【出演者】
ソン・ウンジョ役…ムン・グニョン
ホン・ギフン役…チョン・ジョンミョン
ク・ヒョソン役…ソウ
ハン・ジョンウ役…テギョン(2PM)
ソン・ガンスク役…イ・ミスク
ク・デソン役…キム・ガプス
◆あらすじ◆
「さいってい。消えて」とヒョソンが言うと、ウンジョは"やっぱりね"という顔をする。
ヒョソンの「消えて、消えてって言ってるるの!」と言う声が部屋から聞こえ、通りかかったギフンは立ち止まる。
「早く私の前から消えて」と言うヒョソンに、今まで黙っていたウンジョは「イヤ」と言う。あんたが消えて、と。ギフンが部屋に入ってきたのにも気づかず「好きでここにいるわけじゃないけど、出て行けと言われて出て行ったりしない。本当にここが嫌になったら、言われなくても出てってやるわよ」と言うウンジョ。振り返り、ギフンがいたことにウンジョは気づくが、そのまま部屋を出て行く。
ヒョソンもギフンを見て立ち止まるが、ウンジョを追いかけて部屋を出る。
外まで追いかけてきたヒョソンは「あんた許さないからね」とウンジョの髪の毛を掴む。何すんのよ、とウンジョは言い、2人はつかみ合いのケンカに。
それをケンカの原因となったドンスがあたふたしながら見ていた。
ケンカの最中、ウンジョの唇から血が出ているのに気づいたヒョソンは「お姉ちゃん、血が出てる。どうしよう」と目にいっぱい涙を溜めて言い出す。そんなヒョソンを払うと、ウンジョは歩いて行ってしまう。
顔に傷をつけ、泣きながらヒョソンは家に帰って来る。ガンスクが出て行くと「お母さん」と言いながらガンスクに抱きつくヒョソン。
ウンジョとヒョンジュンがケンカをしたと知り、2人を正座させると、仲良くなるまでウンジョが新しい部屋に移ることは許さないと言うデソン。そして「反省したら、ごめんなさいと言いなさい」と言うとヒョソンの足をムチで叩く。ヒョソンは1回叩かれただけで、ごめんなさい、と言い泣き出す。ウンジョにも同じように反省したら謝るように言うと、デソンは叩きだすがウンジョは声もあげず叩かれ続ける。
一瞬、ウンジョを叩く前ためらったデソンだったけど、自分の娘としてキチンと叱ったデソン。いいお父さん。
ウンジョは謝らず、デソンの方が疲れはじめる。2人を見るに見かねたギフンが、デソンから棒をとり、ふらつくウンジョを支えながらウンジョを部屋から連れ出す。
酒蔵に連れてきたウンジョに足の傷を見せるように言うギフン。ギフンの言う事を聞かないウンジョに「薬を持って来る。塗ろうと塗るまいが、飢え死にしようが叩かれて死のうが勝手にしろ」とギフンは言う。
1人になったウンジョは静かな酒蔵で聞いたことのない音を耳にする。それは瓶から聞こえてくるお酒の醗酵する音だった。ウンジョは足を引きずるように瓶に近づき、跪くと瓶に耳をあてる。その音を聞いてるうちに心地よさを感じるウンジョ。
ギフンは薬を塗りながら「酒が醗酵する音だ」と言う。
「次は逃げろよ。もう二度と意地をはることは俺が許さない」と言うギフンに返事をしないウンジョ。ウンジョは何度も呼ばれて、ようやく「うん」と消え入りそうな声で答える。
フワフワした気分になったウンジョは"ふくらはぎは痛くなかった。理由は分からない。なぜか心が空の果てまで上っていって、月まで届きそうだった"と思う。
まだウンジョは気づいていないかもしれないけど、ギフンの事をもう好きになっているよね。
夜中。ウンジョが寝ていると、部屋にデソンが入ってくる。デソンはうつぶせになっているウンジョのふくらはぎに、薬のついたガーゼを置き、目を覚ましたウンジョはそんにデソンの優しさを知る。
ウンジョはギフンを呼び出すと、昨日ギフンと一緒にいた女は誰か聞く。突然の予想外の質問に「え?」と言うギフン。何度も同じ事を言わせないで、と言うウンジョにギフンは笑顔になると「それが聞きたくて朝っぱらから会いにきたのか」と言う。
ギフンはウンジョを自分の部屋に連れて行き、自分の好きな音楽や画家の事を話す。しかし、ウンジョが聞きたかったのは、ギフンと一緒にいた女の事だけだった。ギフンは寮を出た時に荷物を預かってくれた友達の妹だと話す。
部屋に戻ってきたウンジョに「仲のいいフリしよう」とヒョソンは提案。お父さんの前で仲のいいフリを何日かすれば、部屋を移ってもいいと言うと思うと…。わかった、それでいい、と言うウンジョ。
仲のいいフリをしよう、って言った時点でヒョソンは反省なんてしてなかったってことだよね。何だかずるく感じてしまう。ウンジョはあんなに叩かれたのに。
それに、口先だけの謝りで本当に悪いと思ってないなら、デソンのしたことも無意味に見えてしまう。
ヒョソンはウンジョの叩かれた足を見て驚いてはいたけど…。
朝食。デソンを気にしながらヒョソンは「お姉ちゃん、ごめんね。私が悪かった」と言う。ウンジョが何も答えないでいると、足でウンジョをつんつんするヒョソン。ウンジョは仕方なく「私こそ、悪かったわね」と言う。
お寺に行くと言って家を出たガンスクが、寺に言っていない事をデソンは知る。
その頃、ガンスクは電車に乗っていた。
帰ってきたガンスクに、どこに行ってたか聞くデソン。ガンスクはデソンの顔を見て、寺に行かなかった事がバレていると気づく。そして、突然泣き出したガンスクは、ウンジョの足を見たら叩かれた傷がひどくて、あなたには言えなかったからウソをついて出かけたと、嘘の言い訳を始める。昔からそういう時ウンジョは病気になってしまう、子供の頃から通っていた病院に行ったが、引っ越してなくなっていたと。引っ越し先をあちこち捜しまわっていたと言う話しを、デソンは信じてしまう。
ガンスクはきっと内縁の夫だったチャンのところへ行ってきたんだろうな。酔ってはチャンさん、電話ばかりかけているし。悪女のガンスクは、実は情が深いの?それともただの男好き?
ギフンの前に再びギテが。連れていかれた先にいたのは父ホン会長の妻だった。相続放棄の念書を差し出し、サインをしろと言う。ギフンは脅しに屈せず、こういう話しなら次は俺も弁護士を連れてきて一緒にうかがう、こういう形で相続を放棄する気はないと言い返す。
部屋を出たギフンは、ホン会長に電話し「どうすれば力になれるんですか?」と怒鳴るように言う。
ウンジョは来月行なわれる数学オリンピックに出る事が決まる。
同じ日、バレエコンクールでヒョソンはうまく踊れなかった。
急いで家に帰ってきたウンジョは話したかったが、ヒョソンが従業員や家族の前でバレエを踊っているのを見てガッカリしてしまう。しかし、ウンジョが褒めてもらいたいと思ったのは1人だけだった。
ウンジョはギフンを酒蔵に呼び出す。
ギフンが来るとウンジョは貰った賞状を見せる。嬉しそうに笑ったギフンは「すごいじゃないか。よく頑張ったな」と言い、ウンジョの頭をなでる。ウンジョは一言も話さず、賞状を持って酒蔵を出て行くが、その顔は嬉しそうだった。
戸を開けて外に出たギフンは、歩いて行くウンジョを呼び止めると「ごほうびをやる」と言う。
ギフンの部屋に来ると、ギフンがくれたのは年代物の万年筆だった。手に持ったウンジョに「そうやって手に取るたびに、俺を思い出せ」と言うギフン。ウンジョがそれを持って部屋を出て行こうとすると、廊下にヒョソンが立っていた。
ヒョソンは「こんなのひどい。私にはないの?私だってコンクールに出たのに、なんでお姉ちゃんだけなの。ギフンさんは私のものよ」と泣きながら言うと行ってしまう。
夜。ギフンからもらった万年室にインクを入れウンジョは試し書きをする。"ウンジョ"と書くと、ギフンの「ウンジョ」という声が聞こえてくるようだった。
朝、家を出ようとしたウンジョに声をかけてくるデソン。ウンジョは言いにくそうに「お酒。醗酵してないのがある」と言う。それが分かったのか、と驚くデソン。
そこに肩を落としたヒョソンが帰ってくる。ウンジョは「ギフンを見送ったか」と言うデソンの言葉に振り返る。
ウンジョは部屋に入ったヒョソンに「何の話?」と聞く。なかなか言おうとしなかったヒョソンだったが、デソンが部屋に入ってきたのに気付き「お姉ちゃん、大好きよ。ギフンさん、入隊したの」と言う。
急いでギフンの部屋や酒蔵をウンジョは見に行くが、ギフンの姿はどこにもなかった。
ウンジョの家庭教師までしていたのに、入隊の話しをデソンはウンジョにしなかったの?
ベッドで膝を抱えながら泣いていたヒョソンは、顔を上げると手に持っていた封筒を見る。
その封筒は、ギフンがウンジョのために書き、ヒョソンに託した手紙だった。ヒョソンはその封を開ける。
何で何で何で!!ギフンはヒョソンに手紙を頼んじゃったの。ううう。
俺を止めてくれ。お前が止めるなら、考え直せると思う。俺が電車に乗る前に止めてくれ、と思うギフン。
ウンジョは駅まで行くが、結局ギフンとは会えなかった。
川を前にウンジョは涙が溢れて止まらなくなる。
ウンジョの近くに、ギフンの落としてしまったウンジョにあげるはずだったプレゼントが落ちていて、またそれが切なかったよぉ。
8年後。
髪を肩まで切ったウンジョは"ソン・サンギ展"を目にし入る。
ウンジョが1枚の絵の前で止まると「ギフンさんはその絵じゃなくて、この絵が一番好きなの。亡くなったお母さんを思い出すって」と言う声が。ウンジョが見ると、そこに立っていたのはヒョソンだった。
何でここに?と聞くウンジョに「ギフンさんが教えてくれたのよ」と答えるヒョソン。何ですって?とウンジョが言うと「知らない?私たち付き合ってるの。ギフンさんと私」とヒョソンは言う。
えー。ヒョソンとギフンが!?そんなバカな…。これ、ヒョソンがドンスの仕返し(こんなに経って?という疑問はさておき)で言ってるんじゃなくて?と思っちゃった。だってあのギフンがヒョソンと付き合うわけない…と思うんだもん。ギフンにとってヒョソンは可愛い妹のような存在だったと思うから。
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ソン・ウンジョ役…ムン・グニョン
ホン・ギフン役…チョン・ジョンミョン
ク・ヒョソン役…ソウ
ハン・ジョンウ役…テギョン(2PM)
ソン・ガンスク役…イ・ミスク
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◆あらすじ◆
「さいってい。消えて」とヒョソンが言うと、ウンジョは"やっぱりね"という顔をする。
ヒョソンの「消えて、消えてって言ってるるの!」と言う声が部屋から聞こえ、通りかかったギフンは立ち止まる。
「早く私の前から消えて」と言うヒョソンに、今まで黙っていたウンジョは「イヤ」と言う。あんたが消えて、と。ギフンが部屋に入ってきたのにも気づかず「好きでここにいるわけじゃないけど、出て行けと言われて出て行ったりしない。本当にここが嫌になったら、言われなくても出てってやるわよ」と言うウンジョ。振り返り、ギフンがいたことにウンジョは気づくが、そのまま部屋を出て行く。
ヒョソンもギフンを見て立ち止まるが、ウンジョを追いかけて部屋を出る。
外まで追いかけてきたヒョソンは「あんた許さないからね」とウンジョの髪の毛を掴む。何すんのよ、とウンジョは言い、2人はつかみ合いのケンカに。
それをケンカの原因となったドンスがあたふたしながら見ていた。
ケンカの最中、ウンジョの唇から血が出ているのに気づいたヒョソンは「お姉ちゃん、血が出てる。どうしよう」と目にいっぱい涙を溜めて言い出す。そんなヒョソンを払うと、ウンジョは歩いて行ってしまう。
顔に傷をつけ、泣きながらヒョソンは家に帰って来る。ガンスクが出て行くと「お母さん」と言いながらガンスクに抱きつくヒョソン。
ウンジョとヒョンジュンがケンカをしたと知り、2人を正座させると、仲良くなるまでウンジョが新しい部屋に移ることは許さないと言うデソン。そして「反省したら、ごめんなさいと言いなさい」と言うとヒョソンの足をムチで叩く。ヒョソンは1回叩かれただけで、ごめんなさい、と言い泣き出す。ウンジョにも同じように反省したら謝るように言うと、デソンは叩きだすがウンジョは声もあげず叩かれ続ける。
一瞬、ウンジョを叩く前ためらったデソンだったけど、自分の娘としてキチンと叱ったデソン。いいお父さん。
ウンジョは謝らず、デソンの方が疲れはじめる。2人を見るに見かねたギフンが、デソンから棒をとり、ふらつくウンジョを支えながらウンジョを部屋から連れ出す。
酒蔵に連れてきたウンジョに足の傷を見せるように言うギフン。ギフンの言う事を聞かないウンジョに「薬を持って来る。塗ろうと塗るまいが、飢え死にしようが叩かれて死のうが勝手にしろ」とギフンは言う。
1人になったウンジョは静かな酒蔵で聞いたことのない音を耳にする。それは瓶から聞こえてくるお酒の醗酵する音だった。ウンジョは足を引きずるように瓶に近づき、跪くと瓶に耳をあてる。その音を聞いてるうちに心地よさを感じるウンジョ。
ギフンは薬を塗りながら「酒が醗酵する音だ」と言う。
「次は逃げろよ。もう二度と意地をはることは俺が許さない」と言うギフンに返事をしないウンジョ。ウンジョは何度も呼ばれて、ようやく「うん」と消え入りそうな声で答える。
フワフワした気分になったウンジョは"ふくらはぎは痛くなかった。理由は分からない。なぜか心が空の果てまで上っていって、月まで届きそうだった"と思う。
まだウンジョは気づいていないかもしれないけど、ギフンの事をもう好きになっているよね。
夜中。ウンジョが寝ていると、部屋にデソンが入ってくる。デソンはうつぶせになっているウンジョのふくらはぎに、薬のついたガーゼを置き、目を覚ましたウンジョはそんにデソンの優しさを知る。
ウンジョはギフンを呼び出すと、昨日ギフンと一緒にいた女は誰か聞く。突然の予想外の質問に「え?」と言うギフン。何度も同じ事を言わせないで、と言うウンジョにギフンは笑顔になると「それが聞きたくて朝っぱらから会いにきたのか」と言う。
ギフンはウンジョを自分の部屋に連れて行き、自分の好きな音楽や画家の事を話す。しかし、ウンジョが聞きたかったのは、ギフンと一緒にいた女の事だけだった。ギフンは寮を出た時に荷物を預かってくれた友達の妹だと話す。
部屋に戻ってきたウンジョに「仲のいいフリしよう」とヒョソンは提案。お父さんの前で仲のいいフリを何日かすれば、部屋を移ってもいいと言うと思うと…。わかった、それでいい、と言うウンジョ。
仲のいいフリをしよう、って言った時点でヒョソンは反省なんてしてなかったってことだよね。何だかずるく感じてしまう。ウンジョはあんなに叩かれたのに。
それに、口先だけの謝りで本当に悪いと思ってないなら、デソンのしたことも無意味に見えてしまう。
ヒョソンはウンジョの叩かれた足を見て驚いてはいたけど…。
朝食。デソンを気にしながらヒョソンは「お姉ちゃん、ごめんね。私が悪かった」と言う。ウンジョが何も答えないでいると、足でウンジョをつんつんするヒョソン。ウンジョは仕方なく「私こそ、悪かったわね」と言う。
お寺に行くと言って家を出たガンスクが、寺に言っていない事をデソンは知る。
その頃、ガンスクは電車に乗っていた。
帰ってきたガンスクに、どこに行ってたか聞くデソン。ガンスクはデソンの顔を見て、寺に行かなかった事がバレていると気づく。そして、突然泣き出したガンスクは、ウンジョの足を見たら叩かれた傷がひどくて、あなたには言えなかったからウソをついて出かけたと、嘘の言い訳を始める。昔からそういう時ウンジョは病気になってしまう、子供の頃から通っていた病院に行ったが、引っ越してなくなっていたと。引っ越し先をあちこち捜しまわっていたと言う話しを、デソンは信じてしまう。
ガンスクはきっと内縁の夫だったチャンのところへ行ってきたんだろうな。酔ってはチャンさん、電話ばかりかけているし。悪女のガンスクは、実は情が深いの?それともただの男好き?
ギフンの前に再びギテが。連れていかれた先にいたのは父ホン会長の妻だった。相続放棄の念書を差し出し、サインをしろと言う。ギフンは脅しに屈せず、こういう話しなら次は俺も弁護士を連れてきて一緒にうかがう、こういう形で相続を放棄する気はないと言い返す。
部屋を出たギフンは、ホン会長に電話し「どうすれば力になれるんですか?」と怒鳴るように言う。
ウンジョは来月行なわれる数学オリンピックに出る事が決まる。
同じ日、バレエコンクールでヒョソンはうまく踊れなかった。
急いで家に帰ってきたウンジョは話したかったが、ヒョソンが従業員や家族の前でバレエを踊っているのを見てガッカリしてしまう。しかし、ウンジョが褒めてもらいたいと思ったのは1人だけだった。
ウンジョはギフンを酒蔵に呼び出す。
ギフンが来るとウンジョは貰った賞状を見せる。嬉しそうに笑ったギフンは「すごいじゃないか。よく頑張ったな」と言い、ウンジョの頭をなでる。ウンジョは一言も話さず、賞状を持って酒蔵を出て行くが、その顔は嬉しそうだった。
戸を開けて外に出たギフンは、歩いて行くウンジョを呼び止めると「ごほうびをやる」と言う。
ギフンの部屋に来ると、ギフンがくれたのは年代物の万年筆だった。手に持ったウンジョに「そうやって手に取るたびに、俺を思い出せ」と言うギフン。ウンジョがそれを持って部屋を出て行こうとすると、廊下にヒョソンが立っていた。
ヒョソンは「こんなのひどい。私にはないの?私だってコンクールに出たのに、なんでお姉ちゃんだけなの。ギフンさんは私のものよ」と泣きながら言うと行ってしまう。
夜。ギフンからもらった万年室にインクを入れウンジョは試し書きをする。"ウンジョ"と書くと、ギフンの「ウンジョ」という声が聞こえてくるようだった。
朝、家を出ようとしたウンジョに声をかけてくるデソン。ウンジョは言いにくそうに「お酒。醗酵してないのがある」と言う。それが分かったのか、と驚くデソン。
そこに肩を落としたヒョソンが帰ってくる。ウンジョは「ギフンを見送ったか」と言うデソンの言葉に振り返る。
ウンジョは部屋に入ったヒョソンに「何の話?」と聞く。なかなか言おうとしなかったヒョソンだったが、デソンが部屋に入ってきたのに気付き「お姉ちゃん、大好きよ。ギフンさん、入隊したの」と言う。
急いでギフンの部屋や酒蔵をウンジョは見に行くが、ギフンの姿はどこにもなかった。
ウンジョの家庭教師までしていたのに、入隊の話しをデソンはウンジョにしなかったの?
ベッドで膝を抱えながら泣いていたヒョソンは、顔を上げると手に持っていた封筒を見る。
その封筒は、ギフンがウンジョのために書き、ヒョソンに託した手紙だった。ヒョソンはその封を開ける。
何で何で何で!!ギフンはヒョソンに手紙を頼んじゃったの。ううう。
俺を止めてくれ。お前が止めるなら、考え直せると思う。俺が電車に乗る前に止めてくれ、と思うギフン。
ウンジョは駅まで行くが、結局ギフンとは会えなかった。
川を前にウンジョは涙が溢れて止まらなくなる。
ウンジョの近くに、ギフンの落としてしまったウンジョにあげるはずだったプレゼントが落ちていて、またそれが切なかったよぉ。
8年後。
髪を肩まで切ったウンジョは"ソン・サンギ展"を目にし入る。
ウンジョが1枚の絵の前で止まると「ギフンさんはその絵じゃなくて、この絵が一番好きなの。亡くなったお母さんを思い出すって」と言う声が。ウンジョが見ると、そこに立っていたのはヒョソンだった。
何でここに?と聞くウンジョに「ギフンさんが教えてくれたのよ」と答えるヒョソン。何ですって?とウンジョが言うと「知らない?私たち付き合ってるの。ギフンさんと私」とヒョソンは言う。
えー。ヒョソンとギフンが!?そんなバカな…。これ、ヒョソンがドンスの仕返し(こんなに経って?という疑問はさておき)で言ってるんじゃなくて?と思っちゃった。だってあのギフンがヒョソンと付き合うわけない…と思うんだもん。ギフンにとってヒョソンは可愛い妹のような存在だったと思うから。
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