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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第21話 あらすじ

2019年09月26日 20時42分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
江楓(こうふう)…ガオ・ハンユー
斉韻(せいいん)…ユエン・ユーシュエン



「玄霊真葉を持つ男」


沐浴をする軒轅旻の衣を脱がし始める扶揺。「こんな日には桂花の羹が欲しいな」と軒轅旻が言い、私の得意料理だと唐芷蓉が作りに行く。
軒轅旻は扶揺以外の者を皆下がらせる。

花を一輪手に取った軒轅旻は、扶揺の顔に何度も花を触れさせながら「若い宦官だな。何となく…見覚えがある」と言う。「一度、お目通りを…」と言う扶揺。軒轅旻は「真夜中に女が忍んできたのに、目覚めぬとでも?」と聞く。扶揺は軒轅旻の顔を見ると、花を手で払いのけ「気づいてたの?」と言う。ふっと笑う軒轅旻。

玄霊真葉を取ろうとする扶揺。軒轅旻は扶揺の着ていた宦官の衣を剥がし、扶揺も軒轅旻がかけていた衣を脱がす。湯中で口づけをしながら“幾度も君をかわし避けてきた。なのに君と幾度も巡り会う”と思う軒轅旻。蹴られて扶揺から一度離れた軒轅旻は、もう一度口づけすると“これが定められた縁なら、私も身を任せよう”と思う。
立ち上がった扶揺と軒轅旻が見つめ合う。その時、剣を交じえる音が聞こえてくる。

湯の中に身をひそめる扶揺。黒装束の賊たちが唐芷蓉を人質にして入ってくる。助けを求める唐芷蓉は気を失わされ、軒轅旻と賊たちが闘い始める。

湯船の中で立った扶揺の手には玄霊真葉が握られていた。賊の剣で腕を斬られる軒轅旻。扶揺が加勢し、軒轅旻は「逃げろと言ったはずだ」と言う。「聞き分け悪いの」と言う扶揺。「目的は達したはず」と軒轅旻が言うと、扶揺は「褒美をもらってない」と返す。
2人と闘った賊たちが逃げて行く。

傷口に布を巻いてくれる扶揺に「おかしな小娘だ。普通は危険から逃げるのに、あえて立ち向かう。敵の力が上なら死んでいた」と言う軒轅旻。扶揺は「誰もが逃げるなら、皆、死ぬことになる。闘えば活路があるかも」と言う。「だがしょせん女子は男に守られるものと運命づけられている。血生臭い仕事は全て男任せだ」と軒轅旻が言う。扶揺は布を強くしばる。顔をゆがめた軒轅旻が「痛いよ」と言う。

「それは多くの女たち。私は違う」と言う扶揺。軒轅旻は笑うと「そうだ、君は違う。違うんだ。さっき…湯の中で」と言い、扶揺と見つめ合う。扶揺がうつむき「君は他の女と違う。私はもう放したくない」と言う軒轅旻。軒轅旻が扶揺に顔を近づけていく。そして笑みを浮かべると、軒轅旻は自分の持っている玄霊真葉を扶揺に見せる。はっとして扶揺は手を伸ばすが取り返せない。「いつの間に」と扶揺が言う。

「これは賭けだ。私が勝った、負けを認めよ」と言う軒轅旻。扶揺が「ずるい。だましたのね」と言う。軒轅旻は「何をしようと勝ちは勝ちだ。小娘、意地を張るな。この賭けは君の負けだ」と告げる。兵たちの来る声が聞こえてくる。「負けてないわ」と言う扶揺。軒轅旻は「いつでも相手になる」と言う。

扶揺がまた湯の中に身を隠す。兵が入って来ると、唐芷蓉を抱きかかえ「芷蓉がけがをした。早く医者を」と言いながら出て行く軒轅旻。兵たちが後に続いて行ってしまい、湯の中から出た扶揺は「嫌なやつ」と言う。


朝議が始まる時間になっても軒轅旻は来ない。慌てた様子で来た曹成が「昨夜、襲われ、王は重症です。朝議は中止です」と伝え、大臣たちは解散する。

帰り。章鶴年が「貴公の仕業だな」と斉震に言う。なぜ辛抱できぬ、即位したばかりだ、慌てて手を下す必要はないと。「私ならこんな大げさにはやらぬ。暗殺ではなく、自死に見せかける」と言う斉震。章鶴年は「一体、何者が…」と言いながら行ってしまう。

斉震は曹成を見つけると近づき軒轅旻の様子を聞く。「王のおけがは大過なく、軽傷で済みました。されど大層お怒りで。詔を下され、内官の衛兵を全員更迭しました」と話す曹成。


国公府。「義父上のお考えでは、昨夜の刺客は王が仕組んだと?」と尋ねる雲痕。斉震は「賊は音もなく宮中に侵入した。相当の腕前だ。なのに王が軽傷とはどうも怪しい。この機を利用し、宮中にいる私の手下を放逐したいのだ」と話す。雲痕が「ということは、王を傀儡と侮れません」と言う。「衛兵はまた替えればよい。まずは、やつの周辺に間者を置くことだ。さすれば後顧の憂いが断てる」と言う斉震。


「賢夫人が寒衣節で目を引くため、幽鬼の出る萃梁殿に行ってこいと」と宦官に話す侍女。宦官が「幽鬼なんているのか?」と聞く。宮女は「いるのよ」と答える。夫人から聞いたの、“萃梁殿にある水霊鏡は人の様々な姿を映す。万物の奇怪な姿を。誰もがそれに魅入られる”と。宦官が「鏡は死の呪いがかかっているそうだ」と言う。そんな会話を耳にした扶揺は「それはどのような鏡か」と尋ねる。しかし2人は「何でもありません」と言うと慌てて行ってしまう。

高普若が寒衣節で鏡を使うつもりだと知った扶揺は、自分が鏡に映されたら正体がばれると思い「使われる前に割ってやる」とつぶやく。


斉韻の帰還を知った都の名家たちから、訪問を請う書状が山のように斉震の元に届く。「今後は韻は幼く、嫁ぐ頃合いでないと断れ」と執事に言う斉震。
斉震が斉韻の部屋へ行こうとし、今朝、雲痕様とお出かけに、と執事が伝える。さらに執事が「お屋敷では雲痕様はお嬢様と年も近く、お嬢様が戻られてからはよく遊びに来てくれます。お嬢様が飽きぬようにと土産をたずさえて」と話す。やはり一緒に育った幼馴染ですから特別なのでしょうと。斉震は「雲痕が屋敷に来た時は下働きだったな。下僕は永遠に下僕だ」と言い、執事から笑顔が消える。


竜鱗甲が斉震の元にあることを宗越は軒轅旻に話す。「よみがえった者に…私は会った。斉韻の母は7ヶ月で彼女を生んだ。生まれつき血が逆流し、筋骨も常人と異なり、医者は皆6歳まで持たぬと言った。死を勧告された子が、なぜまだ生きている」と言う宗越。軒轅旻が「見立ては?」と尋ねる。宗越は「昔、高名な道士が斉震に告げた。“体内の陰の気があまりに強い。生き続けるためには竜鱗甲の陽の力で抑えよ”と。だが今の斉韻は常人と変わらぬ。病が癒えたか、でなくば竜鱗甲をその身に帯びている…」と言う。「調べるか」と聞く軒轅旻。宗越は「医者のやり方がある」と言う。


萃梁殿へ行った扶揺は、庭で白狐を見かける。その白虎に噛まれる扶揺。白狐が殿の中へ入り、扶揺も追い掛けて入る。
扶揺は布が掛けられた水霊鏡らしき物を見つける。布を取ろうとするが、扶揺は何者かによって気絶させられてしまう。


斉震を待ち伏せした唐芷蓉は、入宮できたのは国公の推挙のおかげだと感謝する。そして、父や兄とも遠く離れ、ここで生きていくには国公のみが頼り、ご寵愛はあるものの、いつかこの命を奪われはせぬかと不安、もしも…王妃となれたら…おびえることはない、と話す唐芷蓉。お力添えくださるなら何でも仰せに従うと。斉震は「機を見て、あなたの美点を王に伝えておく」と言う。
2日後には寒衣節で王妃を立てるのがしきたりだった。斉震は「よく策を練るように」と言う。


雲痕と街へ行った斉韻は「郡主」と言われ「韻と呼んで」と返す。詰め寄られ「韻…」と呼ぶ雲痕。
斉韻の希望で、2人は唯品閣へ行く。そこで見た衣装に着替えると、更衣に入って行く斉韻。しばらくして大きな音がし、斉韻が逃げたと分かった雲痕は追いかける。

逃げていた斉韻は宗越とぶつかる。宗越が突き、斉韻は気を失う。追いかけてきた雲痕は、そんな2人を見て立ち止まる。


目覚めた扶揺は檻の中にいた。手には鎖が。出ようとする扶揺に「逃げられはせぬ」と言う仙是美。扶揺は「お邪魔する気はなかったんです。どうか放して」と頼む。しかし仙是美は「萃梁殿を騒がし、我が静寂を破るとは死に値する」と言う。「やめてよ。静寂を破る気はなかった。実はついさっき、あっちに狐がいてかんだんです。狐を追って入ってきた」と話す扶揺。白狐が私を噛んだと。

仙是美は「玄冥有霊は2匹とおらぬ白狐。不遜な口を利くな」と変貌し、お前を出さぬ、絶対に出さぬ、と言う。さらに手に持った摂坤鈴を見せながら「これは何だ」と言う仙是美。扶揺が「それは私にとって、とても大切なもの。お願い、返してください」と言う。大切だと聞いた仙是美は「返さぬ」と言うと行ってしまう。


宗越は「邱殿には会ったな。あの方から聞いたとおりだ。あとはどうすべきか分かるな」と雲痕に話す。「分かるものか。これまで国公府が家で斉震父子が家族だった。私を育て、教育し、慈しんでくれた。父子とは言わぬものの、大切に扱われた。なのに今、あなたは言う。“恨みを晴らせ”と。養父を賊と呼ぶならば、どうすればよいか教えてくれ」と言う雲痕。宗越は「真相を告げねば、お前は気楽に生きられた。それもよかろう。だが斉震のそばにいれば、一生、陰謀の渦中だ。それで満足か。お前が養父と慕っても、斉震にとっては忠犬だ。やつは利しか考えぬ。人の情などない」と言う。

「あなたは放浪の末、人を悪意でしか見ていない」と声を荒らげる雲痕。宗越は雲痕の肩に手を置き「斉震と父は兄弟の契りを交わしていた。刎頸の交わりだ。私の百日祝いも斉震が仕切った。朝廷の誰もが斉震と王は身内と信じた。そのために無防備な父はやつに陥れられ、兄弟は生き別れたまま18年。なのに、なじるのか」と言う。雲痕はうつむき「私は生みの親を失った。今また、育ての親を失えと?」と聞く。

宗越は泣きながら「あの夜、世子府では78人の命が奪われた。いまだに、あの血の匂いを思い出す。両親と親族78人の命より、虐殺者1人の命が大事か」と言い放つ。やつの犬でいるなら止めはせぬ、だが、お前はもはや軒轅の者ではない、と。そして「生きる道は自分で選べ」と言う宗越。雲痕は「この身に流れる軒轅の血、その定めは決して忘れまい。だが言っておく。両親の恨みと斉韻は無縁だ。もしもあなたが韻を傷つけ害することがあれば、私は許さない」と言う。

その場を後にしようとする雲痕の背に向かい、宗越は「あの日、悦風楼でお前の心に気づいた。だが斉家は一族の敵。2人に望みはないぞ」と叫ぶ。雲痕は何も言わず、意識のない斉韻と一緒に馬に乗り去っていく。「竜鱗甲は永遠に軒轅家のものだ」とつぶやく宗越。


曹成は「御霊堂の郭殿がお待ちで、祭天の儀につき直接相談したいと」と軒轅旻に伝える。「旧例に則り行い、お前が確認せよ」と言う軒轅旻。曹成と入れ違いに江楓が来る。「殿下、大変です。扶揺さんが行方不明に。2日前です。いなくなったのに誰も気づかなかったと。宮殿の内外を捜せど見つかりません」と話す江楓。焦った軒轅旻だが「小娘は腕が立つ。本気で闘えば宮中の衛士長も勝てるとは限らん。2日も行方不明か。考えうることは、1つは自分で隠れた。あり得ない。でなくば強敵に出会った」と言う。江楓が「扶揺さんに勝てる人は多くはいません。まさか…」と言い、軒轅旻が江楓を見る。


ーつづくー


今度の扶揺と軒轅旻の口づけは助けるためじゃなかったね(*´艸`*)
あの刺客は斉震の言ってたとおり、軒轅旻が仕組んだことなのかな?
確かにそれなら唐芷蓉を気絶させることもできて一石二鳥!!(⁎˃ᴗ˂⁎)

扶揺が白狐に石を(✽ ゚д゚ ✽)
扶揺ったら、自分(白浅)に石を投げちゃダメでしょって突っ込んだり(≧▽≦)
九尾じゃなかったけど、白狐も可愛かったー。

捕まった扶揺も気になる。
大切な摂坤鈴も持って行かれちゃったよーヾ(・ω・`;)ノ
そして仙是美がすごく怖い( ̄▼ ̄|||)
感情の起伏が激しすぎ。

宗越の言いたいことは分かる。
年齢的なこともあって、宗越の方があの日の光景を覚えていると思うし。
ただ、育ての親が両親の敵だと言われても、雲痕もすぐには気持ちがついていかないよね(;´д`)ノ
ましてや斉韻が好きならなおさら。
斉韻にとっては大切な父親だし。
雲痕、つらいすぎる…。



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2 コメント

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ねこさんへ (うさ)
2019-09-27 00:45:00
深かったですね(*´艸`*)
そこは皆さん、突っ込んじゃったかも!?
でも見ごたえはありましたよね♪

あの時の雲痕、1歳には確かに見えなかったー。
もうちょっと大きく見えましたよね。
邱殿や飴細工のことも覚えていたし(๑>◡<๑)
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沐浴の湯中はどんだけ深いの (ねこ)
2019-09-26 22:59:58
沐浴の湯中での♡シーンが足もつかないほどのすっごく深いところだったよね
確か立ったら膝くらいの深さのはずが・・・

宗越と雲痕の弟は生き別れたまま18年なんだよね。
雲痕は19才だから、あの腕に謝って傷を受けた時が1才とは思えないのだけど・・・

と、いろいろ考えると夜も寝られない。
そこは中国ドラマだから気にしなくていいのか。笑
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