中国ドラマ「画皮～千年の恋～」第17話

怪我から回復しつつあった王生は、体を拭いてくれている佩蓉に「一緒にいられて幸せだ」と言う。今まで2人の時間は十分あると考えていた王生だったが、今回の一件で一緒にいる時間を大切にするべきだと思うようになっていた。そこに栩栩(小唯)が作った人参湯を持ってくる。王生に食べさせようとする栩栩を「だめよ」と慌てて止める佩蓉。佩蓉は医者から"精のつく物は口にするな"と言われていた。

助けてくれた栩栩に礼を言う王生。どこで王生を見つけたのか佩蓉に聞かれ、栩栩は「城外を捜したの」と答える。佩蓉も栩栩に礼を言うと「生さんに何かあれば私も生きていけない」と王生に。佩蓉、と言いながら王生は佩蓉を見つめ、栩栩は目を伏せる。


回復していく王生を佩蓉は心配していた。「まだ心臓えぐりの下手人を追うつもり?」と王生に聞く佩蓉。外出するたびに不安で落ち着かないと。佩蓉の気持ちを知り、王生は都尉を辞職することを決める。


翌日。高翔は下手人が李殿を殺害後、ますます大胆になり、衙門の仲間が恐れを成して次から次へと辞職してしまったと王生に話す。そして人手不足の上に朝廷からも早期解決を命じられた高翔は、李殿の後任が来るまで指揮をしてほしいと言う。戸惑った王生だが、太原の民のために引き受けることに。


屋敷に帰ってきた王生は、言いにくそうに「相談があるんだ」と佩蓉に話す。すぐに辞職のことだと分かる佩蓉。王生は調査の指揮官に推挙されたと言う。佩蓉は責任感の強い王生を責めず「心置きなく捜査に専念して」と返す。


太原中を捜したが楊剛の足取りはつかめなかった。城内の不審者を全員洗い出したが、何の手がかりもない。それでも真犯人が他にいる可能性を考える王生。心臓をえぐるなんて普通の人間ではできないと、夏俣向は「楊剛こそが妖怪だ」と言い出す。それを聞いて仲間たちは笑い、王生は、この件が解決するまで家で待機するよう命じてしまう。


城外に怪しい洞窟が見つかる。すぐに王生たちは向かうが、楊剛の姿は見えない。それでもここに楊剛がいるはずだと思った王生は、洞窟内にたくさんあった棺おけを調べさせる。そして、その中に楊剛の遺体が。王生たちは真犯人が別にいると確信する。


楊剛の葬列をし、立派な葬式をする王生。真犯人ではなかったとしても、人殺しの楊剛の棺を持ち、太原中を練り歩くことを王軍たちは不満に思う。しかし王生には楊剛の汚名をそそぎ、楊剛に成りすました者の反応を見るという狙いがあった。体を透明にした小易は、そんな様子を棺の上から見る。


小易が楊剛に化けて人を殺していたと知った栩栩は、生さんを甘く見ないでと小易に。どんな手を使おうとすべて暴かれると馬鹿にされた小易は「今すぐ奴を血祭りに上げてやる」と部屋を飛び出していく。「だめよ」と急いで追いかけた栩栩だったが、佩蓉が来たため、それ以上追いかけることができない。

栩栩に似合いそうな布地を見つけたと言う佩蓉。裁断している時、佩蓉は誤ってハサミで栩栩の手を傷つけてしまう。急いで佩蓉は薬を捜し始めるが、見間違いだと栩栩が見せた手には傷はなくなっていた。


見回りをしていた王生は、屋根の上に何者かの気配を感じる。すぐに屋根に上がり、追いかける王生。そして姿を現した小易と王生は剣で闘い始める。

負けそうな王生を見た栩栩は、王生に見られない場所から妖術を使い雨を降らせる「私が守る」とつぶやく栩栩。水の苦手な小易は、王生を突き飛ばすと行ってしまう。


妖術を使った栩栩は、やっとの思いで部屋に戻ってくる。倒れそうになった栩栩を支える小易。しかし王生を傷つけようとした小易に怒っていた栩栩は、消えて、と怒鳴る。それでも栩栩のために心臓を取りに行くと言い出て行く小易。


妖術を使ったため栩栩の肌はただれてしまう。皮を剥ぎ、化粧で修復をする栩栩。偶然、栩栩の部屋を覗いてしまった佩蓉は、それを見てしまう。


恐ろしいものを見てしまった佩蓉は、父親から護心鏡をもらう。心臓えぐりの下手人に遭遇した時に役に立つと。


心臓えぐりが妖魔の仕業だという噂が流れ、太原を出る民が増える。

佩蓉は妖怪をこの目で見たと琳琳と韻韻に思い切って打ち明ける。それが小唯だと話すと、夫を奪われるのが怖いから言っていると韻韻に思われてしまう。しかし佩蓉が正直者だと分かっている琳琳は信じてくれ、霊能者の元へ佩蓉を連れて行ってくれる。


佩蓉を見た道士は、強い妖気が漂っていると言う。さらに家へ連れて行くと妖気が満ちていると言う道士。そこに栩栩を傷つけたハサミを小柔が持ってくる。それに触れた道士は顔色を変え、さらに栩栩の顔を見ると逃げるように帰って行く。


夜。佩蓉の部屋を訪ねてきた栩栩が、今朝来た人が道士だと分かったと言う。そして栩栩はわざと首の後ろに手を回す。平静を装おうとしていた佩蓉だったが、皮を剥ぐと思い怯えた声を出してしまう。その様子を見て、自分の部屋に戻って行く栩栩。


正体が佩蓉にバレたと栩栩は分かる。殺しに行こうとする小易を「この世にはもっと面白いことがある」と止める栩栩。あの女のお節介な友人を1人ずつ消し、孤立無援にして精神的に追いつめると。

小易はハサミで道士を殺す。
翌日、道士が殺されたことを知り、驚く佩蓉。


佩蓉は亡くなった道士に妖魔退治を頼んでいたと王生に話す。しかし、信じてもらえないと、それ以上、話すことができない。「夫が妻を信じないでどうする」と王生に言われ、ようやくこの家に妖怪がいる、それは小唯だと告げる佩蓉。しかし「それはあり得ない」と言い、妖怪を信じていない王生は、佩蓉が疲れているせいだと思ってしまう。怒った佩蓉は、信じてくれる人を探す、と言うと屋敷を出て行く。


店に行った佩蓉は、正体を見た者は消される、家に帰れないと怯えながら琳琳に言う。そして、小唯を見るなり逃げ帰ったあの道士が今朝死んだことを話す。琳琳はしばらくうちに泊まるよう佩蓉に言う。


ーつづくー


肌を修復していた栩栩を佩蓉が見てしまったけど、振り向いた栩栩の顔…きれいだったような?
皮を剥いだ時の栩栩の肌ってどうなっているんだろう(＠_＠;)

王生には佩蓉を信じてほしかったな…。
いやいや、信じちゃったら栩栩がピンチになるので、それはそれで私的には困っちゃうんだけど(?)、でも、琳琳は信じてくれたものね。

道士も何だか怪しそうな人だったけど、持っている力(?)は本物だったのねヾ(・ω・`;)ノ

王生が下手人をおびき出す罠を仕掛けてる?
早く続きが見たいですー(*≧ω≦*)ノ"




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