よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

27:第7章 貯蓄と投資の意味―続論 ケインズの悪魔の恒等式

2021年06月01日 | 一般理論を読む
貯蓄は、それが投資に回るから社会を豊かにする。ところが社会が豊かになるほど投資の機会は減っていく。先回りして言うと、非営利事業にしか解決策はないのだ。非営利事業とはNPOのことではなく、雇用でみると最も大きな産業になりつつある医療・福祉分野なのである。社会保障はムダと思っている限り停滞・衰退は進んでいく。ケインズの悪魔の恒等式 人は「貯蓄の分だけ」貧しくなる   いよいよ核心的命題である . . . 本文を読む