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中国時代劇「蘭陵王」第22話 あらすじ

2014年03月09日 13時37分37秒 | 蘭陵王(中)

蘭陵王を仕事へ送り出す雪舞は、曉冬を探してほしいと蘭陵王に頼む。時が経って、気持ちの整理がついたらきっと戻ってくると蘭陵王は話す。しかし元気のない雪舞を見て、抱き締めると「すぐ人をやって郷里の村の周りを捜索させるとしよう」と言う蘭陵王。ようやく雪舞は笑顔を見せる。

おばあ様が突然来て、雪舞に世話をかけると思った蘭陵王は、おばあ様は暑さに弱い、避暑に行くと幾月も戻って来ない、しばらく会えぬゆえ、顔を見に来たのであろう、と話し「しっかりとお世話をしてくれ。くれぐれも怪我などなさらぬようにな」と雪舞に言う。「分かったわ」と雪舞は返す。


鄭児の具合について皇太后は小翠に聞く。「何ゆえ鄭児を気になさるのです?」と聞く小翠。皇太后は雪舞に会いに来たというのは表向きの口実で、誠はある噂の真相を探る事だと話す。
"蘭陵王の侍女が主を助けて怪我をした、粛(蘭陵王)は公務を放り出して大臣たちを置き去りにし、その侍女を抱き手当てを求めた"、この話を聞いた皇太后は、人を使い探らせ、その侍女が鄭児だと知る。胸騒ぎがして屋敷にきたと言う皇太后。そして皇太后は「何と申してもあの女、雪舞を陥れんとしたのだ。その上、粛まであやうく死ぬところであった」と言う。

小翠はひざまずき「私もそれを心配しておりました。何卒、殿下と奥様をお守りくださいませ」と頭を下げる。皇太后は誰にも知られないよう鄭児を連れてくるよう小翠に言う。


皇太后に拝謁する鄭児。皇太后は鄭児を自分の横の席に座らせると、まずは蘭陵王を体を張って助けてくれた礼を言う。「もったいないお言葉です。罪を償うためにも殿下をお守りするのは当然のことゆえ」と鄭児は返す。「はなからそなたに罪はないのだ。粛への想いを悪人につけ込まれ、利用されただけのことであろう」と言う皇太后。そして一時の過ちのために、生涯ここで下働きをさせておくわけにはいかないと「よい嫁ぎ先を探さねば」と話す。

鄭児はすぐさま席から立つと、ひざまずいて頭を下げ「私、鄭児は罪を犯しました。殿下と奥様には今も申し訳なく思っております。鄭児はここで一生殿下と奥様にお仕えする覚悟です」と言う。皇太后は、粛と雪舞は心が広い、私から粛に申し付けておく、そなたに似合いのよきおのこを探すようにとな、と話すが、それでも鄭児は「後生でございます。私の望みはここでお二人にお仕えすること」と必死で懇願する。

「無礼者。そなたを思って動いておるのに感謝するどころか不服を申し立てるとは。この私に楯突くつもりか」と強く言う皇太后。鄭児は涙を流しながら、ようやく「ありがたく拝命いたします」と言う。

皇太后が鄭児を下がらせた後、小翠は手を叩き喜ぶ。
暑さで疲れた皇后は休むことに。「殿下にうかがいました。皇太后様は暑さに弱く、のぼせやすいたちとか。先ほど夏桑菊茶を火にかけておきました」と話す小翠。鄭児はその話を外で聞いていた。


鄭児は御膳房へ行き、誰もいなくなった隙に夏桑菊茶の中に肉桂を入れてしまう。


皇太后が起き、小翠は御膳房から夏桑菊茶を持って来る。それを飲んだ皇太后は、突然倒れてしまう。


雪舞は傷痍兵たちの村で、畑作りに使う、便利な道具を説明していた。皆は自分たちのような者でも使えると感謝する。そこに皇太后が倒れたという知らせが。雪舞は急いで屋敷に戻る。


皇太后が倒れる前に飲んだ夏桑菊茶の匂いを雪舞はかぐ。家令はほてりを冷まし、熱を取ると話すが、それなら肉桂の匂いはしないはずだと雪舞は言う。体を暖める肉桂はおばあ様の体に毒だと。横になっていた皇太后は、騒ぎ立て、経緯を調べれば、小翠や家令が責を負ってしまうと、このことを決して外にもらさないように話す。総てなかったことにせよ、と。その時、鄭児が「奥様。皇太后様のご病気となれば大事です。やはり宮中で診ていただいたほうが」と言う。

雪舞も心配し、一度宮中に戻るように皇太后を説得する。しかし皇太后は、己が体のことは誰よりも分かっている、ほんの少しのぼせただけで必要ないと言う。そこに蘭陵王が帰ってくる。
心配する蘭陵王に「ここには博学多才の嫁もおる。大丈夫だ」と言う皇太后。蘭陵王は雪舞を見ると「何ゆえ側を離れたのだ」と言う。そして「君に聞きたい事がある」と怒った声で言い、雪舞を別の部屋へ連れて行こうとする。

わざと「あぁ、何だかまた目が回ってきたぞ」と言う皇太后。蘭陵王と雪舞は部屋を出て行くことができなくなる。蘭陵王は宮中の侍医をやはり呼ぶと言うが、皇太后は雪舞の手を取り「大切な嫁がこうして側にいてくれるのだ。話でもしておれば病などすぐによくなる。具合がよくなるまでは、雪舞をどこにも連れていくでないぞ」と言う。蘭陵王は仕方なく、雪舞を置いて出て行く。

自分を責めることはない、そなたに責任はないと言ってくれる皇太后に感謝する雪舞。しかし蘭陵王にきちんと話すと雪舞は言う。このままの状態はよくないと。


雪舞は蘭陵王の隣に座り「どうしたの?さように不機嫌な顔をして」と言う。蘭陵王は何も言わずに茶を入れようとするが、湯が入っていない。「もう怒らないで、どうすればよい?ねぇ、機嫌を直して」と雪舞が言っても、蘭陵王はやはり何も言わず、急須をつよく置く。

「雪舞。君はいつまで経っても私に面倒をかけてばかりだな。公務で忙しいのだ。疲れて帰った時は熱い茶を飲みたい。何も言わずとも夫の気持ちを察する妻にはなれないのか」と言う蘭陵王。そして「今朝言ったであろう。おばあ様はご高齢だからしかと世話を頼むと。君は"分かった"と答えたな。今日はどこへ行っていた。おばあ様が倒れた時、何ゆえ側にいなかった。私は自由闊達な君を受け入れてきた。君が出掛けても行き先を問うたこともない。君のことを信頼しているからだ。君も少しは私を尊重しろ。守る自信がないのなら、はなから約束しないでくれ」と蘭陵王は言う。

「そのとおりね。私が悪かったわ。約束は守るべきよ。明日からはおばあ様の薬は全部私が用意します。心配しないで。お茶は小翠に持ってこさせるわ」と言い雪舞は部屋を出て行く。


御膳房に雪舞は薬を煎じに行く。
怒ってしまったが雪舞が気になる蘭陵王。


夜更け。雪舞は皇太后の様子を見に行く。小翠に傷痍兵たちの沙汰はほぼ片がついている、朝になったら最後にもう一度だけ行ってくる、その間だけおばあ様の世話をお願い、と雪舞は頼む。皇太后のことは全て自分の落ち度だと思っている雪舞は「かようにふつつかでは、殿下が側室を迎えても文句を言う資格などない」と言う。自分がしっかりお世話をしていれば、殿下も怒らなかったはず、行き違いの原因は私自身だと。さらに雪舞は、明日、傷痍兵たちに別れを告げたら出向く必要もなくなり、これでおばあ様のお世話もできる、殿下が求めるよき妻になると言う。

雪舞が皇太后の世話をしている間、仕事をしている蘭陵王に鄭児はお茶を持って行く。「それはご公務ですか?」と聞く鄭児。蘭陵王は資金調達を拝命してから宮中でも屋敷でも休む暇がないと話す。民にはこれ以上、税は課せられない、贅沢を極めた宮中にも減俸に同意する者がいない、八方塞がりだと。「殿下がよろしければ、私が知恵をお貸ししましょうか?」と言う鄭児。鄭児は明日私を連れて宮中へ行ってほしいと言う。


翌日。蘭陵王が起きると、床に雪舞はいなかった。
雪舞からの文を蘭陵王に渡す小翠。そこには"私が悪かったわ。お詫びのしるしに今夜、夕食を用意します"と書いてある。「雪舞はどこだ」と小翠に聞く蘭陵王。本当のことが言えず困った小翠は「どうか困らせないでください。口止めされているのです。ご自分でお尋ねください」と言う。

蘭陵王が鄭児と出かけることを知った小翠は「殿下。鄭児を連れてどちらへ」と強く聞く。「分をわきまえよ。主人の問う事には答えず、主人を問い質すのか」と蘭陵王は言う。小翠はそれ以上何も言えない。


傷痍兵たちに蘭陵王の妻として家を守るため、もう手伝えないと申し訳なさそうに話し「どうか許して」と雪舞は頭を下げる。皆は天女様には十分に助けてもらったと、最初に芽を出した豆の苗を雪舞に渡す。


屋敷に戻ってきた雪舞は、蘭陵王が一目で気づく机の上に豆の苗を置く。


宮中へ行った鄭児は、どうにか陛下の寵愛を得ようとする五人の妃を前に「ここで殿下が陛下の危機を訴えれば、必ずや我れ先に財宝を差し出すに違いありません」と言う。

蘭陵王は五人の妃たちに、さりげなく国の蓄えが足りず、陛下が悩んでいることを話す。妃たちは鄭児の言うとおり、こぞって身の回りの宝飾品や宝玉を献上すると言う。


蘭陵王は献上品を持って高湛に報告に行く。「よくぞ悩みの種を取り除いてくれたな。こたびのこと、誠にすばらしい思いつきだ」と喜ぶ高湛。蘭陵王は自分の考えではなく、かつて祖珽太卜の罠にかかり、売られた鄭児の手柄だと話し「この世の地獄を味わい、償うべき罪は総て償いました。どうか鄭児の汚名をすすいでやってください」と頼む。外で蘭陵王の話を聞いていた鄭児は涙を流す。


夕食を作った雪舞だったが、蘭陵王はいつまで経っても帰ってこない。「きっと公務でお忙しいのです」と小翠は言うが、雪舞は首を振り「いつもの殿下と違うわ。言伝を頼む事もなく人を待たせることはしない。きっとまだお怒りなのね」と落ち込む。雪舞は外で風にあたってくると言い出て行く。


蘭陵王と鄭児が帰ってくる。早く休むように言う蘭陵王を呼び止めた鄭児は、陛下に取り成してくれたことを聞いていたと話し、かつて犯した罪を許してくれた礼を言う。そしてお返しとして、代々家に伝わるものだと言う、玉璜を差し出す鄭児。受け取れないと蘭陵王が言うと「労苦にあえいでいた折、救ってくださった方にこれを捧げると菩薩に誓ったのです」と言われ、蘭陵王は受け取ることにする。それを見てしまう雪舞。そして雪舞がいることに気づいた鄭児は、わざと転びそうになったふりをし、蘭陵王に抱きつく。動揺した雪舞が行ってしまい、鄭児は笑う。


ーつづくー


(o´д`o)=3
蘭陵王・・・。
もし韓曉冬がいてくれたら、きっと蘭陵王に何か言ってくれたはず。
雪舞も励ましてくれたはず。
そして、こんな時に高延宗もいない(;_;)

私が勝手に蘭陵王はとても優しくて思いやりがあって、決してこんなことでは怒らないと思い込んでいたから、どうしても裏切られたような気持ちになって悲しくなってしまう(;△;)
きっと蘭陵王はとても気持ち的に追い詰められていて、雪舞にだから甘えてしまったんだと思う。
雪舞は蘭陵王を責めたりせず、誰のせいにもしないで自分が反省してる。本当に素敵な人。
きっと蘭陵王は自分の過ちに気づく時がくるはず…。

みんな蘭陵王と高延宗に難しいことを押し付けた高湛が悪いのよ!!(*`ω´*)




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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あらすじ更新ありがとうございます (toria)
2014-03-09 14:17:54
今回の話はちょっとこたえました。。。
蘭陵王、雪舞に怒りすぎ・・もっと天女雪舞を大切にしてほしかったです
家のことをさせるだけなら(お茶?)召使でもできるはず
なんだか蘭陵王が亭主関白とか九州男児(?)っぽく見えました。
でも1500年前の人の考え方って男尊女卑だったのかもしれませんネ・・・
今後の夫婦生活が心配です
返信する
はじめまして (愛犬チンチロリン)
2014-03-09 18:30:12
蘭陵王についてのブログを検索していたら、こんな素敵な方のブログにたどりつきました!

殿下(蘭陵王)も完璧な人ではなかったのでしょう。公務で追い詰められていたにしても、やっぱり、王妃(雪舞)がかわいそう。誰か殿下に教えてあげて!殿下に代わって、雪舞が傷痍兵たちのお世話をしていたことを!!

蘭陵王と雪舞の仲の良い姿をずーっと見ていたいものです。


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まさか、蘭陵王様、あなたも世の男性と同じ? (Berry)
2014-03-09 21:50:47
釣った魚に餌はやらないでは、ないけれど、まさか、蘭陵王様が、お茶ぐらいで怒るなんて!生死を乗り越えて、雪舞を追って周にまで潜伏して連れかえって一緒になったのよー

うささんは優しいです。蘭陵王を弁護して。道士に変な予言や、雪舞が王妃としてやっていけるか心配からかな。財務の処理という難題に頭一杯だったから?武将の蘭陵王に押し付けた皇帝が、そもそも悪いですよね。早く仲直りしてほしいです
返信する
こちらも、こんばんは~ (Apple)
2014-03-09 21:56:37
うささん、22話の感想お茶会で言っちゃたけれど(ごめんなさい~)
でも、聞いて下さいね~

この回のはじめのくだり、暁冬がいなくなって落ち込んでいる雪舞を励ます、蘭陵王の顔が凄く可愛いの(≧∇≦)
このシーンがあっての、あれ!あれはーーーーー何( ; ; )お茶です~
お茶を入れ忘れていて、怒るんだもん( ; ; )あれにはちょっと引きました~

鄭児の事…雪舞が前のかいでヤキモチを焼いていたのに!!
鄭児のそばにいたり、雪舞に言わないで会ってたり~
ちょっとちょっと( *`ω´)
釣った魚に餌はやらないーーーーーですか?( *`ω´) って気分になってしまいました( ; ; )

そう!ね!雪舞は自分が悪いって( ; ; )そんな遠慮する優しい人なのにーーーーー
鄭児は鬼だ!!お祖母様が助かって良かった~そんな事をする子なんだから~
これからも続くのかな??早く誰か見破らないと~

蘭陵王~早く目覚めて?くれないと…大嫌いになりそう~ほんとに~
うんうん、こっちの湛はーーーーーダメダメだ!

5爺はどこ~(≧∇≦)

うささん、ありがとうございます!
返信する
お初にお目にかかります。 (みるちー)
2014-03-10 06:21:03
皆さんの熱いお気持ちを読みながら、新参者が少しだけお邪魔をさせていただきたく参りました。


私としては…鄭児の狡猾さに言葉を失うとともに、公務に追われお疲れ気味な軍神蘭陵王の慣れない女性への扱いとお婆様から指摘をされていた愚直さ故の言動ではないかと…(*_*)


己が身を救った鄭児への愚直なまでの感謝の気持ちと女性への扱いになれていない部分と、失礼ながら蘭陵王には女心は少し難しいかと…(^。^;)


早く雪舞の奥ゆかしい気配りが蘭陵王に届いてほしいのですが……


新参者が失礼しましたm(_ _)m
返信する
釣った魚に・・・ (naa)
2014-03-10 09:59:12
う~ん・・・
蘭陵王もそうなのか?
それでなくても鄭児にイライラ、その鄭児に必要以上に優しい蘭陵王にイラっとしてた所にこの回( ̄^ ̄)

あんなに望んで望んで結婚した雪舞に対して、例え公務で忙しくてもひどいよね~( *`ω´)
本当嫌いになりそう(;;)

ラブラブな姿もまだ記憶に新しいから尚のこと( ̄^ ̄)

皇太后が味方してくれてるのが救いですが、また鄭児・・・

暁冬もいなくなったし、なぜか五爺も姿見えないし(;;)
次回は雪舞の笑顔が見たいです(;;)

初めての方のコメントが増えてますね(*^^*)
蘭陵王が面白い~ってこと!?(≧∇≦)
もちろんうささんのあらすじも分かりやすいってことが前提ですが、うれしいですね(*^▽^*)うささん、ありがとうございますm(__)m
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おばあさまは大丈夫??? (time)
2014-03-11 22:12:28
ドラマの中のキャラクターで
皇太后も一人なのですが、
今回心配ですね。。。
斉の皇族の皆さまは薬に弱いですよね。。。
雪舞、おばあさまを助けてほしいですよね。

村のみんなに勇気を与えたように。

鄭兒の悪事の計算はどんどん
雪舞を追い込んでいきますね。
耐え、起死回生の一発を!!!
返信する
愛犬チンチロリンさんへ (うさ)
2014-03-13 15:43:11
初めまして。
お返事がなかなか書けなくて、遅くなってしまいました"(ノ_・、)"
ごめんなさい。

蘭陵王は完璧な人ってイメージがあったので、どうしても悲しくなってしまって…。
本当、雪舞が可哀想で可哀想で。
傷痍兵たちのお世話をしていたことも早く気づいてほしい!!

私も蘭陵王と雪舞の仲のよい姿をずっと見ていたいです(;△;)
返信する
みるちーさんへ (うさ)
2014-03-13 15:44:28
初めまして。
お返事がなかなか書けなくて、遅くなりました。
すみません。

そうですね。これからは女性の気持ちも分かるといいんだけどな。
私も早く雪舞の奥ゆかしい気配りが蘭陵王に届いてほしいです!!
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