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中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第33話 あらすじ

2014年12月08日 18時57分37秒 | 続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー(中)

殷正を病院の外へ連れ出した趙嵐は「なぜお父さんは、突然、倒れたの?」と強い口調で聞く。司瀚の死にショックを受けたんだろう、と殷正が返すと、ならなぜあなたに事業を譲ったのかと。司瀚は死んだし、司宇は継ぐ気がないからだ、と答える殷正。趙嵐は殷正の頬を叩き「おだまり!」と言う。

「下手な芝居はやめて。そうよ父さんはショックで倒れた。でも司瀚だけが理由じゃない。会見で何を言ったの」と言う趙嵐。殷正は震天に"株の8割を手に入れた。僕が実名ともに震天グループの会長なのだ"と告げたと話す。株を買い漁っていたリベンジ社は叔父のものだった、逮捕され、その会社が僕の手に渡った、僕を利用した殷成貴を通報したのも自分だと。さらに殷正は藍蘭の死も殷成貴の仕業だろうと言う。
「奴は震天グループを潰すつもりだった。だから僕が…」と殷正が言うと「言い訳はやめて。あなたと殷成貴が会社を奪ったのは事実よ。父親を陥れるなんて」と責める趙嵐。

殷正は、全部、僕の実の父親のためだと言い返す。僕の父は康震天じゃない、殷成義だ、何年も待ち、やっと復讐を果たせたと。趙嵐はもう恨みは捨てたと信じていたと嘆くが、殷正は「この日をずっと待ち望んでいだんだ。忘れたことはない」と言う。趙嵐が20年も愛されていながら情も湧かないのかと聞くと、殷正は泣きながら情は湧いたし父親と思いそうになったが、情に流されそうになった時は"幼い頃、ヒゲで遊んでくれたのが父だ。名前の書き方を教えてくれたのが父だ。レストランに行き自分は食べずに外で凍えていたのが父だ。長城の登り方を教えてくれたのが父だ"と自分に言い聞かせたと返す。そして殷正は震天が僕たちから父さんを取り上げたと言う。

「違う…。違うの、もうやめて」と言うと倒れ込むようにベンチに座る趙嵐。趙嵐は「こうなると分かってたら…20年前、あなたに真相を話しておくべきだった」と言う。「奴が父親を殺したと?」と殷正が言うと「違うわ。殷成義はそんな善人じゃない」と叫ぶように趙嵐は返す。「僕の父さんを屈辱するのは許さない。自分の夫だろう」と言い、殷正は行ってしまう。


母さんに連絡すると言う司宇に"康司瀚は死んだ"と伝えるよう言い聞かせる司瀚。司宇は趙嵐に電話をかけ、言われたとおり司瀚が死んだと伝える。泣きながら震天の意識は戻ったが回復は難しいと話す趙嵐。前と同じ脳出血だと思っていた司宇は、震天が話す事も出来ないと聞き「実は司瀚兄さんは…」と真実を話そうに。しかし隣にいた司瀚が司宇の腕をつかみ、司宇はそれ以上話せない。
電話を切った司宇に「これも殷正を倒すため。闇に潜むことで勝機をつかむんだ」と司瀚は言う。


車椅子に乗った震天を外へ連れてきた趙嵐は、医師に薬や理学療法以外に震天の治療法がないか聞く。医師は天命を待つより方法はないが、楽しかった思い出を話してあげれば明るい気分になれて効果があるかもしれないと答える。それを聞いた趙嵐は、看護師に震天をまかせ「すぐに戻るから」と震天に声をかけてその場を後にする。

母が震天から離れたことを秘書と見ていた殷正。秘書は看護師を「看護師長がお呼びよ」と言って震天から離す。震天に近づいた殷正は「人を恨む気持ちを味わえ」と言うと、震天の車椅子を押す。


車で震天を山中に連れてきた殷正は「お前が父を殺した。同じ目に遭わせてやる。僕は殷成義の息子、殷正だ!」と言って両手で持った石を振り上げる。

震天が病院からいなくなり、会社にも震天や殷正がいないと知った趙嵐は、殷正に電話をかける。しかし殷正は出なかった。「愚かな子」とつぶやく趙嵐。考えた趙嵐は、殷正が城外へ連れ出したと確信し向かうことに。

いつの間にか降り出した雨が殷正と震天を打ちつける。殷正は振り上げた手を震天に下ろすことはできなかった。石を投げ捨て埋めてあったケースを掘り出すと、殷正は中身をばらまき「実の父が買ってくれたオモチャだ。僕の幸せそのもの。大切な思い出だ」と言う。恨みと共にすべてを僕はここに埋めたと。そして、お前が現れてから僕の幸せは消え憎しみだけが残った、憎しみが人をどう壊すかよく見るがいい、全部お前が悪い、と震天をつかみながら言う殷正。そんな殷正の腕を震天は噛む。「実に哀れだな。噛めよ」と言い、殷正は震天を倒してしまう。震天はそのまま転がり、穴の中へ落ちて行く。

しばらく震天が落ちた穴を見つめていた殷正。「どうして…なぜなんだ!」と泣き叫ぶと、殷正は穴から震天の上半身を出す。そこに箱を持った趙嵐が。
殷正が手を離し、再び穴に落ちそうになる震天。駆け寄った趙嵐が震天を引っぱり、殷正に「会社だけでなく、命まで奪うつもり?」と叫ぶ。殷正は趙嵐と一緒に震天を引き上げる。
「もっと早く真相を話すべきだった。箱の中を見てみなさい」と言う趙嵐。


自宅へ戻った殷正はワインを飲みながら箱を開ける。中には趙嵐から震天へ宛てた手紙が入っていた。
趙嵐と震天は趙嵐がバレエの練習をしている時に出会い、互いに惹かれ合うようになる。しかし震天と突然、連絡が取れなくなり、趙嵐は震天の友達だった殷成義に乱暴されてしまう。汚れてしまったと思った趙嵐は、踊る資格もないとバレエをやめる。さらに趙嵐は妊娠までしてしまい、産まなければ殺すと殷成義に脅されていた。真実をその手紙で知る殷正。


すべてを知った殷正は康家へ行く。母に「なぜ真相を隠してた?」と聞く殷正。趙嵐は泣きながら、聡明なあなたなら、もうお見通しでしょ?私たちはあなたを守りたかった、心に陰を持ったまま生きてほしくなかった、実父を誇りにしてほしいと震天は願ってたのよ、司瀚や司宇よりあなたを導き愛したのは大成させるため、でもその努力も無駄だった、あなたは憎しみにとらわれ思ってくれる人を傷つけた、憎しみのせいで優しさも愛も見失って奪い去ることしかしない、実の父親とそっくりだわ、と言う。母親としてあなたに失望したと。

自分が悪かったと詫び、父さんの愛を感じてた、愛そうとしたがどうしても憎しみが捨てられなかったと涙を流す殷正。殷正は震天に会って自分の口から謝りたいと言うが、趙嵐は「その資格が?愛せない人間が許されるとでも?震天をあんな姿にして。二度と康家に足を踏み入れないで。出て行って」と言うと行ってしまう。許してくれ、と言いながら殷正は泣き崩れる。


司瀚のヒゲを剃った伊諾は、まだ顔が痛むか聞かれ「あなたがそばにいれば痛くない。でも皮膚が過敏になって化粧ができない」と目を落とす。皮膚の回復に効く冬虫夏草を知っている司瀚は「いずれ試してみよう」と言う。司瀚の手を取り「今が本当に幸せ。この幸せを守りたいの。ここに残り、2人で暮らさない?」と伊諾は言う。そのとたん顔色を変えた司瀚は「復讐を諦めろと言うのか。俺の受けた苦しみを見たろう?殷正のやったことも。ダメだ。それはできない」と返す。「だったら、ここでお別れね」と言った伊諾は、せっかく得た命をなぜ復讐に使おうとするのか聞く。しかし殷正に未練があるから自分と戻りたくないと感じた司瀚は「構わない。さよならだ」と言う。司瀚は札束を伊諾に渡そうとするが、伊諾は「結構よ。私は要らない」と言い部屋を出て行く。


趙嵐がアルバムを震天に見せいると、殷正、震天、趙嵐の3人で撮った写真が。それを見た震天が、たどたどしい声で張暁の名を呼ぶ。震天が張暁を捜し出したいと思っていると感じた趙嵐は「私に任せて」と言って震天を安心させる。


ーつづくー


切なくて切なくて切なくて…もう誰が悪いとかじゃなくなってると思うんだけど、それでも私はやっぱり殷正が可哀想で仕方ないの(;_;)
子供の時からずっと人を恨んで復讐のことばかり考えてきて、そのために喜怒哀楽も感じるなと人を愛する資格もないと自分に言い聞かせ、そして真実を知って傷つき、これからは後悔と震天への罪悪感で生きなくてはいけない。
趙嵐も震天も殷正のことを思って言わなかった。
だけど、やっぱり話してくれていたら、殷正がこんなに苦しまなくてすんだかもしれない。
心に陰を持ったまま生きてほしくないという気持ちも分かる。
でも、殷正は結局ずっと子供の頃から陰を持って生きていた…。
こんなに殷正がつらい時に誰もそばにいてくれない(;△;)

司瀚が本当に怖い。
性格が変わったこともだけど、時々自分の頭を叩くのも怖いヽ(@ω@;)ノ
伊諾は本当に離れてしまうのかな?
司瀚を救えるのは、やっぱり伊諾しかいないと思う。

震天がやっぱりすごく心配。
あんな状態なのに雨に打たれて、穴にまで落ちてしまって(0д0∥)
張暁、早く来てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!



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3 コメント

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殷正…。 (ぷりむら)
2014-12-08 23:26:31
今回の殷正、震天パパに石で殴ろうとしたとき、一瞬ブラック皇帝の四爺が頭をよぎりました。ダメー殺しちゃー!と心の中で叫びましたよ。

殷正ママにあんな辛い過去があったなんて。

司瀚はブラックに…。頭を叩くのは暴行されたときに頭に衝撃を受けて頭痛がするのかな?
カミソリも使えないなんて、よほどのトラウマがありそう。ここは死んだふりしてないで、脳神経外科や心療内科にかかるのをお勧めします。
司瀚の性格が残忍になったのは暴行で脳にかなりのダメージをうけたせいかなと思っているのですが、どうでしょう。昔心理学の授業で頭に何か突き刺さった人が狂暴から温暖な性格になったと聞いたことがあります。兄弟が仲良くなる日が来ることを祈ります。
切ない (Apple)
2014-12-09 10:55:34
ほんと切ないですね………
もう少し、成人になったくらいに話しても良かったのでは?
って思ってしまいました。
そうすればここまで酷い自体にはならなかったように思いますが(;_;)
趙嵐も震天も殷正のことを思ってですが、少し遅かったかな~

ここまで震天にしてしまって、後悔の念が又殷正を傷つけますね(;_;)
うんうん、張暁早く帰って来てーーーーーーーー

司瀚はもう怖すぎますねΣ(・□・;)

続きが気になりますね。
こんにちは (naa)
2014-12-09 14:37:59
辛い事が続きますね(;△;)
良かれと思って隠した過去がこれほど殷正はじめ皆を苦しめることになるなんて…哀しいです…

殷正が振り上げた石を震天に振り下ろさなくて本当によかった…ぷりむらさんと同じく殺しちゃダメーと見てた時間が長かった(TT)
殺さなくてもあの石で震天に怪我をさせてたらきっとこの後何がどうなっても後悔し続けることになっただろうから…
そう、早く張暁に戻ってきて欲しいですね…

司瀚の憎しみは元々あったものに誘拐のストレスで増幅されたように感じます…
頭叩いてるのは暴行された後遺症かなとか!?

誰も幸せじゃない!
この連鎖は絶対にもう断ち切って欲しいです(;△;)
今から続き見ますが、少しホッとしたいです~

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