孫子≪兵法≫大伝 第5話

訓練場に集まった宮中の女たち軍を率いるのは眉妃と皿妃だった。
闔閭は孫武を呼び、訓練の指揮を委ねること、うまく指揮ができれば大将軍に任命することを告げる。心変わりをしないよう念を押す孫武。そして指揮権の証として、闔閭の剣を孫武は借りることに。「これを手にした者は、民をはじめ太子や王妃でさえも斬り捨ててかまわん。今から呉の全権をそなたに委ねる」と言う闔閭。
孫武は女たちに指示を出すが、女たちはダラダラと動きまとまりもない。ドラの音で女たちを座らせた孫武。見ていた闔閭は、実践において通用せねば意味がない、理論だけでは無理だと孫武の兵法が役に立たないと思う。
再び太鼓の音が練習場に響くが、初めて甲冑を着け、疲れてしまった女たちは立とうとしない。命令に従わないのは隊長の責任だと言うが、それでも動かない女たち。孫武は「命令を知りながら従わぬなら、隊長を処罰する」ともう一度命じる。しかし、やはり誰も動かない。孫武は軍法官を呼ぶと、隊長の眉妃と皿妃を捕らえさせ「いますぐ処刑せよ」と命じる。闔閭は慌てて「王妃を殺してはならぬ」と言い、眉妃たちも許しを請うが「軍法と軍令に絶対的な権威があってこそ、軍全体を統率することができるのです」と孫武は言う。「前線にあっては、君命でも従いかねます」と。
全権を委ねた闔閭は「帰る」と席を立ってしまい、眉妃と皿妃の処刑は執行される。
漪羅にも眉妃の処刑が伝えられる。急いで練習場に向かった漪羅だが、着いた時にはすでに眉妃は亡くなっていた。
孫武が全軍に号令すると、女たちはこれまでと違い機敏に動くように。帰りかけた闔閭は、訓練場に引き返し、その光景を目にする。
訓練は成し遂げられたが、捕らえられてしまう孫武。
眉妃を殺された漪羅は孫武を恨み、孫武に嫁がせてほしいと闔閭に頼む。漪羅は孫武を殺すことを亡くなった眉妃に誓う。
まだ殺すな、という闔閭の命で、孫武は釈放され家に帰る。
伍子胥は闔閭の弟・夫概に孫武の兵法は天下一品だと褒め、闔閭に進言してほしいと言う。
荷造りを始めた孫武の妻の帛女。子供のために呉を出て季札の元へ行こうと孫武に話す。


ーつづくー


あの…えっと…えーフリーズ中。
孫武が眉妃を殺したのって、仕方のないこと、必要なことだった…と受け取るべきなのよね。きっと。
でも、何だか納得できない自分がいたりして、すごくモヤモヤ。
甘く考えていた眉妃たちも悪いとは思うけど、初めて重い甲冑をつけていきなりできるわけがないという思いもあるし、漪羅には眉妃しかいないということも孫武には分っていたはず。
孫武の兵法は素晴らしいものだとは思うけど、その兵法で民を助けたいと思うのに眉妃たちには情をかけない。眉妃たちはちゃんとやるって命乞いまでしたのにチャンスも与えない……とにかくモヤモヤなのー"(ノ_・、)"
人を殺さなければ言うことをきかせられないのが嫌なのかな私。
テンション落ちちゃったよーΣ(Ｔ▽Ｔ;)
主役の孫武に「えぇーΣ(゜д゜;) 」と思った私。大丈夫か私!!(なにが)

夫差の着ていた甲冑がね、ウロコみたいでまたまた気持ち悪いの(;´д｀)ノ

夫概はいい人なのかな?
話し方も悪くない感じだけど…。



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