よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

18:第2篇の前に リフレ派の無知 いよいよ第一の山場 

2021年06月25日 | 一般理論を読む
 第1編でケインズは古典派(リカードに源を持つ論客達)を相手にしていた。第2篇でケインズは目前の資本主義を相手にしている。 それは、我々にとってもなじみ深い資本主義である。 それは、資本装備が巨大化し「スクラップアンドビルド」が簡単ではなくなった資本主義であり、 それは、ケインズが言うところの「アニマルスピリット」が欠けた「とりあえず」やってみようとはならない、資本主義である。 そのような経済体制 . . . 本文を読む