【登場人物】
岳飛(がくひ) …文武両道に秀で、忠義に厚い勇士。主人公。
王貴(おうき) …岳飛の仲間。義兄弟。
牛皐(ぎょうこう) …岳飛の仲間。義兄弟。
張用(ちょうよう) …岳飛の仲間。義兄弟。
宗沢(そうたく) …宋の元帥。
宗欣(そうきん) …宗沢の甥。
拓跋耶烏(たくばつやお) …金の将軍。
杜充(とじゅう) …宗沢の部下。金と結託している。
吉倩(きつせい) …蜈蚣山の山賊。杜充と金と繋がりが。吉勇の弟。
吉勇(きつゆう) …蜈蚣山の山賊。吉倩の兄。
傅慶(ふけい) …蜈蚣山の山賊討伐のために選ばれた100人の兵の1人。
烏詩瑪(ウシマ) …張用が吉倩から助けた女性。
大脚丫(たいきょくあ) …吉倩の手下。
独眼竜(どくがんりゅう) …吉倩の手下。
「張用の暗躍」
扮装した張用は、蜈蚣山で誘拐されそうな娘たちを助ける。誘拐しようとした男たちと戦っていると、烏詩瑪と一緒にいた大脚丫まで加わり窮地に追い込まれてしまう張用。しかし烏詩瑪が大脚丫を止めてくれ、何とか助かることができる。烏詩瑪は気づかれないよう何かを張用の手ににぎらせ「早く逃げて」と言う。
夜。山寨に忍び込んだ張用は、独眼竜と歩いていた大脚丫に気づかれてしまう。
あちこち捜しながら、烏詩瑪の部屋へ入る大脚丫。部屋の中にいた烏詩瑪が下着姿だったため、大脚丫は慌てて外に出ていく。
張用は烏詩瑪の部屋に隠れていた。
張用に「来てくれたのね」と言う烏詩瑪。烏詩瑪が張用の手に握らせたのは“助けてください”と書かれた文だった。
烏詩瑪は自分の名を告げると、西夏の出身で、去年、中原に行商に来た時、父親が病で死んだこと、そんな時、賊の吉倩に目をつけられ無理やりここに連れてこられたことなどを話し、あなたを見てすぐ好漢だと分かった、憐れな私を救って、と言う。方法はある、力を貸してほしいと。
烏詩瑪は蜈蚣山の地形図を持っていた。蜈蚣山の城外には掘りがあり、葦が高く茂って攻めにくい、地形を熟知した者しか入れないと言う烏詩瑪。地形図が使えると考えた張用は、娘も救えて一石二鳥だと思う。
2人は誰かが来る気配を感る。
烏詩瑪の部屋に来たのは吉倩だった。大脚丫が部屋に入ってしまい、贈り物で機嫌を取ろうとする吉倩。烏詩瑪は「運命は過酷ね。父が亡くなり、縁談は持ちかけられず、何1つ手に入らない。なぜ、こんなに不幸なの」と悲しそうに話し、泣くふりをする。「縁談がないだと?俺に嫁げばいい」と吉倩は言う。欲しい物があれば、何でも与えてやると。そんな吉倩に、婚姻では、棗、栗、竜眼、落花生の4品は欠かせない、本来なら新婦の家族が準備する、でも誰もいないから自分で選ぶと言う烏詩瑪。烏詩瑪は「明日、手下を伴につけていけ」と言う吉倩を、婚姻前に変な噂を立てられたくないと部屋の外へ出してしまう。
岳飛は“総兵の任務とは、人材を探し耳を傾けること。優れた者は勢いの有無や貴賎を問わず、すべて用いる。策略優れる者は参謀として使い、構想に優れ、錬金、木工に秀でるものには武器を作らせる。何か1つ才能があれば、軍中、皆用いるところあり捨て去るべからず”と書かれた書物を読む。
翌日。傅慶はまた酔っていた。王機と牛皐は桶に入った水の中に傅慶の頭を入れ「目が覚めたか」と言う。
岳飛は兵たちに名前と職を聞き、それぞれに違った訓練をさせる。最後に傅慶の名を聞き「職業は?」と言う岳飛。傅慶は鍛治師だと答える。従軍するか岳飛が問うと、一緒に行くぞ、お前が行くなら俺だって行く、と言う傅慶。岳飛は傅慶を伏兵隊の小隊長にする。
亥の刻。1人で作っていた傅慶の矢じりを見て「見事な腕前だ」と岳飛は言う。「お前は300斤の弓を引けると噂で聞いた。そんな奴は見たことがない」と言い、傅慶はやってみせろと岳飛に矢を差し出す。その矢を手に持ち、弓で放つ岳飛。放たれた矢が木を射抜く。すごい腕前を見せてもらったと思った傅慶は、さらに矢じりについても詳しい岳飛に感服し「俺の矢を理解する者は少ない」と言う。「矢を1000本作れ。蜈蚣山を落とせば大手柄だ」と岳飛が言うと「承知した。兄貴、今日からよろしく頼む」と返す傅慶。そこに、遅くても明後日の朝には戻るという、張用の文を持った王貴が来る。岳飛は戦の準備をするよう命じる。
岳飛の部下がたった30人になったことを知った宗沢。しかし宗沢は、その30人を訓練すれば3万の兵を持つに等しいと杜充に話す。
視察をした宗沢は「100人というからそれに応えたが、足りなければ私の兵から選べ」と岳飛に言う。
烏詩瑪は大脚丫と独眼竜を連れ買い物へ。
お酒を売っていた張用にさりげなく近づく烏詩瑪。我が家伝来の美酒だと言い、口がうまい張用は大脚丫と独眼竜にその酒を飲ませる。そして、飲んだ2人はすぐに倒れ込んでしまう。
張用と烏詩瑪はその隙に、手と手を取って逃げ出す。
話を聞いた吉倩は怒り、1000人で探すよう独眼竜たちに命じる。逃したら命はないぞ、と。
夜。舟の中へ隠れていた張用と烏詩瑪。灯りを消すと「覚悟してたから死は怖くないけど、幼い頃から暗闇が怖くて」と烏詩瑪が言う。張用が飛んでいた蛍を1匹捕まえ、苫舟の中へ入れる。他の蛍も自然に入り「これで怖くない」と笑う張用。
岳飛の元に戻ってきた張用は、蜈蚣山の地形図を見せる。そして連れ帰った娘は蜈蚣山の地形に詳しい、ある小道に沿った葦が天然の目隠しになると話す張用。
岳飛は1刻後、蜈蚣山へ出発することを決める。
独眼竜は「東南の方向から宋軍が」と吉倩と吉勇に報告する。
王貴は扮装し岳飛たちと別行動をしていた。そんな王貴は山賊たちに囲まれ、数人の仲間と捕われる。
小道を進んでいた岳飛たちも狙われ、狗子の足に矢が刺さる。隔てた場所で苦しむ狗子を何とか助けたい岳飛だが、少しでも体を起こせば矢が飛んで来てしまい、なかなかうまくいかない。
ーつづくー
傅慶も岳飛を認めて、心を入れ替えた感じ。
良かった(*´ー`*人)
腕もいいみたいなので、頑張ってほしい!!
張用と烏詩瑪の隠れた舟、苫舟ではないかも?
でも、そういう感じの舟ということで(∩´∀`@)
どうしてあの道を岳飛たちが通ると敵に分かっちゃったのかな?(*´Д`*)
烏詩瑪は大事に蛍も持ってきていたし、いい雰囲気だったし、張用をダマしていないと思うんだけど…。
王貴はわざと捕まったような気もするの。どうだろう?
とにかく狗子が心配。
早く続きが見たいです(;д;)
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一緒に崖を滑り落ちたとき張用は必死なのに、ウシマは嬉しそうだったから、ウシマの一目惚れかと思ってたら、あの時「助けて」という手紙をこっそり渡してたのね。
最初はいつ手紙を?何で姐御が助けたの?と
冒頭を繰り返して見たらなるほどでした(笑)
ウシマって一瞬、詩詩ちゃんかと思いました。
似てたけど違いますよね。
岳飛、兵士達の適材適所で見事です。
なるほど玉石混合。
あの兵士達が見違えました。
二人の乗った船はどこで調達したの?
罠から急に場面が変わったので捕らわれた人たちは誰?(うささん、王貴だったの)
カットされていたからか、私の理解不足か
分からないことがありました。
もはや日課となりました。
拙い感想コメント、いつもすみません。
ミッション完遂です♪
冒頭は大丈夫かと心配しましたが、
烏詩瑪と知り合えていろいろな意味でよかったですねー
暗闇が怖いの、に応えて蛍もいいですけれど、
本当は???w
そして、岳飛は自分の舞台のことをよく考えていますねー
ねこさんも書かれていますが、
適材適所、なかなかできないことです!
今回は、狗子のこの後が心配です。。。
なかなかできる男のようで今後の活躍も楽しみです♪
岳飛の人材登用、幕舎で読んでた本にも書かれてましたね。
良さそうなことは即実践!
そして張用、やっぱりお調子者でしたね(*≧∀≦*)
烏詩馬は私も信用できるのかな?と思ってましたが崖を滑り降りる時の表情や小舟の中の「怖いの…」の言い方にも含みがあったような…私の希望的観測!?の感じからすると…今後の二人にも目が離せませんね(*^^*)
狗子も気になるし岳飛たちの作戦もどうなるのか、続きが気にます。
クリスマスに年の瀬も迫り…いつも暇な私もバタバタ…
時間できてもなんだかぼっとしてドラマ視聴が進みません。
年末に向けてHDDの容量も余裕持たせたいのにーヤバいです