孫子≪兵法≫大伝 第2話

季札は「呉の国の王位はまだ数代しか続いておらぬのに、すでに流血の争いが始まったというのか」と嘆いたが、即位はしなかった。
季札は姑蘇を出て畑を耕して暮らすことを決める。孫武の妻・帛女は一緒に行きたいと頼むが、季札は、この国には孫武の支えが必要だと言い、許さなかった。公子光を恨む気持ちはあるが、国には君子が必要で、敵に隙を与えるわけにはいかないと考えた季札は、孫武に兵法を軍事に役立て、呉を平和に導くように言う。そうすれば戦乱から民の暮らしをを守れると。しかし推挙すれば公子光に季札の回し者だと思われてしまうため、孫武は自ら機会をとらえなくてはいけない。
紀元前515年、公子光が即位し、呉王・闔閭になる。
孫武は戦い方だけではなく、国を統治する術を広く伝えるため、竹簡に兵法を書き続ける。
呉王となった闔閭は、眉妃に冷たくなる。毎日怯えて暮らしていた眉妃は、妹・漪羅に姑蘇を出たいとは話すが、漪羅は王后にさえなれば闔閭の力で故郷を取り戻せると話し、辛抱するように言う。
竹簡を買ったのが料理人だと知り、帛女は竹簡を家へ持ち帰る。しかし、薪に使われていたと知っても孫武は笑い飛ばし、兵法は必ず分ってもらえると信じていた。
孫武の竹簡を買っていたのは闔閭の重臣である伍子胥だった。屋敷に帰った伍子胥は、偶然、孫武の兵法を目にし、実に見事だと感動する。天が呉を助けたと思った伍子胥は孫武に会いに行く。
呉に逃げてきた者でも有能な人材ならば重用するべきだと思っていた伍子胥は、さっそく闔閭に孫武を推挙する。大将軍にするよう求めるたが、闔閭は認めてくれなかった。
眉妃は伍子胥にも耐えられないと相談。しかし伍子胥もやはり王后になるため耐えるように話し、自分には解決策は思い当たらないと孫武を紹介する。
策を請うため、眉妃は孫武に会いに行くが、孫武は後宮のことは存じ上げず、妙策を献じることはできないと言う。
眉妃が帰った後、孫武の元へ漪羅が尋ねてくる。


ーつづくー


1話だけしか書けないと思う、とか書きながら、2話目も書いちゃいました(*´ー｀)ゞ
ごめんなさい
来週、若曦がないと知って、つい。


以前はただ綺麗で好きだったイボンヌ・ヨンさんですが、今回は眉妃という役が可愛らしくて好きかも。ただ、精神的には弱そうなので…なんだかこの先が心配。
でも、故郷を取り戻すため、親の仇をとるためとはいえ、闔閭の妃になるのは嫌だなぁ(￣▼￣|||)

竹簡を薪に使われていても笑い飛ばしちゃうなんて、孫武は器が大きい!!(*≧ω≦*)
子供の面倒もみてくれて、とてもいいお父さんでもあるように見えますね。
でも、奥さんとしては万人より家族を考えてほしい感じ(;´д｀)ノ



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