よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

景気指標としての正社員新規求人件数 2/2

2024年04月26日 | 先進国の経済学
 下は前回示した2012年からの正社員新規求人件数の推移である  このグラフに補助線を引くと見えてくるものがある。上昇局面:東日本大震災からの回復過程である。途中2014年に停滞しているのは消費税が5%から8%に増税されたためだ。しかしその後上昇トレンドをを取り戻している。消費税10%後の世界を考えると日本経済にとって8%が上限だったのかもしれない。停滞局面:2018年は世界同時株安、2 . . . 本文を読む