中国時代劇「項羽と劉邦 King's War」第14話 あらすじ

劉季(劉邦)から逃げてきた男たちが投降したと知り、劉季の仲間は臆病者ばかりで戦う根性はないと県令は思う。そして劉季たちは夜明けを待たずに内輪もめを始めると考える県令。


逃げ出そうとした仲間を捕らえた盧綰たちが劉季の前に連れて来る。裏切りの嫌いな劉季は許さず処刑するよう告げる。


翌朝。考えた劉季は、仲間たちに自分を縛らせ敵に突き出させる。思ったとおり仲間割れをしたと思った県令は、門を開け劉季と樊噲を入れる。入ってきた劉季に近付く県令。気付かれないよう樊噲から縄をほどいてもらった劉季は、一瞬の隙をつき県令を捕まえると、首に剣を向ける。門が開き、劉季の仲間全員が勢いよく城内に入り、兵たちは圧倒され武器を捨てる。そして劉季たちが仲間達が県令を殺してしまう。

秦の援軍は沛県に向かっていたが、すでに占領されたと知り、踵を返して撤退する。


李斯は天下の情勢が急を要すると思い宮殿へ行く。しかし自分は先帝の側で影のように行動し、まるで家族のようだった、そして二世皇帝(胡亥)の影でもある、私と会えば陛下と会ったも同然だと趙高が言い、胡亥に会わせてもらえない。さらに趙高は遺詔を自らの手で捏造したのは李斯だと脅すように言う。


趙高に荷担したことを後悔していると李斯は息子に話す。今や朝廷内では私と趙高が手を結んで扶蘇様を殺し、胡亥を即位させたと誰もが噂していると。
明日も胡亥に会いに行き、その後、職を辞し故郷へ帰ろうと思う李斯。


沛県を手に入れた劉季に簫何は長老たちを連れてくる。長老は劉季に県令になってほしいと頼むが、劉季は亭長ですら力不足だった、県令など務まらないと断わる。仲間を率いて沛県を攻め落とし、技量もある、天下が乱れ蜂起が相次いでいる今こそ好機だと劉季を説得する簫何。そこに簫何が呼び寄せた吕雉と子供たちが来る。簫何に「どうしても俺にやらせたいんですね」と言う劉季。


樊噲はもっと上を目指すべきなのに兄貴(劉季)は煮え切らないと仲間たちに話す。仲間たちはなだめるが、その話を酒を持ってきた吕雉が聞いていた。


夜。子供達を寝かしつけた吕雉は、真面目に話を聞いてくれない劉季に、母はあなたを信用できず結婚に反対したが私は男気がある人だと思い嫁ぐ事を決めた、しかし「今のあなたはどう?私や子供のことを考えてくれてる?」と怒る。


女たちと戯れていた胡亥に、兵が戦況の報告に来る。秦軍は壊滅状態にあり、大規模な援軍を送ってほしいと頼む兵。趙高はそのような嘘で陛下を脅すとは大罪であると処刑を命じる。

兵が騙しに来たのか聞く胡亥に、大沢郷には確かに小規模な逆賊がいたが、すでに鎮圧していると趙高は答える。胡亥は大沢郷の1ヵ所なのか疑うが、趙高は逆賊の討伐よりそれを問題にして非難する者がいると言う。噓を広め朝廷の秩序を乱そうとしているだけでなく、陰で陛下即位は怪しいと噂している大臣がいると。先日の博士たちのことや先ほどの兵は嘘をついて陛下の政を誹謗しているが、しかし即位の話は真実、遺詔を改ざんしたことを漏らした者がいるのではと言う趙高。そして趙高は李斯が秘密を漏らした者だと疑いの目を向けるように話す。

博士や学者、武官たちがでたらめばかり言うと思った胡亥は、これからは何事も自分で決断したいと趙高に言う。李斯の件は本人から話を聞き、見極め、決断するよう胡亥に話す趙高。「分かった」と言い、再び女たちの元へ駆けて行く胡亥を趙高は睨みつける。


ーつづくー


初めに投降した劉季の仲間たち。
それも作戦かと思ったら、本当の投降だったんですねヾ(・ω・`;)ノ
でも劉季、考えましたねー。
県令を断わっていたけど、何かいろいろと動いていきそう。
そして吕雉とも再会です(*´ー｀*)

趙高が怖い(;´д｀)ノ
言いなりだった胡亥が自分で何事も決めたいって言い出したから…どうするんだろう?
何かしそう…。
李斯も嫌な予感が…(￣▼￣|||)



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