今井さんが好きだと言っていたテクノ系のアルバムをすぐ購入したりして、イメトレをしてレコーディングに臨みました。
原曲をご存知の方はびっくりなさったと思いますが、アレンジから構成まで全くちがう「リミックス仕様」になっております。
まずスタジオに入ってやったのは、比較的原曲に近いアレンジ(リズム(打ち込み)、ベース(打ち込み)、ギターのみ)のオケを録音しました。(これはこれでレアですが、持ってません・・・)
今回は原曲よりテンポを遅くしたので、スタークラブのボーカル<HIKAGE>さんに来て頂きボーカルダビング。
(HIKAGEさんのソロツアー時、サポートさせてもらったぶりにお会いしましたが、覚えていてもらって嬉しかったです。そしてとても優しい方です^^)
HIKAGEさんもその後あんなに変わるとは思ってもいなかったと思われます。
そこから今井さんと話していたアレンジの録音を始めました。
アンビエントな雰囲気から4つ打ちのビート、ノイジー、エフェクティブ、カオスな世界・・・
ある程度オケが出来てからユータさん(樋口豊)にスタジオに入って頂きベースダビング。
この時たしか何も決めずにユータさんに弾いてもらい(「計算されていないフレーズが欲しかった」と今井さん)、サンプリングして偶然録れたフレーズを再構築して、更にエフェクティブにしてベースを録音しました。
(たしか作業中に煮詰まったんですが、夕食後に1発OKになりました。気分転換は大事^^)
あとは今井さんのギターシンセによる大事な味付けも終了してから、ボーカルのエフェクト作業もエンジニアのHさんと共に決定していきました。
最終的にTDでさらにHさんによるリミックス効果も加えられ、かっこいい作品に仕上がりました。
このレコーディングの詳細をはっきり覚えているので、自分にとって面白くて大切な「時」だったんだと思います。
リミックスという事を強く意識するきっかけになった作品でもあります。
この作品は今にして思うと、<BUCK-TICK>の次回作のアイデアの1つが今井さんの中に芽生えていたのかもしれませんね・・
「実験出来る現場」がある自分はすごく恵まれている。でもまだ気が付かない28才でした。・・・つづく
まだ気づかない…それを考えると色々と気づいている方なのか?(私…笑)でも歳に関係なく大事さに気づかない人は気づかないのかもですね…(あたりまえになってしまったり…)
何が大事なのかにもよりますが…。
私の場合は波があるので(笑)なんかもう強制的に(爆笑)気づかされる…(どんな人生だよ!?大笑)
そういえば…お誕生日お父様で合ってたんですよね?(さすがに2度も間違えるのは…笑)
なんかなんですけど
そういう環境に巡り会えるって
羨ましい事だなぁ~って思いました。
竹林がエントランスになんてのも
羨ましいなぁ~
7月のダミーズツアーで、あのお立ち台があったSTAR CLUBの時にこのバンドを思い出していました(笑)
そんなに変えてしまった曲、聴いてみたいです。
で、やっとお宅訪問の時が来たんですね^ ^