阿繍に3日間だけ休んで、その後は講義に出るように言う班淑。正々堂々と内学堂へ来るようにと。そして班淑は皆が励まそうと用意した贈り物を阿繍に渡す。
班淑が帰ったあと、阿繍は皆からの贈り物を阿綾と一緒に見る。小さな木箱の箱には、サナギと“班師匠(班淑)の提案で贈り物で励まそうと決めたの。班師匠の鶏のエサにならず生き残った虫のサナギよ。幸運なサナギが幸せを運んでくれる”と書かれた聞喜公主の文が入っていた。
翌朝。サナギがちょうちょに羽化する。笑顔になった阿繍は、ちょうちょに導かれるように外に出ると“父上、安心して。もう心配かけないわ”と思う。
朝儀に向かおうとしていた白将軍に「蘭台令史に迷惑をかけるなと言ったのに忘れたのか?結納の金品を返せと迫ったり、男を都へ戻らせたりしたな?」と鄧将軍が言う。困った白将軍は「江家の娘が私の名誉を傷つけるので、仕方なくやりました」とウソをつく。そこに阿繍が来る。「白将軍の名誉を、私がいつ傷つけたと言うの?」と他の大臣たちがいる前で言う阿繍。結納金を返せと言ったわね?いい機会だから聞いておく、嫁ぐことを私がいつ承諾したの?と。
「婚姻は両親が決めるもの。父親と相談して決めたのだ。知らなくても無理はない」と白将軍は言う。それを聞き「父は承諾してないわ。私は天に誓えるけど、あなたは?ここにいる皆さんの前で、私、江繍は天に誓うわ。江家は婚姻を承諾してない。違っていたら天罰で死んでもいい」と阿繍は言い返す。騒ぎで駆け寄った阿誠は止めようとするが、阿繍は白将軍が結納品を押し付けて婚約が成立したと言い張ったと話し、鄧将軍にも「関内侯の屋敷で白将軍は“後妻は迎えない”と言い、私の屋敷でも“婚約の件は忘れろ”と言った」と確認する。「そうだ、そう言ってた」と言う鄧将軍。阿綾も阿繍の元へと来る。
「嫁入りを無理強いされ、悪質なうわさで傷つけられた。白将軍、恥を知りなさい」ときっぱりと言う阿綾。私が貞操を失ってる?年寄りの女官に頼んで皇太后様の前で調べてもらってもいい、私が潔白ならどう責任を取るの?と。白将軍はうわさなど流していないとしらを切ろうとするが、そこに現れた衛英が「白将軍の側近が官学の宦官に言ってたのを聞いた」と証言する。阿綾は「600石という小役人の娘だけど、皇太后様に許され聞喜公主や北郷公主と私は学友なのよ。私への中傷は公主への屈辱だわ。内学堂の名誉を傷つけるとは大した肝っ玉ね。まさか皇太后様や陛下に何か恨みでもあるの?」と言う。
阿誠が「白将軍に逆らってもいいことはない」と言うと「あなたとの約束があるから白将軍に婚姻を迫られた時、身を投げて操を守ろうとした。バカなことをしたと今は思う。私たちが苦しんでいるのに“母親が君を嫌う”と言ってさらに傷つけ、父に追い出された後、会いにも来なかった。私は一生独身でいい。冷酷で忠義にも反する男には嫁ぎたくない」と言う阿繍。その場にいた皆は立派だと拍手する。阿繍は鄧将軍から剣を借り、袖を切ると「この江繍は袖を切ることで情を断つ意思を示します。私と阿誠の婚姻は、今後、あり得ないことを天に誓います」と言う。
阿繍が白将軍に言ったことは、内学堂のみんなにも伝わっていた。
笑顔で講義室に入ってきた阿繍に、内学堂の名を大いに高めてくれたと鶴を2羽あげる班淑。阿繍は今日から師匠の教えに背かないよう何をやるにも勇気を出すと言う。そして聞喜公主に「ちょうちょをありがとう」とお礼を言った後「あんな小さな虫が美しいちょうちょになった。私たちも甲班より立派になれる」と話す阿繍。
皇太后は早速、白将軍を国境警備に行かせてしまう。
中山王の屋敷。北郷公主の元に来た兄・劉弘は「白将軍に何を言った?」と聞く。北郷公主はごまかそうとするが、劉弘は尋問された白将軍が北郷公主の名前を出したことを知っていた。「公主だからと威張るな。陛下の妹である聞喜公主を見習え。騒ぐなら父上の封地へ行かせるぞ」と言う劉弘。
娘を内学堂に入れたい大臣の上奏書ばかりが皇太后に届く。高貴な娘たちが女性の模範になるように内学堂を設立した皇太后は、期待通りになったと明宮長に話す。明宮長は皇太后様の功績だと言うが、皇太后は班淑や姚絹(姚女傅)が革新的だったからだと言う。
皇太后は姚女傅と班淑に絹30匹ずつを、娘をよく教育した蘭台令史に100金、娘2人には衣装3着を与えることに。明宮長に言われ、内学堂を仕切っている寇女傅にも絹30匹を与え、姚女傅と班淑には、さらに澄泥硯も1面ずつ褒美として渡す。
褒美をもらった班淑たちが内学堂に戻ってくると、駆けてきた霍将軍が「皇太后様に褒められたのを祝って、次の休日に楽遊園で焼き肉を楽しもう。衛英の発案だ」と誘ってくる。阿綾と阿繍も一緒に行くことになり、焼き肉の後、阿繍たちの母親が持っている別荘へ寄ることに。
休日。楽遊園へ行き、焼き肉を楽しむ班淑たち。その後で衛英の吹く笛を聞いた班淑は、その姿がかっこいいと阿綾に話す。
皆と離れ、霍将軍と2人きりになった姚女傅は「思うんだけど…阿淑(班淑)は…衛師兄の…ことを…」と言う。「そう思うか?」と言う霍将軍。
霍将軍は久しぶりにつかえながら話す姚女傅に「どうしたんだ?」と聞く。姚女傅は「あなたに聞きたい…。私…私…。なんじ、我に心寄せると阿淑は言うなり。なんじ、我の手を取りしが、我、深く悩めり。なんじ、我をいかように見る?まことに心寄せるか」と言う姚女傅。自分に姚女傅を引寄せた霍将軍は「心寄せるなり。なんじは?」と聞く。姚女傅も「我も…心寄せるなり」と答え、霍将軍は口づけをする。
迎えにくるはずの使用人が来ない、見に行ってくれない?と班淑に頼む阿繍。外は何かと危険だと、衛英もついて行くことに。それは班淑と衛英を2人きりにさせようと考えた阿繍と阿綾の計画だった。
話しながら歩いていた班淑たちの横を馬が2頭駆け抜けて行く。その馬は汗血馬でくつわをはめたら暴れ出した馬だった。男たち3人が追いかけて行き、班淑は「さっきの馬が手なづけられるか競争しましょう」と言い始める。
班淑に押し切られ、2人でそれぞれ馬に乗る。はじめは暴れていた馬を走らせる2人。しかし、途中で古傷が傷み出した衛英は、班淑に待ってくれるように言う。そんな衛英に気づかず、さらに加速させる班淑。とうとう衛英は落馬してしまう。
急いで駆け寄った班淑は、衛英の古傷が深い傷を負った時のものだと知る。乗馬しても足に力が入らなかったと分かり、自分のことばかり考えていたと自分を責める班淑。
馬もいなくなってしまい、班淑が衛英を背負って歩き出す。
じきに日も暮れ、少し休むことになる。自分を降ろした班淑の額の汗を手で拭う衛英。人に触れることができなかった衛英は、手にじんましんが出てしまう。班淑は洗えば治るかもしれないと、池へ水をくみに行く。
池まで来た班淑は、額に触れてくれた衛英のことを思い返し“何を考えてるの、しっかりしなさい”と思うが、嬉しい気持ちになる。
ーつづくー
一体、どうなるの!?と思っていた阿繍のことが解決して良かったヽ(´▽`)/
しかも、おとなしかった阿繍があんなに勇気を出せて。
白将軍もこれで何もできないはず。
でも北郷公主はどうだろう…(o´д`o)=3
姚女傅と霍将軍がこんなに早く!!
しかも姚女傅の方から告白?確認?したのにもビックリヽ(@ω@;)ノ
最後は姚女傅が可愛くて♪
日も暮れてしまったし、衛英と班淑は大丈夫かな…。
きっと行かせた皆も心配しているよね。
モンハンで見るようなお肉を班淑が焼いてた!!
あの音楽が頭の中でぐるぐる(≧▽≦)
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ちゃんと見ている人は見ていますよね、
そうでないと救われないです。
姚女傅と霍将軍が思いを交わせたと思ったら、
班淑と衛英はハプニングに。。。
衛英のケガは大丈夫なのでしょうか?
ケガで、二人の関係がこじれないといいのですけれど。。。