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中国歴史ドラマ「宮廷の泪・山河の恋」第22話 あらすじ

2014年04月30日 23時08分37秒 | 宮廷の泪・山河の恋(中)

気分が悪いという海蘭珠を心配するホンタイジ。それを見ていた賽琦雅は「あの女狐。相変わらず男の同情を誘っている。あの母にしてあの娘あり」とつぶやく。玉児では勝てないと。


賽琦雅はある品を新入りの宮女に頼んで届けさせるよう烏蘭に命じる。その様子を玉児が見ていた。玉児に気付いた賽琦雅は、急いで小さな入れ物を後ろ手に隠す。一緒に小玉児に会いに行くか聞く賽琦雅に、怖い顔で「海蘭珠への贈り物なの?」と玉児は聞く。目をそらし「あなたに関係ないわ」と言う賽琦雅。玉児はここはホルチン部ではなく都、自分の首を絞めると怒る。「行かないの?だったら私だけで行くわ」と言い、賽琦雅は行ってしまう。


海蘭珠に賽琦雅から血燕の巣の汁物が届けられる。「海福晋(海蘭珠)は血燕がお嫌いなの」と持ってきた宮女を叱る烏雅。すぐに宮女が謝り下げようとした時、ホンタイジが来る。「せっかくの厚意だ。受け取れ」と海蘭珠に言うホンタイジ。「あの人の品は嫌です」と海蘭珠は言う。そんな海蘭珠のために、まずはホンタイジが自ら食べてみる。「実に美味だ。朕が食べた物なら嫌な思いもしないだろう」とホンタイジは海蘭珠に汁物の入った器を差し出す。仕方なく受け取る海蘭珠。

海蘭珠が器を受け取ったとたん、ホンタイジは体に異変を感じる。ハッとしたホンタイジは「駄目だ」と言いながら今にも食べそうにしていた海蘭珠の手から器を払い飛ばす。そしてホンタイジは苦しみだし、血を吐いて倒れる。


ホンタイジが毒で倒れたことが玉児の耳にも届く。母がどこにいるか蘇瑪に聞く玉児。蘇瑪は「小玉児様の所かと」と答える。


ホンタイジのことを聞き、哲哲は海蘭珠の寝宮へ駆けつける。「なぜ毒なんて?」と哲哲が言うと、海蘭珠は賽琦雅から届けられた器を見せながら「この血燕の巣ですよ。侍医の調べでは猛毒が入っていました」と話す。「血燕?まさか…」と言う哲哲に「賽琦雅です」と。そして「私を狙うはずが陛下に害を及ぼしました」と言う海蘭珠。受け取った宮女も大福晋の侍女・烏蘭から渡されたと証言する。海蘭珠は「私たちは争えど家族です。陛下にまで害が及んだのに賽琦雅を守るので?」と言う。寝台で横になっているホンタイジを見る哲哲。


賽琦雅は小玉児と話をしている最中、ホンタイジに毒を盛った罪で捕らえられ、牢に入れられてしまう。同じように捕らえようとしていた烏蘭は、毒を飲み亡くなっていた。


自白をしない賽琦雅は拷問をされそうに。そこにドルゴンが来る。
賽琦雅と二人きりになったドルゴンは「あなたの仕業か?」と聞く。「そう思っているのでしょう」と返す賽琦雅に、海蘭珠とその母への仕打ちを考えれば疑って当然だと言うドルゴン。ドルゴンは海蘭珠は陛下(ホンタイジ)が最も寵愛する福晋、手を下そうとするなどどうかしていると言う。

「のさばらせたくなかったのよ。手を下してはいけない?」と言う賽琦雅。認めたと思ったドルゴンは、玉児を巻き添えにすると考えなかったのかと怒る。娘のために手を下した、巻き添えにすることくらい覚悟のうえだと賽琦雅は話す。それを聞いたドルゴンは思わず賽琦雅を叩きそうに。その衝動を抑え「それでも玉児の母親なのか?」とドルゴンは言う。「たたけばいいでしょう?今の私は囚人だから、痛めつけるのは自由よ」と賽琦雅が言うと「女には手を上げぬ」と言うドルゴン。

賽琦雅は笑い「女だからではない。私が最愛の女の母だからでしょう?」と言う。顔をそむけたドルゴンに図星だと思った賽琦雅は「私の目は正しかった」と言うとひざまずく。「娘を頼みます。私はこれまでに大勢の者を陥れてきました。いまさら死など怖くありません。でも心配なのです。私を陥れた者が私の死後、玉児を狙うかも」と話す賽琦雅。そして賽琦雅は玉児への愛を確かめたかったと無礼を謝る。「生涯を懸けて娘をお守りください」と頭を下げる賽琦雅に、ドルゴンはうなずく。


玉児は牢獄へ行くが、命令で入れられないと言われてしまう。命令した人に会わせて、と玉児が言うと「私だ」とドルゴンが現れる。

二人で話せる場所へ行き、玉児にお母君はあんなことはしない、信じるようにと話すドルゴン。「そう思いたいわ」と玉児は俯く。そんな玉児が何か知っているとドルゴンは感じる。玉児は母が海蘭珠に何かを贈ろうとしていると分かった時、烏蘭の後を追いかけていた。そして母が贈ろうとしていた物に、妊婦が嗅ぐと流産する茴香のがついていると知った玉児。後で母上には話ておくと烏蘭に言い、玉児はそれを持ち帰っていた。
その時の話をした玉児は「でも陛下は毒にあたったぞ」と言うドルゴンに「母上もそこまでバカじゃないわ」と言う。きっと濡れ衣だと。

母を助けてほしいと玉児に懇願され「君を愛するお母君だ。君を傷つけることはしない」と言うドルゴン。そしてドルゴンは「真相を探り出し、お母君の無実を証明する」と誓う。


ホンタイジが目を覚ます。椅子に腰掛けて眠る海蘭珠を見たホンタイジは、そこまで歩いて行き頬を触る。それに気づき、起きる海蘭珠。「もう大丈夫ですか?」と心配そうに言う海蘭珠に「心配ない。そなたが無事でよかった」と返すホンタイジ。そなたと子を守るのは朕の責任だと。


真相を探っていたドルゴンと玉児、蘇瑪の3人は、崖から遺体が捨てられるのを目撃する。崖下まで下りたドルゴンと玉児は、その遺体が烏蘭だと知る事に。毒により自害したと思ったが、玉児が烏蘭の腕につかまれた痕があることに気付く。


玉児とドルゴンはホンタイジに会いに行くが、海蘭珠が会わせてくれない。頼れるのは叔母上しかいないと思った玉児は、哲哲に会いに行く。


烏蘭は口封じに殺された、母は殺していないと哲哲に訴える玉児。哲哲は信じるが、陛下は海蘭珠に処分を委ねた、陛下は病み上がりで海蘭珠の言いなり、救う方法はあなたと海蘭珠の姉妹の情に訴えるしかないと話す。「分かりました」と言い玉児が出て行くと「さすが大福晋ですね。海蘭珠に邪魔者の処分を委ねるとは」と阿納日は言う。


雪が吹雪く中、玉児は海蘭珠の寝宮に行く。海蘭珠は賽琦雅を尋問している最中だった。
見張りに中に入れてほしいと玉児が頼むと、"幸運の星"だと言われている玉児に「"母を思う祈りが天に届けば、天は感動し吹雪もやむ"海福晋も天意に従い母に会わせると」という海蘭珠の伝言を伝える見張り。

玉児はひざまずき、雪が降り注ぐ天に向かい「天よ、どうかお願いです。姉さんが母上を許しますように。雪よ、やんでください。姉さんがいつまでも元気で母上を許しますように」と祈る。


寝宮の中。海蘭珠は「今日は何の日だと?」と賽琦雅に聞く。「さあね」と賽琦雅は答える。「今日は母の命日よ」と言う海蘭珠。そして早く母にひざまずきなさいと告げる。賽琦雅は「死んでもお断りよ。いっそ私を殺してはどう?あの女狐の敵討ちに」と返す。そんな賽琦雅に「いいわよ。死んでも頭を下げたくないなら願いはかなえる。でも、あなたの死後、殿下を害した罪はすべて玉児になすりつけるわ」と海蘭珠は言う。

目を見開き「そんな横暴が許されるとでも?」と言う賽琦雅。海蘭珠は笑みを浮かべながら「あなたに学んだの」と言う。玉児を陥れないで、お願いよ、とつぶやくように言うと、賽琦雅は塔娜の自画像の前にひざまずく。「頭も下げられないの?額を地につけなさい」と言う海蘭珠。賽琦雅は言われるまま頭を下げる。自画像を見ながら「母さん、見てくれた?ようやく賽琦雅が頭を下げたわ」と言い、海蘭珠は笑う。そして使用人にされなければ、母さんも美しく気高い福晋になっていた、私も玉児のように愛を一身に受けた令嬢だった、天は平等ね、一方だけには頬笑まないと言い放つ。

「手を下したのは私。敵を討ちたいなら私に復讐すればいい。玉児は私に背いてまであなたを助けてきたのよ。良心があるなら玉児だけは見逃して」と言う賽琦雅。海蘭珠は「あなたが私を追い詰めたのよ。とはいえ敵はあなた一人。条件をのめば玉児には手は出さないし、また仲のよい姉妹に戻ってあげる」と言う。「いいわ」と言った賽琦雅は、言葉に嘘がないよう塔娜の前で誓わせる。


外に出てきた海蘭珠は、天に向かって祈る玉児に「どうやら吹雪がやむことはないようね」と言う。その声に気づき、玉児は海蘭珠に駆け寄る。「母上を許してあげて」と頼む玉児。「彼女は私と母さんを許した?」と海蘭珠は返す。そんな話をしている最中、寝宮の中から賽琦雅の悲鳴が聞こえてくる。海蘭珠は陛下のところへ行ってしまい、玉児は急いで寝宮の中へ入る。

賽琦雅の右の頬には自らがつけた傷があった。「せっかく無実の証拠を見つけたのに」と涙を流す玉児。玉児の手をにぎると「敵はもっと上手よ」と賽琦雅は言う。私を死に追いやるために、すでにいくつもの手を打っていると。そして玉児の涙を拭き「敵の前で血を流すことは許されても、涙を見せてはいけない」と言う。


宮殿の掃除をする賽琦雅。見ているのがつらい玉児は海蘭珠の元へ行き「母上はお年なのに1ヵ月も掃除を?」と言う。「自分から申し出てきたのよ。私の母の苦しみを自らも味わうとね。1ヵ月経てば解放し、すべて水に流すつもりよ」と言う海蘭珠。玉児は約束を破ったら許さないと言う。


掃除を手伝おうとする玉児に「どきなさい。あなたは私の誇りよ。将来"天下の母"になる。下働きなどしないで」と強い口調で言う賽琦雅。玉児は「誇りじゃないわ。ただの娘よ」と言い返すが、賽琦雅は誇りなくして私は生きていけないと言う。それでも苦しむ母親を助けられないのなら、私だって死ぬと言う玉児。


掃除の時以外は牢獄にいる賽琦雅に会いに行った玉児は、来月解放されるまで毎日そばにいると話す。そこに賽琦雅から頼まれた玉児と賽琦雅が一緒に描かれた似顔絵を蘇瑪が持って来る。「この絵の私の頬に、あなたの手で傷をつけて」と賽琦雅は玉児に言う。私と同じように、ありのままをこの絵にと。理由の分からない玉児に「今は分からずとも、いつかきっと分かる日が来る」と言う賽琦雅。


賽琦雅からの書状を読んだ哲哲は、牢獄へ会いに行く。「手紙にあった真相とは?」と聞く哲哲。「一体どうやって烏蘭が私に背くよう仕向けたのかしら?」と賽琦雅は聞く。顔色一つ変えず「一族を使用人の身分から解放し、将来の栄華を約束したのよ」と哲哲は言う。「殺したのね」と賽琦雅が言うと、笑みを浮た哲哲は、玉児が烏蘭から茴香のついた品を没収した時のことを思い返す。玉児と烏蘭のやりとりを見ていた哲哲は、賽琦雅が自分にその罪をなすりつけようとしていたことを知り「倍にして返すまでよ」と烏蘭に血燕の汁物を持っていかせていた。

「すべてあなたから学んだのよ。あなたは自滅したの。恨まないでね」と賽琦雅に言う哲哲。「そうよ。すべて私の仕業だわ。玉児は無関係よ。天真爛漫で善良よ。今も昔と同じようにあなたのことを尊敬し慕っている。だから…玉児のことは見逃してあげて」と賽琦雅は言う。そこに玉児が来る。
「用件は覚えておくわ」と言い、哲哲は帰って行く。

哲哲が母に火鉢を持ってきてくれたことを知り、玉児は「こんな時も手を差し伸べるのは叔母上だけね」と言う。そんな玉児に、この世で自分以外は信じてはいけないと言う賽琦雅。心しておくのよ、と。


娜木鐘の寝宮に文のついた石が投げ込まれる。文には"阿古拉との仲を秘密にしたいのなら、今夜、牢へ来い。賽琦雅"と書かれていた。


呼んだ娜木鐘に「海蘭珠は娘の敵よ。手を組まないで」と言う賽琦雅。娜木鐘は自分の命が危ういのに私に命令するのかとあきれる。賽琦雅は「阿古拉との仲をばらすわよ」と言う。一人で死ぬのも寂しい、だから阿古拉とあなたに道連れになってもらう、しかし、もし阿古拉と海蘭珠をけん制してくれるなら殺すには忍びないと。「今のあなたにできるの?」と言う娜木鐘。賽琦雅は「今日、あなたに届けた手紙は明日はホンタイジのもとに届く。あなたに交渉の余地はないわよ」と返す。


海蘭珠はずっと仕事をしているホンタイジを心配する。「賽琦雅の件があるゆえ、呉克善をなだめるのだ」と言うホンタイジ。「呉克善も関与してるかもしれません」と海蘭珠は言う。しかしホンタイジは賽琦雅の件は後宮内の女の諍い、政務に影響してはいけない、呉克善はホルチン部の要、もし明軍に投降でもされたら清の覇業に影響すると話す。「やはり国が一番大切なのですね。でしたら早く賽琦雅に謝るべきでした。血燕も食べます」と言う海蘭珠。ホンタイジはすねた海蘭珠に、昔の恨みは忘れろとなだめる。


洞窟の前にある卓林の墓前で供養をする玉児。そこに海蘭珠が来る。「ここで会うとはね」と玉児に言い、海蘭珠は墓の前に座る。「今日は卓林さんの誕生日。毎年、姉さんは赤卵を作りお祝いしていた。まだ覚えていたのね」と言う玉児。海蘭珠は「忘れたことはない」と言う。玉児は自分が海蘭珠と距離を置いていたのは海蘭珠が変ってしまったからだと話す。心には憎しみしかなく、まるで別人みたいだと。「だけどまだ卓林さんを覚えていた。昔の姉さんはまだ生きている」と玉児は言う。

「憎しみ以外はすべて失ったわ。憎しみがなければ生きていけない」と言う海蘭珠。玉児は「これからは?子にも憎しみを植えつけるつもり?苦しむ母上の姿を見て胸がずっと痛んでた。私も塔娜おば様と卓凛さんに許してと祈ってる。姉さんを救ってと。だって今の姉さんは幸せじゃない」と話す。そんな玉児と海蘭珠に向かい、3匹の蛇が迫って来る。


ーつづくー


毒は哲哲の仕業だったのねヾ(・ω・`;)ノ
哲哲もまさかホンタイジが口にするとは思わなかったと思うけど…。
海蘭珠は賽琦雅だと信じてしまったんだよね?
でも、これではあからさますぎると思うんだけど…。
賽琦雅じゃないのは分かっているけど、陥れるためのチャンスだと思ったのかなぁ(o´д`o)=3

今回の賽琦雅を見て、今までの塔娜や海蘭珠、阿古拉にしてきたことは、やっぱり自分の子供を守るだめだったのかな?と思ってしまいました。
子供を守るためだったら、誇りも命を捨てられる人だって。

最後、蛇が迫ってきていたけど…玉児が海蘭珠を助けるのかな?
あと、お供えしていたお花が海蘭花に見えたけど、もうここまでお腹が大きくなると流産はしないの???




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2 コメント

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うささ~ん。 (靖子)
2014-05-01 09:40:13
母は、強しですね。
自分の子供を守るため。なんです。

海蘭~。は、ホントに気の毒なあわれな女性で、全ての謀は、海蘭~。が、やったんだ~。見たいなことになっていて、

ユアルは、母思いの。子供。天真爛漫だった。少女が、変わって行く怖いですね。後宮と、言うとこは、
哲哲。怖い
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続けて (time)
2014-05-02 04:26:14
今回の賽雅はいままでの迫力がありました。
姐姐やうささん仰るように
母の強さですよね。

そんな中でも、牢で賽雅で渡り合う
十四爺の、光との姿がステキでしたw
賽雅にとっては玉兒を自分に代わって
守ってくれるという思いがあのシーンには
出ていたようでした。

十四爺はこの一件どのように噛んでいくのでしょうか???
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