銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
玉自寒(玉時間)/静淵王(せいえん)…リウ・ルイリン 烈火山荘の二番弟子 第七皇子
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー 江南霹靂門の若君
刀冽香(とうれつこう)…ダン・スー 刀無暇の妹
刀無暇(とうぶか)…チー・ハン 天下無刀城の若君
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
姫驚雷(きけいらい)…チェン・イエリン
薫衣(くんい)…マー・ダーヤー 侍女長
蝶衣(ちょうい)…ユエン・ユーシュエン 歌児の侍女
景献王(けいけん)…ジーン・オウ 第三皇子
敬陽王(けいよう)…リー・グァンジュ 第二皇子
艶娘(えんじょう)…ゴン・ベイビー
裔浪(えいろう)…ファン・イーニン
鐘離無涙(しょうりぶるい)…リー・ドンホン
「見えない敵」
歌児と銀雪は麺を食べた店の店主から、平安鎮の物価は他の所より2倍も物価が高いと聞く。以前は役所が管轄せず江湖の争いもなかったため平安鎮は理想郷だった。しかし数年前から江湖の者が上納金を取り始め、役所が取る税より多い。それで物価も上がったと店主は言う。どの家も毎月1日、戸口に銭を置かなければいけない、もし銭を置かなければえらい目に遭う、と。
話を聞いた歌児は行き先を平安鎮に決める。江湖の掟ではどの門派も民から上納金を取ってはいけない。手がかりをつかむため、まずは平安鎮にしばらく住むことに。
平安鎮で歌児は仕事を探すが見つからない。お腹を空かせた歌児のために銀雪がお焼きを持ってくる。軽く挨拶をしただけでもらったと言う銀雪。お焼きは都より2割も高く、店主から聞いた話は本当だった。
仕事がなければ長居できない、と途方に暮れる歌児。しかし銀雪は手はずは整えてあると言う。
銀雪は半刻前に店を買っていた。今後、そなたがお焼きを作り、それを私が売る、と言う銀雪。看板を作り明日、店開きをすること。
青龍堂。堂主・鐘離無涙(しょうりぶるい)に伝書鳩が。文を読み、平安鎮?、とつぶやく鐘離無涙。
集賢堂。黄琮と会っていた烈明鏡に、歌児が平安鎮に到着したことを報告する裔浪。烈明鏡は断雷荘の謝厚友に歌児を見守れと伝えさせる。
裔浪が出て行き、雪公子は昔、私の命と烈火山荘を救った、信頼に足る方だ、と烈明鏡は黄琮に話す。黄琮は如歌様の居場所を静淵王に知らせ、如歌様を守るよう命じられているため私も直ちに平安鎮へ行くと言う。
“雪記のお焼き店”という看板ができる。しかし歌児はお焼きが作れず、また手はずを整えたと言う銀雪。しばらくしてお焼きの作り方を教えてくれる女人が2人来る。
謝厚友は烈荘主の命に従い、歌児をひそかに守ることに。孫の小風(しょうふう)に、あるお姉さんを守ってほしいと頼む謝厚友。お姉さんは遊歴中に平安鎮へ来た、お前はお姉さんと知り合って友になり、毎日何が起こったか私か父上に知らせよ、と。
楓院。酒ばかり飲んでいる戦楓に、歌児が平安鎮へ行ったことを伝える姫驚雷。姫驚雷は歌児を見守るよう荘主が断雷荘に命じたと話すが、戦楓は断雷荘など役に立たないと言う。平安鎮は天下無刀城の縄張りだった。戦楓は、青龍堂に平安鎮の状況を毎日3回報告させろ、と言う。
玉自寒の耳が聞こえるようになる。艶娘に感謝する玉自寒。
屋敷内を回りながら、玉自寒はいろんな音に感動する。しかし突然、胸を押さえ吐血してしまう玉自寒。玉自寒は意識を失う。
お役御免となった艶娘は屋敷を去ろうとするが、捕らえられ牢へ。
玄璜が問い詰めると、濡れ衣を着せる者に言うことなど何もないと言う艶娘。
赤璋にも玉自寒の吐血の原因が分からない。艶娘を尋問しに行こうとする玄璜を止め、この件には疑わしき点が多々…、と言う玉自寒。そしてまた玉自寒は吐血する。
お焼き店が開店する。爆竹に恐々火をつけようとしていた歌児に、僕が火をつけてもいい?、と話しかけてくる小風。歌児は任せる。
開店を祝い、今日はお焼きを全部無料にする銀雪。
爆竹に火をつけた子供は、断雷荘の謝小風だと歌児に話す。そんな中、雷驚鴻が来る。江南に戻ったはず、と歌児が言うと、俺も江湖を巡りたいんだ、と返す雷驚鴻。
歌児は、断雷荘が上納金を取っていたら小風も巻き添えに、と銀雪に話す。なぜ断雷荘だと?、と聞く銀雪。歌児は、断雷荘でなければ無刀城の仕業ね、と言う。平安鎮は東に断雷荘、西に無刀城がある、他の者はあり得ない、一方が上納金を取ってもう一方が黙認している、そうでなければ両者が結託しているのね、と。
店の開店のため夜中まで手伝ってくれた民へのお礼を考えている時、銀雪が歌児を見つめ、美しい、と言う。真面目に考えてよ、と言う歌児。
真夜中。雷驚鴻と小風も手伝い、各家に灯籠を飾った歌児。“火事だ”と叫び、民たちが家から出てきたところで、銀雪が術を使って灯籠に火を灯す。みなさまのおかげでお焼き店が無事に開店できた、灯籠はお世話になったお礼だと民たちに話す銀雪。民たちは綺麗な灯籠に喜ぶ。
術を使って灯籠に火を灯した銀雪が羨ましいと言う歌児。私は昔から烈火拳を習っているけどなかなか習得できない、何かに押さえ込まれているようで上達しない、と。
生地をこねに行った歌児を呼び、ろうそくに火をつけるように言う銀雪。判子を彫っている銀雪のために、歌児は火をつける。
外出しようとしていた刀冽香は、兄・刀無暇から呼び止められる。銀雪や雷驚鴻に会うのか聞かれ、答えられない刀冽香。刀無暇は、己の身分を忘れるな、今日から私の許しなく無刀城の外に出るな、と告げる。
如歌様は雪公子とお焼きを売っている、昨夜、雪公子は灯籠で町を彩り如歌様を喜ばせた、2人は駆け落ちした夫婦だと噂されている、という文を受け取る戦楓。戦楓は文を握りしめる。
銀雪は歌児の手の甲に昨夜彫っていた判子を押す。この判子を希少価値として毎日お焼き500個に押すと言う銀雪。店に客を大勢呼べれば町全体に活気が生まれ民の商売も上向いていく、と。そこに雷驚鴻と小風が来る。押された判子を見て如歌だと分かる雷驚鴻。
銀雪が今日は店を休んで天下無刀城へ食事に行こうと言い、みんなは驚く。
洞賓楼。銀雪たちは2階へ行こうとするが、刀冽香がいるため給仕に止められる。かつて冽香様に一瞥しただけである男が剣で切り刻まれたと。
給仕を困らせたくない歌児は1階で食事をすることに。歌児たちが席に向かい、雷驚鴻はこっそり小風に刀冽香の物を盗んで来るように言う。
窓から入った小風が刀冽香に話しかけながら物を取る。逃げた小風を追いかけてきた刀冽香は、銀雪がいて戸惑う。小風が刀冽香から盗んできた物は、銀雪の琴の玄だった。
お焼きの店を見にこない?と歌児が誘うが、刀冽香は興味ないと言う。そして、さっさと無刀城から消えて、と言う刀冽香。3日以内に出ていかなければ容赦しないわよ、と言うと、刀冽香は行ってしまう。
店から出た刀冽香は、配下にあの者たちの店を壊すよう命じる。
歌児たちが戻ると店が荒らされていた。お焼きの作り方を教えてくれた女人たちが天下無刀城を怒らせたらおしまいだと言い、雷驚鴻が刀冽香を問い詰めに行こうとする。銀雪が止め、歌児も、刀さんは訳もなく乱暴を働く人じゃない、と言う。
これは警告だ、“早く立ち去れ”と、と歌児に言う銀雪。
夜。ある者が上納金を取っていると歌児たちは雷驚鴻に話す。刀冽香が何か知っていてこんな手に出たと分かった雷驚鴻は、どうするか銀雪に聞く。銀雪は真相を明かすため、これまでどおりに過ごそう、明日も商売を続ける、と言う。
ーつづくー
戦楓はかなり歌児が気になっている様子。
そして私は瑩衣はどこへ?がかなり気になっている。
戦楓が楓院にいる時もいないし…。
あれれ?
玉自寒が(;д;)
やっぱり原因はあれよね…。
玄氷盞。
せっかく耳が聞こえるようになって、あれだけ感動していたのに"(ノ_・、)"
かなりつらそう。
さすが銀雪!!
手回しが素晴らしい(≧▽≦)
雷驚鴻や小風もこのままお店を手伝うのかな?
お焼きが食べたいლ(´ڡ`ლ)
歌児が作っていたお焼きの中には何が入っているんだろう?
日本のお焼きとはまた違うのかな?
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