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中国ドラマ「岳飛伝 THE LAST HERO」 第18話 あらすじ

2016年01月05日 00時26分37秒 | 岳飛伝(中)

【登場人物】
岳飛(がくひ) …文武両道に秀で、忠義に厚い勇士。主人公。
宗沢(そうたく) …宋の元帥。
王貴(おうき) …岳飛の仲間。岳飛の義兄弟。
牛皐(ぎょうこう) …岳飛の仲間。岳飛の義兄弟。
傅慶(ふけい) …蜈蚣山の山賊討伐のために選ばれた100人の兵だった1人。岳飛の義兄弟。
楊再興(ようさいこう) …元曹成の部下。今は岳飛の義兄弟。
素素(そそ) …忠義社の二堂主。
宗欣(そうきん) …宗沢の甥。
李孝娥 …岳飛の妻。
秦檜(しんかい) …中丞。王仲岏の娘・王氏を娶う。
斡離不(オリブ) …太宗の次男。




「故土に帰る」


岳飛の行為は死罪に値する、どうか正しいご判断を、と言う汪伯彦。李綱は岳飛はまだ若輩者だが宗沢に目をかけられ大勢の兵たちからも崇め慕われている、死罪に処しては軍は必ず反発すると反対する。一方の意見だけを聞いて判断を下すのは危険、忠臣ゆえの越権行為にしましょうと。しかし汪伯彦は陛下は宋を継いだばかり、それを認めない者も多くいる、岳飛もその1人で二帝ばかり案じている、二帝だけが忠誠を誓う対象で陛下は主ではないのかと、武功郎ごときが意見するとは言語道断、ここで厳しく正さなくては今後、大きな災いとなる、と言う。

それでもまだ迷う高宗に、金が張邦昌を皇帝に立てた時、秦檜は抗議し捕虜として連れ去られた、また“泥馬 康王を渡す”の出来事では金兵に迫られ陛下は絶体絶命の状況でした、ところが突然光りが照らされ瑞雲がたなびき、1頭の白い馬が舞い降りて陛下を乗せ飛び立ったとか、天の使いが陛下を救ったというのはまさに暗示、帝位を継ぐのは至極当然のこと、その泥馬の件を岳飛は自分の功績だったと軍営で触れ回っているとか、と汪伯彦は話す。陛下の即位が天意ではないと言いたいのですよ、と。秦檜は忠臣だが、岳飛は不遜だと怒った高宗は、忠誠だけは信じる事にし「殺しはせぬが留めてはおけぬ。その陳情書を宗沢に送れ。若い兵を管理せよとな」と告げる。


宗沢の前にひざまずく岳飛。王貴は「どうか嘆願してください。なぜ功績もあるのに簡単に罷免だと?」と宗沢に言う。宗欣も宋には岳飛の力が必要だとひざまずき、王貴、傅慶、牛皐、楊再興も続いてひざまずく。しかし理不尽だと分かっていても宗沢にもどうすることもできない。岳飛は「もう困らせてはいけない」と皆に言う。楊再興は怒り「奸臣に甘んじて戦だと?俺も一緒に帰郷して畑を耕す」と言い、岳飛を連れて行こうとする。それを軍令違反だと叱り、楊再興を杖刑50回に処すよう命じる宗沢。「指導の至らなかった私が罰を受けます」と岳飛がかばうが、楊再興の非だと宗沢は許さない。

杖刑の音が聞こえる中、岳飛は「元帥、金との戦いに楊再興の力は必要です」と話し「やめ」と宗沢は止める。
牛皐たちを部屋から出ていかせる岳飛。そして宗沢に「私は去ります。元帥のもとで、ずっとご指導を賜り成長できました。私が去ったあとも、どうかお達者で。お身体に障らぬよう酒は控えてください」と話すと深々と2回頭を下げ、岳飛はその場を後にする。
岳飛よ、お前が分をわきまえぬゆえ私はお前という猛将を失った、怒りがわいて当然であろう、実に惜しい、と宗沢は涙を流しながらつぶやく。


荷物をまとめながら「忠義は尽くせぬが孝行はできる。悪くない」と自分に言い聞かせる岳飛。


去ろうとする岳飛を兵たちが待っていた。兵たちは剣で盾を叩きながら「岳飛、岳飛…」と叫ぶ。岳飛はそんな兵たちに感謝する。
牛皐や王貴たちは岳飛に餞別を用意していた。帰りを待つ、と言う楊再興。
素素は「私はどうなるの?」と岳飛に聞く。岳飛は「軍営は女の場所ではない。君も去れ。梁殿と民を突き動かし、元帥の力になるといい」と言う。

岳飛は皆や兵たちに「信頼を裏切る形になった。申し訳ない」とひざまずいて頭を下げ、みんなも岳飛にひざまずく。
軍営を去る岳飛を皆は見送り、宗沢も去って行く岳飛を見つめる。


帰郷の途中、東屋で李綱と招撫使が岳飛を待っていた。

勇敢に諫言した岳飛を心から敬服していると言う李綱。私を汪伯彦と一緒にしないでくれと。
東屋の中に座り、李綱は互いに人知れぬ苦労がある、誤解が生じてしまうのも仕方がないことだと話す。さらに今こと人材を重んじねばならぬのに、貴殿のような猛将が罷免になるとは、訴えたが力になれなかった、招撫使だけでなく私も無念、だが、まだ挽回する機会はある、必ずや返り咲くのだ、と言う李綱。岳飛は「今後、どんな境遇にあろうと、李殿のお言葉は心に刻む所存です」と言う。
岳飛、李綱、招撫使は杯を酌み交わす。


帰ってきた岳飛に驚く李孝娥。
岳飛は母の前にひざまずき「戻りました」と言う。「無事で何よりよ」と岳飛を立たせる母。子供たちも岳飛の帰りを喜ぶ。

岳飛は相州で買ってきた絵筆を孝娥に渡す。その筆で絵を描き始めた孝娥の手を取り「琴を奏で、筆を握るべき手がこんなに荒れるとは。俺のせいだな」と言う岳飛。孝娥は「そんな話はやめて。あなたに嫁いだのよ」と頬笑む。
孝娥の玉佩がないことに岳飛が気づく。入用があって質に出したことを話す孝娥。「母親の形見だろう?なぜ質に出した」と岳飛は驚く。「ただの玉だし、食べていくためよ」と孝娥は答える。


“矢で射るのは敵だが、本当の敵は己にある。敵は小さな目標であり、己こそ克服すべき山である。岳飛よ、弱点を克服し飛躍してくれ。大鵬とはいえ己を克服せねば、永遠に山に潜み飛ぶ事などできぬ。最後は自分自身に勝たねばならぬのだ”という師匠の言葉を思い返す岳飛。岳飛は「この度は己に負けたということか」とつぶやく。
元気のない岳飛に孝娥は「男の人にとっては天下こそ一番だけど、女にとって一番大切なのは夫が無事に戻ること」と励ます。

岳飛は孝娥を抱きかかえ椅子に座らせると、靴を脱がせ「家を空けていた間、君に頼り切りだったからな。苦労をかけた」と言い足を洗い始める。そんな岳飛に「一緒に洗わない?」と言う孝娥。岳飛も水に足を入れ、孝娥と足でふざけ合う。それを見た岳雲と安娘も一緒に洗いたいと言い、4人で洗うことに。


子供たちを寝かせたあと、岳飛は孝娥に目をつぶらせる。そしてその首に質に入れた玉佩をかける岳飛。目を開けた孝娥は「家計は苦しいのに、なぜ?」と聞く。岳飛は「約束してくれ。これからは1人で苦しまず、俺に打ち明けてくれ。お守りである玉佩を手放してはいけない」と言う。うなずく孝娥。岳飛は孝娥に口づけをし、抱いて寝台へ連れていく。


田畑を耕し、薪を割る生活をしていても、槍を見るといろいろなことが頭をよぎってしまう岳飛。


太宗と会った秦檜は奏上文を渡す。それには長江を境に南を趙構(高宗)、北を太宗が治めるよう書かれていた。ふざけているのか、と秦檜を蹴飛ばす粘没喝。兀朮は趙構を生かしては危険だと話す。「秦檜は才能にあふれ、宋でも重臣でした。秦檜を重用し、意見を聞くべきです」と斡離不は言う。どうか今一度、機会を、と。
太宗の近くに呼ばれた秦檜は「境界については交渉できます。ですが、交戦するとなれば実力に差があれど互いに損失があります。戦が長引いてしまえば国力に影響しましょう。戦わずして利を得るほうが得策では?」と言う。「趙構が譲歩するとでも?」と言う太宗。秦檜が「私にお任せを」と返し、太宗は「では書状を書け。奴の親と妻が人質だ」と告げる。


幕舎に戻ってきた秦檜に「金の皇帝には会えた?」と聞く王氏。会えた、と答えた秦檜は、康王(高宗)に対し投降を勧める書状を書くよう命じられた事を話す。しかし、書状を出しても無駄なことは秦檜も分かっていた。それでも書状を出さなければ、今、身を寄せる場所もなくなると王氏は言う。
康王を動かせるかどうかは、あなたの筆にかかっていると王氏は墨をつけた筆を差し出す。その筆を手にし、悩みながらも書き始める秦檜。


“金の皇帝より命じられ書状をしたためます。戦など考えぬこと。さもなくば二帝のみならず母御や妻の命も保証できません。これが現実なのです。どうか現在の情勢を酌み、強硬派たちの意見に乗せられ北伐をなされぬように。挙兵すれば勝っても実利少なく、負ければ悲惨な結果となる。罪臣、秦檜からのお願いです”という書状を読む高宗。太監はできるだけ要求に応じるように話す。一時的な屈辱も家族が戻れば挽回する日もあると。「父上を迎えに行けと言うのか?」と高宗が言うと、はっとした太監は「この口が悪いのです。お許しください」と自分の頬を叩き始める。


ーつづくー


高宗が…(o´д`o)=3
泥馬の件は高宗が一番分かってるじゃない!!
天の使いの馬じゃなく、岳飛の馬だったじゃないヾ(`Д´*)ノ
あれだけ命がけで助けられたのにぃぃぃぃぃ。

でも、岳飛はこのままじゃないよね…。
いつかまた軍に戻るはず。
どういう経緯で戻るのか…気になります。
李孝娥の玉佩、戻ってきてよかったー。
孝娥が質屋に頼んでいたけど、売られていなくてホッ。

秦檜の書状を読んで、高宗はどうするんだろう…。



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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故郷でラブラブ (ねこ)
2016-01-05 17:24:40
やっと始まりました~
うささん、今年も岳飛のあらすじよろしくお願いします。

李綱「私を汪伯彦と一緒にしないでくれ。」
私も前回まで李綱を汪伯彦と一緒にしてましたよ。
そういえば、岳飛のこと若気の至り・・・と前回言ってただけでしたわ。

結局、あの書状で宗沢の元を離れることになってしまいました。
宗沢の涙を見てたら、上に逆らえずに下を切らざるを得なかった中間管理職の板挟みを思い出してしまいました。
軍営を去るとき、岳飛と一緒に歩く白馬がかわいくて、なんだか切なかったです。

故郷へ戻ってきて、もう二人がラブラブで
お姫様だっこ、足浴でいちゃいちゃ、ウインクまで!(あの頃ウィンクってしたのか。まっいいかぁ)
あの堅物の生真面目な岳飛は、どこにもいない・・・
小学生?くらいの子どもが二人いてもあのラブラブっぷりは羨ましい
戦の凛々しい時とのギャップがまたいいんですね~

高宗に書状を書く場面で、秦檜と王氏もこの二人なりに夫婦なんだな~と思いました。

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厚徳載物 (time)
2016-01-06 23:56:43
宗将軍は本当に良き理解者ですね。
きっと泣いて馬謖を斬る思いだったのでしょう。
宗将軍のバックにあった『厚徳載物』と書かれた扁額が印象的でした。

宗将軍と喧嘩ばかりしている印象だった
李大人たちの励ましもよかったです。
こちらも岳飛のよい理解者でしたね。

動乱の時期はどうしても絶望的になりそうなのに
今回もこんな一筋の光のような人が現れるたびに
ほっとするとともに、宋の人材の厚さを感じます。

軍を離れる時に流れていた黄暁明さんが歌っている
『飛躍的心』はステキな曲ですけれど、
今回の展開では少々心配していました。
なので、お師匠様の言葉を振り返りながら
またひとつ気づけて良かったです♪

孝娥とのラブラブも本当に上品ですねー
二人の関係がここにも表現されているようで、
感じの悪い粘没渇といい、悩める秦檜も
今回はなんだか新鮮でした(苦笑)
返信する
timeさんと一緒 (ねこ)
2016-01-07 11:54:22
timeさん、ありがとうございます。
風流天子が一般的なんですね。

私も額の「厚徳載物」が気になってどんな意味か調べました~

もう一つ、あの歌、黄暁明さん自身が歌ってたのです
か。
♪若い日は短い。好きなだけ泣き、好きなだけ笑え。
 魂を解き放ち、酸いの甘いもかみしめたい♪
この歌詞もこの回にぴったりでした。

timeさんと同じ所に目が向いてたのがとても嬉しいです♡
返信する
やっぱり… (naa)
2016-01-09 13:07:14
一時はなかなか出来る男かと思ったのに結局、高宗お前もか…でしたね(ーー;)
本人の資質か時勢か回りの人間か…
宗将軍のような人が側にいれば違うのかなとも思いますが軍人だから側にはいられないし、高宗はこのままダメダメになるのでしょうか?

ところで二帝がいないから趙構が即位したわけで…二帝が戻れば元に戻るのかな?それとも一度即位すればそのまま?ふと疑問に思いました??

帰郷した岳飛。
除隊したのは悔しいけど家族と暮らせるのはやっぱ嬉しいですよね(*^^*)
李孝娥とのラブラブはもう勝手にして~って感じです(*≧∀≦*)

あれこれ続きが気になりますね。
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