「心やすらぐ食卓」
「長い間、探してやっと見つけたいい家よ。この人が強引に引っ越してきたの」と両親に言うリャンリャン。チー・イーは「お金を払い家を買ったのは、当然、住むためです」と言い返す。さらに「ここは僕の実家でした。今は家主として居住権を持ってます。僕だけの家です」と言うとチー・イーは行ってしまう。
夜。キッチンでリャンリャンと両親が賑やかに夕食を作っているのを、階段から見つめていたチー・イー。幼い頃、母親が料理をし、自分も手伝った時のことを思い出す。
リャンリャンたちが食事を始めた頃、チー・イーが2階から下りて来る。リャンリャン母はチー・イーも一緒に食べるようにと椅子に座らせる。
よそったチー・イー用のご飯に、おかずを乗せていくリャンリャンの両親。リャンリャン父は「娘の同居人なら、うちの家族も同然だ」と言う。
リャンリャンと2人でシートマスクをしていた母は「いい青年だと思うの。あの若さで社長よ。今後3か月も一緒に暮らすんでしょう?ビッグチャンスよ」とチー・イーのことを話す。「冗談はやめて」と返すリャンリャンに、私は人を見る目があるの、言うことを聞いて、と言う母。
チー・イーが外に出ると、リャンリャン父がバラの近くにいた。チー・イーに気づき「私も昔はバラが嫌いだった。妻が好きだったせいでバラ農園になった。植物は人間と同じ。心を込めて世話すれば、力いっぱい咲いてくれる」と話すリャンリャン父。「でも喜びは一瞬です。花が咲けば美しいけど、どうせすぐに枯れる」とチー・イーは返す。そんなチー・イーに「それは君の考えであって娘とは違う。バラが枯れるとすぐ娘はその横に穴を掘る。花びらを穴に入れ、埋めてやるんだ。いつか再び咲くと信じているから」とリャンリャン父は言う。娘にとってバラたちは永遠の存在だと。
翌朝。チー・イーが起きてくると、すぐに朝食のお粥を出すリャンリャン母。リャンリャン母は「あなたのこと“イー”と呼んでも?あなたと娘は同じくらいの年頃よ。私から見れば自分の子供世代だし、名前で呼びたいの」と言う。「いいですよ」と笑顔で言うチー・イー。
洗濯を始めたリャンリャン母は、勝手にチー・イーの部屋に入り、チー・イーのシャツや下着も洗濯してしまう。干している時、そのことに気づくリャンリャン。
急いでリュンリャンは布団をかぶり、ドライヤーで乾かそうとする。布団をめくった母親は、パンツを乾かしているリャンリャンに驚き大声を出しそうに。慌てて母の口をおさえ「あいつは重度の潔癖症なの。勝手に洗ったと知れば激怒するわ」と説明するリャンリャン。
リャンリャンは乾かした服やパンツをこっそり戻そうとチー・イーの部屋に入る。しかし、その最中にチー・イーが来てしまい、結局、バレてしまう。
洗ったことを謝るリャンリャン母。リャンリャン父が「新しいシャツを買って弁償するよ」と話すと「気にしないで。感謝しています」とチー・イーは言う。
家でリャンリャンの作った“希望の樹 提携企画”を読んだチー・イーは、両親とくつろいでいたリャンリャンを呼ぶ。
「こんな企画書は読むだけ無駄だった。マーケティングを理解してるか?この企画書はジャンさんを説得する武器なのに、これでは彼のコーヒーの重要性が伝わらない。情報不足なんだ」とリャンリャンに言うチー・イー。リャンリャンは書き直すと言うが、チー・イーは「もういい。連絡先を入手したから俺が明日ジャンさんに会いに行く」と告げる。使える部分だけ抜き出し、俺が説明して補足すると。そして「この案件が終了したら、君の社内異動を考えたい」と言って2階へ上がって行く。
自分の部屋に戻ったリャンリャンは“ジャン・ハイボー”を知っているか両親に聞く。コーヒーを栽培している人だと。本名は“ジャン・ダーワン”といい、私たちの知り合いだと話す父。バラを買いにくる時、よく“ローズ・コーヒー”をもらっていたと母も言う。
リャンリャンがネットで“ジャン・ダーワン”で調べると、情報をたくさん見つけることができる。企画書を書き直し、リベンジしようと考えるリャンリャン。
翌朝、リャンリャンは家に帰る両親を見送ったあと出勤する。
会議で書き直した企画書を用意してきたと、チー・イーに話すリャンリャン。チー・イーは読む条件として、内容が悪ければ庶務課に移動すると言う。それでもいいと思ったリャンリャンは、企画書をチー・イーに渡す。
企画書を読んだチー・イーは「やる気を見せたな」と言う。認めもらい、お礼を言うリャンリャン。
前の企画を読み返したリャンリャンは、チー・イーの言葉が正しかったことを実感する。
コーヒー園でジャンと会う約束をしたチー・イーが社長室を出るのを見かけたリャンリャン。リャンリャンは用意していた朝食とコーヒーを渡しそびれていたことに気づき追いかける。
車の助手席側の窓を開けさせ、リャンリャンはコーヒーをチー・イーに渡そうとする。チー・イーは俺の車は水以外の飲み物は禁止だと言うが、それでも無理に渡そうとするリャンリャン。互いに譲らず、コーヒーが落ちそうに。何とかチー・イーがキャッチしコーヒーは無事だったが、その時、助手席に置いてあった新しい企画書と、慌てて追いかけたためリャンリャンが持ってきてしまった古い企画書が入れ替わってしまう。
デスクに戻ってきたリャンリャンは、自分の手元にある企画書が、書き直した新しい企画書だと気づく。急いでチー・イーに電話をかけるが、チー・イーはバズにジャンとの商談で注意する点を聞いている最中だった。何度かけてもチー・イーに電話が繋がらないため、リャンリャンはタクシーで追いかけることにする。
タクシーに乗ってもリャンリャンはチー・イーに電話をかけるが、自分の携帯の電池が切れてしまう。
お店の前に止っているチー・イーの車を見かけ、タクシーを降りたリャンリャン。しかしチー・イーは水を買うために降りただけで、リャンリャンが呼ぶ声に気づかず、すぐに車に乗り行ってしまう。自分の乗ってきたタクシーもいなくなり、リャンリャンはチー・イーがお水を買ったお店で自転車を借りる。
ようやく会社から他の社員がかけた電話がチー・イーに繋がる。リャンリャンが追いかけていることを知り「その場を動かずに、僕を待つように」と伝えるようチー・イーは言う。しかしリャンリャンの携帯の電池が切れているため、その伝言がリャンリャンに伝えられない。
チー・イーは来た道を引き返すが、リャンリャンが転んで道の脇に倒れた時にすれ違い、気づかず行ってしまう。
ーつづくー
リャンリャン家族を見て、チー・イーもお母さんがいた頃を思い出したみたい。
懐かしく感じているような…。
あんなに潔癖症なのに、お箸でおかずを乗せられても何も言わず、リャンリャン母が作った目玉焼きも食べて、洗濯を一緒にしても怒らないなんて!Σ(゜д゜ノ;)ノ
本当にビックリ。
リャンリャンが花びらを埋める理由も分かりました。
チー・イーにもそんな優しい気持ちが伝わるといいな。
“ゲット作戦”はどうなっちゃったのかな!?
プリンセスの助言?はちらっとでてきたけど…、やっぱり「ゲット作戦→失敗」が見たいなぁ(*´艸`*)
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心のこもった料理を、家族と一緒に食べる
斉翼にとっては、幸せだった子どもの頃を
思い起こさせていたと私も思います。
姐姐もコメントされていた薔薇の花弁を埋める意味を話した
亮亮のお父さんの言葉もきっと響いていたはず。
会社も家族も人が集まるところで
お互いが助け合う関係が
よりいい企画や内容、雰囲気を創り出すことが
すごーく伝わってきてほっとした回でした。
「斉翼、一人ではないの」
とふと言ってあげたくなりました。
「母の愛」や「包容力」を感じとったからか、いつになく素直なチー・イーの姿を見ることができました。
おかずをご飯の上に乗せてあげるっていう愛情表現、韓国ドラマでよく見るような(笑)
洗濯を一緒にされても気にしなかったのも、意外でしたね。
もう少し同居期間が続いていたら、チー・イーもけっこう変わっていったんじゃないのかなって、そんな気もした回でしたー。