僕らはふたたび恋をする 第20話

【出演】
レン・ジアカイ　役…ピーター・ホー
ジョン・シャオシャン　役…チャン・チュンニン
ワン・クージエ　役…シュウ・ジェカイ
タン・ミンシン　役…セレナ・ファン
ドォドォ　役…ダン・ユンティン
ヤン・ケリー　役…ペギー・ツァオ



クージエは1人で家に帰って来る。義姉から「シャオシャンはどこ?」と聞かれ「ジアカイの元へ行ったというクージエ。義姉は「私がジアカイに教えたの」と謝る。不妊の話を聞き、黙っていられなかったと。クージエは気にしないように言うと「祝福してあげよう」と言う。

「2人は愛し合ってるから安心していい」とクージエが義姉に言うと、それを聞いていたドォドォは「ママは王子様パパを愛してる。パパはドォドォが愛してあげる」とクージエを抱きしめる。「クージエパパが大好き」と言われ、クージエも「パパもお前をとっても愛してる」と言う。


院長に会いに行ったシェンは、偶然、ジアカイが負傷したことを知る。シェンはジアカイの自宅へ。シャオシャンは「出掛けるので、ごゆっくり」と言い、家を出る。


シャオシャンはフォンハンの働いているお店へ行く。フォンハンはお店で果物の業者が必要となり、シャオシャンの実家を推薦してくれていた。そのお店にジアカイ父が来ていることにシャオシャンは気付く。フォンハンの話から、誕生祝いをしていることを知るシャオシャン。急用ができたとフォンハンに言い、シャオシャンは帰る。

シャオシャンをいじめていたジアカイ父だと知り、フォンハンはテーブルのふきんをしぼり、スープの中へ。飲んでいる姿を見ようと携帯でこっそり録画する。しかし後でチェックすると、スープは飲んでいなかった。がっかりするフォンハン。


幼稚園でお友達とボールで遊んでいたドォドォ。投げたボールが幼稚園の外へ出てしまい、雨の中、傘をさして取りに行く。
外にはジアカイ父の乗った車が止っていた。ドォドォが窓をコンコンと叩くとジアカイ父が窓を開ける。「ボールを見なかった?」と聞くドォドォ。「いや」と答えたジアカイ父は、幼稚園から出て来たドォドォに、車もたくさん通り危ないから戻るように言う。ペロッと舌を出したドォドォは、ジアカイ父に目をつぶらせると「何も見てなかった。だから先生に言わないで」と頼む。ジアカイ父は目をつぶったまま笑い「分かった」と言う。

ボールを見つけたドォドォは、取りに行こうとして転んでしまう。見ていたジアカイ父は急いで駆け寄り「痛くない?」と声をかけ、ボールを取ってきてくれる。名前を聞かれ「ドォドォ。おじさんは?」と言うドォドォ。ジアカイ父は、モヤシ先生(ティエンシン)のパパだと答える。「先生は王子様パパの妹だから、王子様パパのパパなのね」とドォドォは言う。

「私はモヤシ先生も王子様パパも大好き。だから王子様パパのパパも大好きよ」と言うドォドォ。ジアカイ父は笑うと「本当にかわいい子だな」と言う。ジアカイ父は、リボンのついた小さい箱をモヤシ先生に渡してほしいとドォドォに頼む。

幼稚園の中に戻ってきたドォドォは「先生への贈り物だって」と小箱を渡す。ティエンシンが開けると、中にはろうそくが1本入っていた。「おじさんは、なぜ先生に?」と言うと「先生と王子様パパのパパがそこに来てる」とドォドォは外を指差す。ジアカイ父と目の合うティエンシン。しかしティエンシンは顔をそむけてしまう。


院長(ジアカイ父)が人口臓器研究の成果発表をすることを知ったシェンは、不備のある論文を前倒しで発表するようだとジアカイに話す。何か巨大な利権が背後にあるかもしれない、気をつけてみててくれ、過ちを犯しそうで心配だと。


帰ってきたシャオシャンは「院長の誕生日を忘れたの?」とジアカイに言う。植物が好きなジアカイ父のためにパキラを買って来たシャオシャン。「届けてあげて」と言うが、ジアカイは「行かない」と言う。「人が優しいにもほどがある。この前、何をされた?」と呆れたように言うジアカイに「確かにいろいろひどい目に遭ったけど、誰でも長所はあるはず」とシャオシャンは返す。「例えば?」と聞かれ「お義父さんがいたから、あなたはこの世に存在している。感謝すべきだと思わない?」と。しかし「あんな男が父親なんて。奴は医者じゃない。人殺しだ」と言うジアカイ。

ジアカイは子供の頃、順番待ちのトップだった母親ではなく、別の患者の移植手術をした父を見てしまう。「今回、移植しないと命を落とすぞ」とシェンが言っても、ジアカイ父は別の患者へ移植した。そしてシェンの言ったとおり、ジアカイの母親はその晩に亡くなる。「母の臨終の時も姿を見せずじまいだった」と言うジアカイ。その時、移植した患者は大物政治家の娘だったと。

自分の地位を築くために、平気で母を犠牲にしたとジアカイは話す。「院長が母を殺した」と言うジアカイを涙を流しながら抱きしめるシャオシャン。「どうすれば、その痛みを止められる?」と言う。


夜。シャオシャンはパソコンから"父さんへ。誕生日おめでとう"とジアカイの名前でジアカイ父にメールを送る。送信する時に見たジアカイは「なぜそんなことを?」と言うが「鎧の正体が分かった。嫌いでも心を開かないのはよくない。お祝いのメールから始めたら?」と言うシャオシャン。昔のことは忘れて、仲直りしないと心の傷はふさがらないと。

ジアカイの手の甲にシャオシャンはト音記号を指で書く。そして「人生の美しい調べを奏でる時をお母さんもきっと待ってるわ」と言う。


「社長からの気持ちです」と、誕生日のプレゼントを自宅に持ってきたソン。論文発表ご成功の前祝いも兼ねていると言う。これは社長にお返しします、とジアカイ父は断ろうとするが、そこにシャオシャンがジアカイの名で送ったお祝いメールが届く。嬉しくなったジアカイ父は「では、頂いておこう」と受け取ってしまう。

ソンは帰りながら社長に電話。そこにシャオシャンから言われ、誕生日のお祝いを持って来たジアカイが。「贈り物は受け取りましたよ。ええ、高額の小切手ですから意味は伝わったはず。新薬は量産中ですし論文が発表されれば大もうけできます」とソンが話しているのをジアカイは聞いてしまう。贈り物を地面に叩き付け、怒って帰ってしまうジアカイ。


マスコミが集まる中、ジアカイ父は論文を発表。そこに現れたジアカイは「院長の研究はまだ完了してない」とみんなの前で言う。発表した理由は、名誉のためと癒着してる製薬会社から金をもらえるからだと。

会場を出たジアカイの前にシェンが。シェンは何も言わずにジアカイの頬を叩く。そして「君から内々に父親を説得してほしかっただけだ」と言うシェン。人が見ている前で自分の父親を非難するなんて、と。しかし母より高官の娘の命を選んだ父を許せないジアカイは「あの時から俺は親不孝者となる運命でした」言う。

シェンはジアカイが母の件を知っていた事に驚く。「聞いてくれ、実はあの時…」とシェンが言いかけると、マスコミに囲まれた父も会場から出て来る。「お前は息子として、こういう選択をしたんだな」と言うジアカイ父。ジアカイは「院長は自分の目的のために家族の愛情を捨てた。俺は今日、真実を言わざるをえなかった」と返し、その場を去って行く。
マスコミから論文の欠陥を認めるか問われたジアカイ父は「我が息子は正義と勇気を持っている。息子は今日、世の皆さんに向けて論文の問題点を暴いた。私は受け入れる」と答える。


ジアカイ父と製薬会社の癒着が発覚し、院長の辞任も免れない状況に。
フォンハンは店でソンがジアカイ父のことを「じっくりとかわいがってやってくれ」と電話しているのを聞いてしまう。急いでフォンハンはシャオシャンに知らせる。

危険が迫っていると知らせるため、シャオシャンはジアカイ父の家へ。しかし、留守だと言われてしまう。
ジアカイ父はすでに男達に連れ去られた後だった。

人気のないところに連れて来られたジアカイ父は、男たちに暴行されてしまう。


間違いを指摘するにしても公の場でするなんて、とジアカイを責めるティエンシン。母のことでティエンシンも父親を憎んでいたが、同時に父親を失いたくないとも思っていた。そこにシャオシャンが帰ってくる。

ジアカイは部屋に閉じこもってしまい、シャオシャンはティエンシンに「院長に危険が迫ってると聞いて家に行ってみたけど留守だった。明日になっても連絡がとれなければ警察に通報を」と言う。


翌朝。乱暴された場所で一晩中倒れていたジアカイ父は目を覚ます。


ーつづくー


フォンハンが録画したもの。スープは飲まなかったけど、もしかしたら後で何かに役立つのかも?

ジアカイ父はあれれ?(￣▼￣|||)
もしかしたら本当はすごく優しいの?
ドォドォにとっても優しく接してて、すごくビックリ。
王子様パパの話をしたから、シャオシャンの娘だって分かったと思うけど…。
そしたら、あのシャオシャンを説得していたうそくさい涙も演技じゃなかったってこと!?（０д０∥）
でもケリーに子供を堕ろすようには言ってたよね…。結果ケリーが先に本当は堕ろしていたけど…。

ドォドォはすごくいい子。
クージエに対してもジアカイ父に対しても(*´ー｀*)
ジアカイ父も癒された感じ。




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