Tak's 雑記帳

更新頻度は不定期かつスパンが長く・・・
ときどき予告無く更新するときがあります。

隣は何をする人ぞ?(2)

2005-05-29 23:58:02 | PC関連
 ・・・昨日からの続き。

 Blasterの件ではっきりしたのはセキュリティ意識の低い人が大変多いということ。対策さえ怠っていなければそこまで大きく広がるものではなかったのに、あれだけ広まったということは対策していない人が多かったということ。
 OSの進化により初心者、上級者かかわらずパソコンというものが使えるようになった。上級者は攻撃やウィルスのことを知っているから対策をするが、初心者はそういうことをしない。知ってて対策をしないのではなく知らないからしないのだ。
 こういう初心者ユーザというのがある意味最もたちが悪い。なぜならパソコンをあまり使わないからウィルスや攻撃によるちょっとした変化に気づかず、高いパソコンの性能や高速な通信回線を更なる被害拡大のためだけに使用してしまうからだ。

 昨日はセキュリティ対策ソフトは完璧でないと言ったが、すくなくともこれまでに発生したウィルスや攻撃のパターンからは守ってくれる。また今後予想される攻撃からパソコンを守るために一般的には不要なポートと呼ばれるものをふさいだり監視するような機能が備わっているから、幾分安心度が増す。

 セキュリティ対策ソフトを入れていない人やライセンス期限の切れている人は、今すぐにでも新規購入するかライセンスの更新をしてほしい。そしてこういった類のものほどお金をケチらないでほしいと思う。
 期限内のソフトならばWindowsUpdateと共に更新をすぐにしてほしい。

 こうやって見できる限りの対策をするということは、あなたのパソコンだけでな他のパソコンやコンピュータを守ることができる。Blasterのときのように全世界へ広める手助けをしなくともすむのだ。

 あなたのパソコンは「安全だ」といえますか?

隣は何をする人ぞ?(1)

2005-05-28 23:14:47 | PC関連
 あなたの隣にいるのは、誰か?もっとも辺りを見回してどうこうと言うものではなく、インターネット上での話。ご存知の通りインターネットとは世界中のコンピュータがつながったものであり、それに接続すれば場所にかかわらず-日本であろうとアメリカであろうとブラジルであろうと-様々なデータをやり取りすることができる。そのデータとはWebサイトのHTMLデータだったり、音楽ファイルだったり。そしてそのデータには、あなたのパソコンを攻撃するためのデータが混じっていることだってある。
 仮に受信したデータにそのようなデータが入っていても「私はセキュリティソフトを入れているから大丈夫」と言う人が居られるかもしれない。しかしどうだろうか、日々ソフト・ハードの脆弱性が発見され、報告されている。また、セキュリティソフト会社が提供する攻撃やウィルスのパターンファイルが作られる前に攻撃を受けるいわゆる「0デイアタック」が起きるとも言われている。今私のパソコンもそんな攻撃を受けているかもしれない。

 「冒頭であなたの隣にいるのは誰か?」と言う質問をしたが、インターネットに接続している人はネットワークという観点から考えれば全て隣同士である。ただ、Webサイトを閲覧している人も違法ファイル交換している人も、そして(どこかのコンピュータを)攻撃をしている人もである。

 何を言いたいかといえば、あなたのパソコンの目の前にいなくとも様々なデータを盗んだり操作したりできるということだ。実際の泥棒が家から金目の物を盗もうとすれば、その泥棒はその家に忍び込まなくてはならない。ところがコンピュータの世界はそうではない。人間の目からすればほぼ同時に、しかも距離に(あまり)関係なく何万というコンピュータに対して盗むを試みることが可能なのだ。
 「私のパソコンにはクレジットカードの番号や個人情報は一切入っていない」なんていう方もいるだろう。「だから侵入されても大丈夫」などとは言えない。あなたのパソコンが利用され更なる攻撃を生むことがあるからだ。それによりネットワーク上には大量のデータが存在することとなり、データを捌ききれなくなった機器は停止してしまう。それが世界的に広まればインターネット全体の動きが止まってしまうこととなる。例としてあげればBlaster(ブラスター)などが挙げられよう。このときは全世界的に通信に関して何らかの不具合が生じた。
 これを回避するためのWindowsのパッチやファイアウォールソフトのパターンファイルは発生時点であったのだが、適用している人(コンピュータ)が少なく被害を広げたという経緯がある。

続く・・・。

コストと品質。

2005-05-27 02:37:19 | 社会一般
ボーダフォン、またネット接続障害 (朝日新聞) - goo ニュース

 基本的に、品質を上げるにはコストが掛かる。逆にコストカットが過剰すぎると品質が下がる。コストと品質は表裏一体ともいえる。企業はここの関係に「努力」を付加することで、コストは下がっても品質が相対的に上がるようにしている。
 さて引用した記事だが、ボーダフォンの現状は大変厳しい。新しい安価な料金体系を導入しても既存の加入者が乗り換えるだけで、新規加入者の増加はそれほど多くない。相当広告していたハッピーボーナスもそんな理由で既になくなった。携帯電話事業社のうち、純減となったのはボーダフォンだけという結果が今月半ばに出ていることからも、厳しい現実が見て取れる。
 これで通信品質が下がったらますます純減幅を大きくすることになるのだが、それをやってしまった。しかも短期間に2度もである。コストをかけようにもかけられない現実があるのだろうか?

 インターネットサービスプロバイダ(ISP)の中にも非常に安価なものがある。月500円で光ファイバを使い、理論値100Mbpsでインターネットに接続できる事業者もある。これだけ安いと何か裏があるのではないかと勘ぐってしまうほどだ。私はそのISPを使ったことは無いので品質については今ひとつ不明だが、ADSL時代には似たように安いPlalaを使っていたことがある。月800円くらいだったろうか。安いがNTT東日本のグループ企業である点と無料期間の長さで契約した次第。このPlala、インターネットへの接続ではたま~に切れる程度。しかしながらこちら(東京地区の例)を見てもらえば分かると思うが、ほかのサービスでは非常に障害が多い。やはり安いからか、と思ってしまう。

 JR西日本がそうであったようにコストカットしすぎれば、安全も保障できなくなる。安いと言う理由で物やサービスを使うことは非常に危険だ。
 「安い」ということはそれだけの理由があると言うことだし、それでも使いたい場合はそういうことを頭においておかなければならない。

どこでもいっしょ?

2005-05-24 22:47:53 | 社会一般
リアリティー番組、米で大人気 (産経新聞) - goo ニュース

 SCEIのソフトではない。上のリンクに関連する話。低俗な番組は日本にも存在する。タイトルは言わないが、多くはフジテレビ系。
 最近のゴールデンタイムはバラエティ番組がほとんどとなった。この傾向そのものは昔からあったが、さらにその色が強くなってきた気がする。

 さらに言えば報道・ドキュメンタリー番組は17~18時台/深夜帯に移動し、クイズ番組/バラエティ番組がプラチナタイムに進出してきている。
 クイズ番組はコストが安い。セットは毎回同じでよく、その割には視聴率が大きく取れる。お笑い芸人が多く登場する番組も同じで、こっちはさらに出演者への給与も安くて済むからさらにコストパフォーマンスは良くなる。

 教養/真相報道・ドキュメンタリー番組を流してもいまいち数(視聴率)が取れないのは事実だが、これって何が原因なのだろうか?テーマにもよるが私として真相報道番組は大好きだ。こういった番組はコストが掛かる。調査にしても編集にしてもソースが異なったり大量にあるためか。


 コストパフォーマンスだけを考慮して番組が作られるのなら、ゴールデン/プラチナ・タイムはバラエティ一色となるだろう。逆にそうなってしまった時に調査報道番組をポンと出したら意外と数も取れたりして。

驚きの次世代機??

2005-05-19 09:39:13 | PC関連
ゲーム機、新三国志が幕開け 家庭娯楽端末へ覇権狙う (朝日新聞) - goo ニュース

 今日のフジテレビ系朝のワイドショー「とくダネ」で、マイクロソフト、ソニーコンピュータエンターテイメント、任天堂それぞれの次世代ゲーム機について番組冒頭で紹介があった。司会者は非常に興奮した様子で紹介していたのはちょっと笑えたが、その中で「次世代ゲーム機は現在の研究所のスーパーコンピュータ級の処理能力を持つ」と言う文言があった。
 いったいどのクラスのスーパーコンピュータを表しているかこれでは分からない。しかしながらこれは次世代機の発表時にはよく使われる表現だ。PS2の時もまったく同じようにアナウンスされていた(Xboxはその当時のパソコンに使われていたCPUやメモリを搭載していたのでこの表現は使われていなかった)。現在のスーパーコンピュータ級ということは、いまだかつて無いクラスのコンピュータではないと言うこと。値段はともかくとしても今や既にある性能のものだということである。一般人が多く触れるのはパソコンであるが、今のパソコンではなく4~5年後のそれをターゲットとして作られたと考えれば“スーパーコンピュータ級”となるのもうなずける。逆に4~5年後には同じ性能のパソコンがあると思うし、スーパーコンピュータはもっと先を行っているだろうということは容易に予想できる。

 パソコンやスーパーコンピュータと違い、ゲーム機は長いスパンで開発・提供される。パソコンはCPUもメモリもグラフィックチップも半年から1年以内ででころころと変わるがゲーム機の場合はそうは行かない。仮にころころと変わるとした場合、最新パーツの性能に合わせたゲームを作れば初期のゲーム機では遊べなくなり、逆ではせっかくの性能が無駄となる。そしてゲーム機というハードを10年近く持たせる(現役でいてもらう)にはそれなりの性能が求められる。そうでなければパソコンの性能が常に上ということとなり、ゲームソフトもパソコンより高品質なものはできなくなる。それでは魅力も少なくなるわけで、ある一定の性能と言うのが4~5年後程度のパソコン性能で、現在のスーパーコンピュータと言うことであろう。

 現時点で次世代機の性能には確かに驚きだが、PSやPS2が既に驚きのものでないように、次世代機も4~5年経てばそうなるに違いない。
 ただ、そのころにはまた“次世代機”の話は出ているかとは思うが。

新聞記事にも長島語?

2005-05-18 11:21:47 | その他
 長島(元)監督と言えばほとんどの人が知っていると思う。元巨人監督なのだが、阪神ファンですら「あの監督は別」と言うほどの人気者だ。現在は病気中で表舞台からは退いているものの人気に陰りは内容に思える。さて、長島カントクといえばあの言葉遣いだ。本人はどう思っているか知らないが、笑ってしまえる言葉を発することがままある。「初めてのの還暦」のように本質的には間違っていないものもあるが、英語と日本語を混ぜた発言では同じことをそれぞれの言語で言っていたりする。また、過去に受けた英語の授業では「I live in Tokyo.」を過去形にしなさいと言われて「I live in Edo.」と答えたらしい。その他の。長島語録はこちら

 ところで、新聞記事とりわけIT関連の記事では『長島語録』風の表記が見られることがある。昔こそほとんど日本語に訳されていたが、現在では英語をカタカナに直してそのまま読んだり、訳せる部分は日本語にし、そうでない部分は英語をカタカナに直してくっつけたりと日本語と英語がごちゃ混ぜとなっているのが原因だと思う。それのみでなく、ITに疎い記者が書いているのかもしれない。
 「httpプロトコルを使った・・・」や「ADSL回線・・・」、「IT技術」などが例に挙げられようか。httpのpはプロトコル(取り決め・通信規約などの意)だし、ADSLのLはLineのLで回線の意味も含んでいる。ITはInformation Technology(情報技術)の略である。幸せなのでハッピーですではないが、このごろは英語と日本語では同義ながらも異音(言語が違うから当然)であることを意識しなくなっているように感ずる。それだけ外来語が多くなっていることだと思うし、特に悪いとも思わない。ただ、日本語も英語も分かる人(特に外人)には長島カントク語録のように聞こえるかもしれない。
 新聞記事を書くのならカタカナにする前にちゃんとした意味を理解した上で直していただきたい。

 ところで趣味を聞くと「インターネット」と答える人がいるが意味が分からない。たいていはネットサーフィンを意味している場合がほとんど。インターネットとは世界的なコンピュータネットワークのことであり、つなぐもので、するものではない。またブロードバンドという言葉は今では「高速にインターネットへ接続できる回線」となってしまったが、本来の意味は広帯域と言う意味でしかない。ブロードバンドでインターネットは「広帯域でインターネット」となり逆に意味が分からなくなる。
 使う言葉くらい本当の意味を知っていても損はしないと思うし、変な恥もかかないと思う。長島語録は長島さんが突然話すからおもしろいのであって、まじめな話をしている途中でそんなことをいわれても特におもしろいと感じない場合もある。
 今の日本人には横文字は格好よいイメージがあるが、それにとらわれて見る目や判断基準をブレさせられてしまっているのではないかと思うが、あなたはどう思うか。

劣化(?)ウラン弾

2005-05-16 03:10:15 | 社会一般
 今日、ふとテレビをつけるとテレビ朝日系の局で「ザ・スクープ」と言う番組をやっていた。私はこれや「報道特集」のような調査報道・検証報道番組が好きでよく見ている。今回のザ・スクープの内容は後で調べたら“終わらない戦争”と言うものだった。銃弾が飛び交ったり爆弾が爆発したりすることが終わっても、その銃弾や爆弾に使われた化学物質はすぐにはなくならないと言う内容のようだった。
 さて、私が見たときには第2部となっていて劣化ウラン弾の危険性に関する内容だった。ご存知の方もいると思うが、劣化ウランとは自然界に存在するウランのうち、燃えるウランであるU235の割合が少ないもののこと。主成分は燃えないU238である。ただしこの劣化ウランは圧力をかけると発火はするらしい。劣化ウランの特性は今述べた圧力をかけると発火することもさることながら、非常に重いということと、原子力発電や核爆弾(ウラン使用タイプ)を運転/製造する時には大量に発生すると言うことがある。
重さは鉄の2.5倍、鉛の1.7倍程度ある。重いと言うことは、武器として使う場合、同一速度でも破壊力が大きいと言うこととなる。空対地ミサイル・バンカーバスターと言われるものはこの重さを利用して、地下シェルターのぶ厚いコンクリート壁をも貫通する力をもたせることができる。また一般的な弾丸にこめれば反動も大きくはなるが、それに比例して威力も大きくなる。
 さらには原子力発電等で必ず劣化ウランは発生する。天然のウラン鉱石中で燃えるU235が含まれる割合は0.7%程度99.3%はある程度の不純物と大量の燃えないU238と言うことになる。通常ならお金をかけて地中に埋めるなり海底に沈めるなり処理(廃棄)をしないといけないが、劣化ウラン弾にしてしまえば地上に捨てることが可能であり、コストも非常に安くなる。

 ウランと聞いて気にになるのは安全性だが、アメリカ軍や政府は安全と言っている。しかしながら多くの研究所や国・機関は劣化ウラン弾は危険だと言っている。ダイオキシンを主成分とした枯葉剤の時もアメリカは「安全である」と言っていたらしいからアメリカの言うことに信憑性は無い。ウランはウランであり、微量とか大量とかの問題は関係なく放射線は出す。微量でも長期的に浴びれば何らかの異常をきたすということは広島・長崎の実例からも明らかである。

 今後とも劣化ウラン弾は使われると思うが、枯葉剤よろしく幾年か経てばアメリカも使用することは難しくなるだろう。しかしそれまでは核のゴミがものすごい勢いで地上に廃棄されることとなる。
 ところで仮にアメリカ国内で戦争がおきたら絶対に使わないだろう。だって自分の首を絞めることになるのは目に見えているから。自分さえ(経済的や武力的に)良ければ他国なんてどうでもいいというスタンスの国なのだから。

信じられるか?

2005-05-12 22:43:55 | 社会一般
女性名でチャット、接近 少女監禁容疑者 (朝日新聞) - goo ニュース

 チャットといい、出会い系サイトといい、なぜそんなに会ったことも無い人を易々と信じられるのか、いまいち理解できない。今回の事件はまるでゲームのようだ。女性を騙して自分のもとにおびき寄せ、自分の良いようにする。なんだか本当にゲームとしてありそうに思える。
 加害者を弁護するわけではないが、今回の女子高生(?)にも落ち度はあるように思える。女性側から言わせればどこにも無いと言われるかもしれないが、(おそらく)自分の住所を教えた点、東京に行った点などか。なぜ安易に個人情報を信用できない相手に渡せるのか。いや信用したんだろう。なぜその見たことも無い人物を信用できるのかという点についてあまりにも考え無さ過ぎたように思える。
 昔、「お前のIPアドレスは既に分かっている。今度押しかけてやるからな。」といってチャット上で脅されることがあったが、それに近いと思う。自分の住所などは自分が教えなければPCをハッキングでもされない限り、特定できるのはプロバイダや警察などの一部の機関のみである。

 ITが進化したことで、互いが同じ場にいなくともコミュニケーションを交わすことが可能になった。電話も似たようなものだったが、まだ肉声を伝えるという点においては一定の安全性があったようにも思える。しかしチャットやメールはアドレスが同じなら誰が書いても同じものに見えてしまう場合が少なくない。そしてそれを安易に信じてしまっている自分がいるのも事実。
 疑いすぎるのも良くないが、安易に信じすぎるのも良くない。特に少子化や行き過ぎた個性の尊重によるかどうかは分からないが、オオカミが以前より増えているのは間違いなさそうである。

何にでも味の素?

2005-05-12 01:27:47 | その他
 タイトルだが、企業を指したものではなく製品のほうだ。これはグルタミン酸ナトリウムと言うのが正式名称で“味の素”は味の素株式会社が生産している商品名だ。言わずとも知れているが、このグルタミン酸ナトリウムと言うものは“うま味”(の元)であり、現在では幅広く使われている。そして株式会社味の素はグルタミン酸ナトリウム以外のアミノ酸も数多く開発している。それはそれとして…。

 幅広く使われていると言ったが、野菜や肉などの材料以外の調理品や調味料はもちろん、レトルト食品、カップ麺、お菓子、清涼飲料水、コンビニ弁当/コンビニおにぎりなどなど材料以外で使われていないものは無いのでは?と思うくらい多岐にわたって使われている。とはいっても現在両名表記どこにも“味の素”や“グルタミン酸ナトリウム”などと言う表記は無いと思われる方もいらっしゃるかと思うが、『調味料(アミノ酸等)』と言う部分にしっかりと含まれている。グルタミン酸ナトリウムもれっきとしたアミノ酸なのだ。
 さて、このグルタミン酸ナトリウム(長いので以下:味の素)をお茶に入れている製品がある。お茶と言っても缶やペットボトルに入っているものではなくて、茶葉そのものに入っている。入っていると言うより染み込ませているといったほうが適切なのかもしれない。どうやって含ませているかは定かでないが、とりあえずこれが頂けない。
 まず香り。一度香りを嗅いだだけで「あ、これは味の素が入ってる」と分かるものだ。味も凄い。初めて飲んだ時は吐きそうになった。初めて飲んだのは葬式の香典返しのもので、安く頼んだであろうモノだ。安い茶葉は味が悪いから味の素を入れたと言う寸法か。多分、もとの茶葉だけのほうが味は良かったに違いないと思う味だった。原材料名を良く見ると『調味料(アミノ酸等)』の文言が。私の家族でうまいと思って飲める人は誰も居らず、その週末家庭菜園の肥やしとなった。
 安物ばかりに入っているかと思えばそうでもなく、それなりの値段のものにも入っている場合があるようだ。「~ようだ」と言ったのは原材料名に表記が無かったからだが、明らかに一般的な茶葉とは異なる香りと味をかもし出し、家族皆が「おかしい」と言うものであった。

 うま味成分の味の素-グルタミン酸ナトリウム-だが、適材適所という言葉をいまいちわきまえない開発者がいるらしい。味の素は相当安く作れるのかも知れないが、その金を少しでも原材料の品質アップに回してもらいたいものだ。そうなれば味の素無しでもそれなりのものになるかもしれない。と言うかそんな品質の原料は使わないでもらいたいものだ。
 
 味の素入りのお茶を飲んだことの無い人は一回飲んでみるといい。その凄さが分かると思う。

使用者が多くなるとバグ増加?

2005-05-11 02:58:57 | PC関連
「Firefox」に任意コードが実行される脆弱性が存在、近日公開のv1.0.4で修正か (窓の杜) - goo ニュース
 InternetExplorer(IE)より動作が快適でバグ(脆弱性)も少ないと言う触れ込みで広まった(と思う)Fire fox(FF)。しかしこの頃はOperaと共にバグがポロポロと出てくるようになって来た。
 ところで上で動作が快適と言ったが、確かにそういう部分もあるがそうでない部分もある。以前使ったことがあったが、ページの行き来は速いものの一部のスクリプトが動かなかったり、エラーが出たりといらつく場面が多々あった。IEがデファクトスタンダードとなっている今日では致し方ないのかもしれないが、Webブラウザとしては失格な気がした。その時のバージョンは1.0になったばかりだったはずで、今度出るのが1.0.4であり既に改善されている可能性もあるが大きくバージョンが上がっていないところを考えると期待できるものではない。なお、今後とも特に使うつもりは無い。

 さて、WindowsXPも非常に安定したOSとして広まったが、バグが続々と発見された。使用者が多くなるにつれてその数も増えてきたように思う。これはFFやOperaでも同様のことが言える。使う人が多くなれば、「果たしてそのソフトウェア安全なのか?」と疑問を持つ企業や個人が多くなるためなのかもしれない。たいていのバグがソフトウェアを作った企業以外から報告されることからも想像できる。

 いまやソフトウェアは複雑になりすぎ、全てのバグを出荷前に取り除くのは不可能なのだそうだ。もちろんデバッグ(バグが無いかのチェック)は行うが、実際のユーザ環境の全てを再現できるわけではない(やろうと思えばできるが現実的でない)から無理も無い。トレンドマイクロのようにろくなデバッグもせずに世に出してしまった場合を除けば、大方の環境では特に問題は無いものとなっているのが普通だ。

 多用途であればあるほどソフトウェアは複雑になる。使用者側としては便利となるが、製作者側から見ればそのメリット以上に複雑化したものを扱わなければならない場合がある。誰も使っていないソフトウェアであればあるほどウィルス製作者も攻撃対象にはしづらいから、バグなんか許せないと言う方はそういったものを使えばよい。とはいっても全てをそういったものに置き換えるのは不可能。自分が使っているものは少なからずバグを含んでいる可能性があることを、肝に銘じて使うのが正しいと思う。