よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

20:第2編 第4章 単位の選定ーモノの値段を決めるのは 均衡価格か? 労働の価値か? 

2021年06月19日 | 一般理論を読む
 この章は第2編の三つの目的  第一に、経済体系全体に関する問題にふさわしい単位の選定。  第二に、経済分析において果たす期待の役割。そして  第三に、所得の定義。 の一番目の問題に充てられている。  第4章はケインズにとっての貨幣論であり価値論である。多分マルクスから多くを学んでいる。一般理論中最も資本論に近い箇所である。 ただし、一般理論を読まずにこの解説だけを読んでも非常に分かりに . . . 本文を読む