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最後はキミを好きになる!(20話)

2012年06月21日 19時45分51秒 | 最後はキミを好きになる!(台)
【出演者】
リン・シャオルー役…レイニー・ヤン
ソン・チエシウ役…ジョセフ・チャン
レン・イーシャン役…ワン・チュアンイー
タン・アイウェイ役…ティファニー・シュー
リッキー役…トム・プライス
ケン・シュオホァイ役…エイリアン・ホァン


ステージの上で踊るチエシウを見て笑うシャオルー。そんなシャオルーを複雑な顔でアイウェイは見ていた。

チエシウたちがつけていた衣装を脱ごうとした時、タレ込みがあったと警察が入って来る。騒ぎがマズいと思ったアイウェイは他の客と一緒に逃げ出す。残されたステージにいたチエシウたち3人と、シャオルーとサマンサは警察へ行くことに。

サマンサの持っていたハオツからもらった薬が警察で問題に。サマンサはダンサーのハオツからもらった証言。しかし渡されたと証明できる第三者が必要で、知っているのはアイウェイだけだった。サマンサはとりあえずアイウェイに電話をかけるがアイウェイは出ない。
その頃、アイウェイは誰かに追われていた。

つまずいたアイウェイは転んでしまい、バックの中身をバラまいてしまう。急いでかき集め逃げ出したアイウェイだったが、携帯を拾い忘れてしまっていた。その電話を男が拾う。
誰だろう?またストーカー?それともアイウェイの勘違いなのかな?


サマンサは供述書に署名をするように言われてしまう。そんな話をしている時、職務質問で逃げた男が連行されてくる。その男はハオツだった。サマンサとハオツはお互いに驚く。

参考人聴取は残っていたが、とりあえずみんな解放されることに。男らしくかばってくれたチエシウの社長に感謝するサマンサ。つぎのデートは私とアナタの2人だけで、と言われ、社長は舞い上がる。
サマンサと社長がもし結婚したら、社長がチエシウの義父になるのよね。(苦笑)考えるとおかしい。社長さんは45歳みたいだけど、サマンサっていくつなんだろう…。


社長とトニーとは途中で別れたが、チエシウだけは何も言わずずっとしかめ面だった。「どうしたの」とシャオルーが聞くと「何なんだ」と突然怒鳴り出すチエシウ。ダンスさえすればいいと思っていたが、警察にまで連れていかれたことをチエシウは怒っていた。「一体どっちが親なんだよ」と言うチエシウを「もうやめて」とシャオルーが止める。しかしサマンサは「いいのよ」とシャオルーに言う。

今まで一度も本気で怒った事がないチエシウが怒ってくれてサマンサは嬉しかった。「心では私のことを気にしてくれたのね」と言いながらチエシウに抱きつくサマンサ。「恥ずかしい」とサマンサとシャオルーを置いてチエシウは行ってしまうが、そんな2人をシャオルーも見てて嬉しかった。本心を息子が見せたのはシャオルーのおかげだと、シャオルーに「ありがとう」とサマンサはお礼を言う。


シャオルーたちが帰って来ると先に帰って来ていたアイウェイが待っていた。警察から電話をかけたとサマンサに言われバッグを確かめたアイウェイ。しかしバッグに携帯はなかった。「落としたの?偶然ね」と嫌味のように言うサマンサ。そしてサマンサはシャオルーに早くチエシウの部屋で寝るように言う。アイウェイは「でも…」と言うが「踊ったり逃げたりしたら傷も痛むでしょ。夜は私が面倒を見てあげる」とサマンサが止めてしまう。
サマンサはシャオルーが気に入ったんだろうな…。息子がシャオルーを好きになった理由も分かったのかも。

2階へ上がっていくシャオルーに指輪は見つからなかったというモンチュンからのメールが届く。


アイウェイはチエシウの部屋が気になって仕方がない。ドアをノックしようとした手をサマンサにつかまれてしまう。
先に帰ったことを怒っているのか聞くアイウェイ。サマンサはアイウェイにではなく、自分に腹が立ったと話す。パブで本当に怖いと感じ、捨てられる事がどれほど怖いか身につまされたと。

その恐怖を息子に植え続けてきたと思ったサマンサは、伴侶にはあの子を捨ててほしくないと話す。警察でアイウェイが帰ったことを平然と受け止めていたチエシウ。自身と似ているアイウェイに「あの子に合わない」とサマンサは言う。息子の人生に第2の私は要らないと。そしてシャオルーにチャンスを与えたいと言う。
チエシウがアイウェイを好きなら何も起こらないし、もし起きたらそれがチエシウの選択だって言うの。アイウェイは納得できないみたいだけど、サマンサにとって大事なのはやっぱりチエシウだものね。息子には幸せになってもらいたいんだと思う。


シャオルーとチエシウはベランダにいた。離れた場所にいるシャオルーに「警戒してるのか?来い」と言うチエシウ。チエシウの態度に、いずれ諦めなくてはいけないのに「疲れない?」と聞くシャオルー。今の距離と同じで永遠に近づくことはできないと。遠ざかるなら大声出すまでだ、と「リン・シャオルー、俺は…」と声を張り上げるチエシウ。シャオルーは慌てて駆け寄ると、チエシウの口を押さえてしまう。

「大声出しすぎよ」とシャオルーが言うと「だったらもっと近づくんだな」とチエシウは返す。そしてチエシウは自分と母親のためにしてくれたことにお礼を言う。「何もしてないわ」と頭を下げたシャオルーに「反省してんのか?その通り、俺は怒ってんだ」とシャオルーに手を出すように言う。結婚指輪をなくしているシャオルーはドキリとしてしまうが、チエシウが手を出すように言ったのは警察でシャオルーがケガをしていたからだった。

指輪に気づかれないよう、チエシウに薬を塗ってもらうシャオルー。「君の手は魔法の手なんだぞ。つらいパンの記憶を消し俺だけのパンを生んだ。そして今日は守ってくれた、俺が守りたかった人を」とチエシウは言う。チエシウの複雑な気持ちに気づいたシャオルーは「気晴らしには名作を観るに限るのよね?」とシャオルーの手に入れた名作を2人で観る事に。


シャオルーが見せた"名作"は"奥様必見、エビ天を揚げるコツ"というものだった。ぜんぜん興味のないチエシウは睡魔に襲われすぐに寝てしまう。「寝てる時までしかめ面?」とつぶやいたシャオルーだったが、口は笑うと可愛いのよね、と思う。
シャオルーは自分の左手の薬指を見て「約束するわ。指輪は必ず見つける」と言う。
以前、チエシウがシャオルーに建築の映像を見せて寝てしまった時と逆なのね。(苦笑)


母親の具合を心配し、支社長は家に電話をかける。従業員1人のために台湾に帰ったことが気に入らないサイモンは「父さんがお前を養子に迎えたのはうちのグループの人手が足りないからだ。ケン家の御曹司を気取るな」と冷たい返事を返して来る。自分に資格がないことを支社長はよく分かっていた。母親の事を「他人のお前に心配されたくない」と言いサイモンは電話を切ってしまう。

初めて養子先に着いた時からサイモンは冷たい態度だった。「新しい弟よ」と母親が言うと「弟なんかイヤだ。僕は妹が欲しかったのに。僕の部屋には入るなよ」と言ったサイモン。
一緒に養子に行こうと約束していたシャオルーにも見捨てられたと思っている支社長は「世界は広いのに俺の居場所はないのか?」とつぶやいて涙を流す。そこに指輪を捜しにシャオルーが来る。


階段で指輪を捜し始めたシャオルー。シャオルーが指輪を捜していると分かり、支社長は見かけたと「今朝の彼氏が贈った?」と聞く。「君の彼氏?それともダンナ?」と。モンチュンから「これだけは忘れないで。あんたたちは無関係になるってね」と言われていたシャオルーは「無関係になるわ」と答える。すると「また捨てる気なのか?」と言ってしまう支社長。「"また"ってどういうこと?」とシャオルーは聞くが、答えられない支社長はごまかしてしまう。シャオルーは、借り物の指輪だから返す必要があると説明する。

結局指輪は見つからず、外のベンチに座るシャオルー。一緒に捜していた支社長は、自分の着ていた上着をシャオルーにかけ隣に座る。
「私の想像ほど最低な人じゃなそう」と誤解していたとシャオルーは話す。

支社長は自身も大切な物を探し続けてていると言う。それは「自分の居場所」だった。そして大切だった幼なじみが、約束を破ったと話す。そんな支社長にシャオルーは、好きな人の瞳を見つめ、そこに映るあなたが本当の自分の姿で居場所だと言う。愛する人のために生きられたら、価値ある一生だわ、と。その言葉は施設の園長の言葉でもあった。

シャオルーは今夜のお礼にクロワッサンを支社長に渡す。苦笑いをする支社長。シャオルーはモンチュンがクロワッサンを自分のロッカーに入れてくれたと思ったが、クロワッサンは支社長が入れた物だった。「昔から変わらない」と言う支社長。

「あの人がいればいいんだけどね」と話すシャオルー。誰だ?と支社長に聞かれ「ロッカーを片づけてくれたの。その後、彼は渡米した。実は私が見捨てたの」と。「会いたくないのか?謝りたいとか思わないのか?」と言われ「冗談でしょ。イヤな奴に会いに行くなんて。それに過去に生きて何になるの?」とシャオルーは返す。支社長が名前を聞いても、シャオルーは正確に答えなかった。

ヒントを与えても思い出さず、見捨てたどころか忘れているシャオルーに支社長はショックを受ける。シャオルーは眠くなってしまい、支社長にもたれて寝てしまう。それを主任が携帯で撮っていた。


翌日。目覚めたチエシウはベッドにシャオルーがいなかったため、アイウェイのいる部屋へ。シャオルーを捜しに来たと分かり「ほかに用はないわけ?」と言うアイウェイ。2人で同じ部屋にいられて私の気持ち考えた?と。
チエシウの好意で家に置いてもらってたと思うのに、こんな言い方ないわよね。

チエシウは謝り、偽の結婚が幸せを手に入れるための手段だったが、この結婚で手に入れられるとは思いもしなかったと話す。シャオルーが初めて幸せを感じさせたと。「もし一時的で本物じゃなかったら離れるの?」と聞くアイウェイに「本物だ」とチエシウは答える。そしてシャオルーが去ったとしても諦めないと言う。


アイウェイはチエシウの家を出て行く決心をし荷造りを始める。その最中"婚姻契約"を見つけるアイウェイ。「これが悪いんだわ!」とベッドに投げつける。

チエシウとサマンサは携帯を届けようと、シャオルーの職場へ行くことに。2人が出かけるのを外でジャックは笑いながら見ていた。
ジャックはチエシウの家に忍び込むつもりだと思うけど、家の中にはまだアイウェイが…。はち合わせするのかな?アイウェイが投げつけた婚姻契約が見つからないといいんだけど…。


ーつづくー





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