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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第56話 あらすじ

2019年11月21日 21時24分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)
扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン 
小七(しょうしち)…ジャン・ロン



「火の鳳凰」


扶揺の問いに「仏蓮だ」と答える無極。しかし仏蓮は王位継承者とされず幽閉されていた。扶揺が「なぜ?」と聞くと、鳳五が「砲戦の即位後、継承制度が変えられたためだ。“第一王女が継承する”と」と言う。理にかなっていないと思った扶揺と無極は、仏蓮が実の娘ではなか2人とも鳳凰霊性を持たないかのどちらかだと考える。「鳳琦も子を産んだのだが、その子は運に恵まれず亡くなったのだ」と言う鳳五。無極はそれが鳳無名だと確かめる。

扶揺が「その鳳無名こそ鳳凰冷静を持っていた?」と言う。鳳五は「私もそう思ったが、事実を知るものは皆、死んだ。鳳璇即位の裏に何かあったのやもしれぬ。残念ながら鳳無名も死んだ」と話す。「いや、生きている」と言う無極。系譜では生者には飛ぶ鳳凰が、死者には灰の鳳凰が描かれていた、だが鳳無名だけはそのどちらでもなかったと。

「鳳無名の父親の玉衡は生きているのよね?」と言う扶揺。鳳五は「鳳璇と鳳琦の姉妹は仲が良かったが、亀裂が入ったのは玉衡のせいだ」と言う。
玉衡の本名は孟朔だった。名門氏族の子孫だった玉衡は王宮にも出入りし、鳳琦と幼い頃より惹かれ合い愛を育んでいた。そして玉衡は十聖競技に参加し、十聖者の1人となる。以来、玉衡の名は五州に響き渡った。そんな玉衡を鳳璇も好きだった。

無極は玉衡が今どこにいるのか鳳五に尋ねる。「鳳琦の死後、姿を消し行方知れずに。鳳璇は重い病でどれだけ持つか分からぬ。鳳浄執が実権を握ったが、仏蓮も黙って死を待ちはせぬだろう。璇璣は今、存亡の瀬戸際にある」と言う鳳五。扶揺が「つまり鸑鷟淵で何か起こるのね?」と聞くと、鳳五は「鸑鷟淵には祥瑞鳳凰がいて、淵の中の巨大な魔力を抑えているという。鳳璇が鸑鷟淵を守れなくなれば、鳳凰も飛び去る」と話す。そして鳳五は「璇璣が滅びるのを黙って見てはおれぬ。私は無力ゆえ皇太子に委ねたい。お助けください」と無極に頼む。

扶揺たちと一緒に家から出た鳳五が外で待っていた唐易中の顔を見る。「唐殿は誠実で才のある若者。どうぞ使って鍛えてやってください」と無極に言う鳳五。
鳳五が家の中に戻ると、無極は「君の性は唐ではなく鳳だね」と唐易中に言う。「さすがお見通しですね。鳳璇の即位後、父の兄妹は事故で全員亡くなりました。失意の父は隠棲しました。靖国公府は母の実家。私は身分を隠して鳳引閣の一員となりました。だが人は殺したくない。陛下を止め、これ以上の流血を避けたく殿下にお願いした次第です」と話す唐易中。

扶揺はあの文を送ったのは唐易中だと思うが違った。文より鳳璇の秘密を探る事が大事だと言う無極。唐易中は「陛下の秘密を知る者がいます。ただ、神出鬼没で捕まりません」と言う。多くの汚れ仕事を請け負ってる、武術の達人ゆえ誰もかなわないと。「ひょっとして玉衡かしら」と言う扶揺。無極は「確かめるには会わねば」と言う。


動かない鳳浄執を見ながら「私を恨むな。重大な秘密がお前に露見してしまうとは。私の計画は誰にも邪魔させぬ。たとえ実の娘でも」と言う鳳璇。


仏蓮は儀式を行い「師尊の望みがじき叶います。この私に庇護をお与えください。あの者らを地獄に落としましょう」と話す。非煙が現れ「よくやった。だが、あの娘を殺すな」と言う。「師尊の仰せのとおりに」と言う仏蓮。


扶揺、無極、唐易中は鸑鷟淵の最深部へ行く。そこで火の鳳凰を見る扶揺。だが無極や唐易中にはその姿が見えない。しかし元宝は見えることを無極に伝える。


帰って来た扶揺と無極に心配で外で待っていた小七が「鸑鷟淵で何かあったかと」と言う。そんな中、黒装束の男が襲ってくる。逃げて行く男を追いかける無極。そのあとに扶揺がつづく。

「孟朔殿、お待ちを」と言う無極。一瞬、男は立ち止まるが、すぐに駆け出す。
後から追いかけいていた扶揺は、ある場所まで来ると子供の頃の記憶が断片的によみがえってくる。泣き叫ぶ扶揺の前で罰を与えられる宛。命じていたのは鳳璇だった。その鳳璇の横には仏蓮の姿が。「これは…」と言った扶揺は、仏蓮から受け取った如意を捨てる。その直後、気を失わされてしまう扶揺。

無極の前に数人の黒装束の男が現れる。その男たちと戦っていた無極は、扶揺が目当てだと気づく。


扶揺が意識を取り戻すと手には血のついた刀が握られていた。そして刺されて亡くなっている鳳浄執の姿が。扶揺が驚いていると、仏蓮が駆けてくる。「姉上を殺したの?医聖を騙り璇璣に来たのは姉上を殺すためね。刀が証拠よ」と言う仏蓮。そして仏蓮は「この大芝居に加わってくれて礼を言うわ。最高の見せ物になりそう」と嬉しそうに言う。扶揺は立とうとするが、力が入らずうまく立つことができない。「私をはめたのね」と言う扶揺。

仏蓮は「あの日、私の如意を受け取ってから、あなたは罠にはまったの。もう抜け出せない」と言う。扶揺が「私に毒を盛った?」と聞く。「毒?毒なら皇太子に見抜かれるわ。私は師尊に頼んで手を下してもらったのよ。私はお前に奪われたものを取り返すの。身分も地位も、そして無極もね」と言う仏蓮。扶揺はまた断片的な記憶が頭をよぎる。

仏蓮は「お前が誰か知ってるわ。生まれながらの妖女なのよ。死ぬべきだった。あの時、殺しておけばよかった」と言う。そうすれば私と無極の邪魔をしなかったわ、お前は最愛の人を奪った、十数年、大事にしてきた私の愛を踏みにじった、あの冷宮で死ねばよかった、と。「なぜこんなことをするの。なぜこんな目に?」と言う扶揺。仏蓮は「お前が受けるべき報いだからよ。あの宛という者がお前を助けたりするから、お前という災いが残った。だから許宛は死んで当然」と言う。叫んだ扶揺は子供の頃の記憶に苦しむ。


無極がすべての刺客を倒した時には夜が明けていた。鐘が鳴り響く中、扶揺を助けに行こうとする無極。そんな無極に「もう遅い」と玉衡が言う。無極は「諦めぬ」と返すが「殺人を告げる鐘だ。もう取り返しはつかぬ。手遅れだ」と言う玉衡。それでも無極が行こうとし、玉衡は「助けてもいい」と取引を持ちかける。


鳳浄執を殺した罪で、扶揺は鳳璇の前に連れてこられていた。「この者は医聖ではない。天権で本物の医聖・宗先生に会ったわ。そして、この罪深い極悪人にも会った。天権皇帝がこの者を殺せと。その悪人が璇璣に来るなんて」と泣きながら訴える仏蓮。この者が姉上を殺した、刀を持っているのを見たわ、と。扶揺は「殺してないし、誰も傷つけてない。罪があるのは誰か、陛下はご存じでしょう?」と言う。

あの日、死んだ鳳浄執を前に「安心なさい。立派な葬式を出してやる。そして天下に告げるのだ。お前は世に尽くしすぎて過労で死んだのだと。だが大臣や百官が騒ぐだろう。どう黙らせるか」と話していた鳳璇。そこに写経を持った仏蓮が。仏蓮は八方がうまく収まる良策があると言う。そして宗越が天権で私を陥れた扶揺で、あの者が璇璣に来たのは鳳無名だからだと告げる仏蓮。鳳璇は驚く。仏蓮は扶揺を抹殺する計画を伝える。

「ふてぶてしい。証拠があるのに言い逃れを?扶揺は自らを医聖だと偽り、策謀をめぐらせ王女を殺した。死罪だ」と言う鳳璇。扶揺は「どんな罪状だろうとどうでもいいけど、死ぬ理由が知りたい」と言い、仏蓮に「私は誰なの?鳳浄梵」と聞く。仏蓮は「お前が誰か?いいわ。扶揺、つい欲に目がくらんだのね。私が読経で済度してあげるわ」と言う。

しばらくして無極が来る。無極は「かような一大事を私に知らせぬとは」と鳳璇に言う。大臣たちが扶揺を連れて来た無極を責め、扶揺は「私が宗越のふりをしたまで。皇太子は無関係です。罰するなら私一人を」とかばう。「王女を殺した偽の医聖を牢に入れ、厳重に監視せよ」と命じる鳳璇。扶揺が連れて行かれ、無極は鳳璇に「疑わしき点が多い。陛下と2人だけで話がしたい」と頼む。しかし鳳璇は病を理由に退席してしまう。


睿辰宮。「猛毒の斑蝥金汁は悪人が璇璣を害するため私に盛った。玉衡は関係ない。私も関係ない。良いな?」と鳳璇は医者を脅す。医者が出て行くと「あの者はもう用済みだ」と言う鳳璇。


医者を殺した玉衡が「用が済んだので帰る」と鳳璇に言う。そんな玉衡を後ろから抱きしめる鳳璇。玉衡が鳳璇の手を自分から離す。鳳璇は「なぜなの。私を見て。よく見るのよ。あの女と同じ顔でしょ?なぜだめなの?教えて」と聞く。「あの人ではない。永遠にな」と言う玉衡。鳳璇は鼻で笑うと「残念ね。あの女の命は私が握っている」と言う。持っていた剣を玉衡は鳳璇の首元にあてる。

鳳璇が「ついに私を殺す気になった?私のそばに仕えて19年。殺す気なら千回は殺せていたわ。殺すのはたやすいこと。けれど私を殺せぬ。あなたはあの女と娘の行方を知りたいから。私が死んだら永遠に2人を見つけられぬ」と言う。「お前は暴虐の限りを尽くし、権力のため大勢を殺した。その最も残酷な手先がこの私だ。お前を信じると思うか?私に盟約を強要し大勢を殺させた。私をこんな人間にした。妻と娘のことをちらつかせてな。本当は死ぬまで2人のことを言う気はないのだろう?」と言う玉衡。

鳳璇は「あなたが悪いのよ。私でなく鳳琦を選んだ。容貌はあの女とまったく同じ。学と才能は私のほうが上よ。王としての知略も私がずっと上。なのに今も鳳琦を愛するの?なぜよ。苦しみを味わうといいわ」と言い返す。玉衡は「生きていたくない。いっそお前を殺して私も死のうか」と言う。「あなたの娘は生きている」と言う鳳璇。玉衡がどこにいるのか聞くと、鳳璇は「明日、王女の刺客を処刑したら教えてあげる。妻子の行方も何もかもね」と言う。「よし、待っている」と言って、玉衡は部屋を出て行く。


牢に入れられた扶揺は自分が誰なのかを考えていた。そんな扶揺を助けるため無極が来る。すぐに無極は璇璣を出て行こうとするが、扶揺は「行けないし、行きたくない」と言う。幼い頃に見た鳳凰の紋章を捜していた扶揺は、仏蓮に陥れられ断片的に思い出していた。「だからもう少し璇璣にいて過去のことを調べたい。自分が誰か分かるかも」と言う扶揺。璇璣王室の秘密をつかみかけている無極も、それが扶揺と関係あると思っていた。そのために玉衡の協力が必要だと言う無極。「私たちに協力を?」と聞く扶揺に、無極は「取引したんだ。妻子の行方を捜せば私たちに協力し鳳璇を抑えると」と話す。


ーつづくー


今回も元宝が出て来た(﹡´◡`﹡ )
火の鳳凰を元宝も見れてよかったー!!
扶揺だけだったら無極たちも???だったと思うし。

鳳璇が残虐すぎる(;´д`)ノ
いくら秘密を知られたとはいえ、自分の娘を殺してしまうとは…。
それをすかさず利用する仏蓮も似た者親娘(ㅎωㅎ*)

仏蓮の演技が上手すぎる(º ロ º )
鳳浄執が亡くなってしめしめだと思うけど、さすがに無極を取り戻すのは無理だよね。
無極だって好きな人を陥れた仏蓮を許さない。



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