よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

22:第6章 所得、貯蓄および投資の定義ーケインズは巨大化する資本装備に注目した

2021年06月13日 | 一般理論を読む
 今回から第6章 所得、貯蓄および投資の定義 に入る。   計4回+「付論 使用費用について」2回の長丁場である。難解だとは言いたくないが簡単ではない。「期待」の概念を縦横無尽に駆使しないとわからない。 所得、貯蓄、投資を定義することで恐るべき結論が出てくる。その一部は第3章有効需要の原理で展開されている。所得の定義 まず、所得を定義しようというわけである。 売上高―外部購入費 . . . 本文を読む