Tak's 雑記帳

更新頻度は不定期かつスパンが長く・・・
ときどき予告無く更新するときがあります。

デジタルという名の景気おこし

2005-03-30 23:23:45 | 社会一般
 衛星放送がデジタル化されてから幾年か経ち、地上は放送も一部デジタル化されてきている。私の住む山形県でもほとんどの放送局が、今年末のデジタル放送開始を目指して準備しているようだ。周知のとおり、現在のアナログ地上波放送が無くなるのは2011年である。我が家のテレビは比較的新しいため、壊れでもしない限りデジタルチューナを後付けということになるだろう。あくまでも価格が安ければの話だが。

 さて、タイトルのとおり地上波放送のデジタル化は景気おこしのためというのがもっぱらの噂である。アナログ地上波放送がなくなり地上波デジタル放送に切り替わるころにはほとんどの世帯にデジタルチューナが設置されるだろう=購入するだけのお金が動くだろうというのが政府が裏で考えていることらしい。ITだなんだと騒いだ時期は驚くほど短期間にとどまり、IT関連の製造会社は必要以上の設備投資を償却するのに苦慮しているようだ。
 その事態をを打開して従業員にお金を与えることができれば、物を買ってもらうことができ、お金が回る。この良いほうへ良いほうへ回り始めるための起爆剤として地上波放送のデジタル化は考えられている。

 手始めに、BS放送をデジタル化してみた。結果は惨憺たるものであった。結局コンテンツ自体が地上波放送とさして変わるわけでもなく、“これ”といったものに欠けたという印象が強い。

 地上波デジタル放送でもBSの二の舞とならぬように(どうせなら)何か新しいコンテンツを出してもらいたいものだ。もっとも私自身は現況のアナログ放送で十分であり、ハイビジョンや多チャンネル、ダビングが一切きかないデジタル放送への強制的な切り替えには反対である。

 小泉純一郎が首相をやめれば消費税アップは訪れるだろうし、それに伴い駆け込み需要が増すともいわれている。デジタルチューナの駆け込み需要も2010年ころにあるかもしれない。

やってくれるじゃないか。

2005-03-29 00:04:21 | Weblog
 以前お話した”ソフトバンクの悪事”の続きとなる。

 このごろ、フレッツADSLへ加入した。理由はいくつかあるが、とにかく流入してくる情報量が少ないというのが大きなところ。

 さて、116へ電話。フレッツADSLへの加入の意思を伝える。プロバイダをぷららにすれば10営業日で開通できるとのこと。できるだけ早く開通してほしかったし、料金面や無料期間を考えれば特に損はない。フレッツADSL+ぷららのペアを了承した。

 申し込み日の翌々日、ぷららへの加入申込書が届いた。書いて即日返送。ガスの自動検針装置の取り外しもあったが、工事日を伝えるとその日までには対応するとのこと。まあここまではとても順調だった。


 さて、申し込みから一週間ほどしたある日NTTから電話が。「○月×日にフレッツADSLの申し込みを承りましたが、今現在ヤフーBBさんが回線をお持ちになっています。ADSLは2つの回線会社で一本の回線を共有できないため、このままでは開通できません。」とのこと。正直、『さすがヤフーBB、最悪な会社だな。』と改めて関心。NTT担当者の方は「解約はお済みなのでしたら、もう一度ヤフーBBさんのほうに問い合わせてみてください」と。
 仕方なくヤフーBBサポートセンターへ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、つながらない。30分後ようやくつながったが、保留のメロディが延々と。10分後ようやくつながった。「かくかくしかじかなのですが、現在の契約状況はどうなってます?」と聞くと、『△月□日に解約済みです。』と返答が「NTTさんから回線がヤフーBBのものになっているためフレッツADSLの申し込みを受理できない、と電話が来たのですが」との問いには『そのようなはずはないんですがねぇ・・・・。』と。その後もヤフーBB内で混乱していなかったかとか、もう一度確認してくれとか思いつくところ全て言ってみたが、結局わからずじまい。NTT担当者には、「NTTさんに不都合がなければヤフーBBの機器を取り外してもらってかまわない」と伝えた。

 申し込みから10営業日後、予定通りにつながった。伝送損失が45dBあったため速度に不安があったが、(下りで)3.6Mbps程度の接続速度のようだ。

 ヤフーBBのいわゆる回線握りは有名なことらしい。ADSL開通までの道のり~Yahoo!BBからフレッツADSL~ を見ていただけるともっと酷い事態があることがよ~くわかると思う。サポートセンターも貧弱だし、そのくせ会員数の増加には矢鱈と金をかけ、個人情報なんぞ二の次三の次。

 こんな会社が携帯電話事業はじめたら、違う人に着信やメールが行ったり、ソフトバンクの社員が契約者の個人的なメールを覗き見てたりするかもしれない。

このごろは野球や放送界にも手を出してきたが、ホークスもフジテレビももっと気をつけたほうがいいぞ。このままではのっとられてしまうからな。絶対に。

今ごろ・・・

2005-03-27 02:00:31 | その他
ちょっと更新。2、3日でまた止まります。
米連邦地裁、プレステ販売中止命じる ソニー側は控訴へ (朝日新聞) - goo ニュース

 何で今ごろ?と言いたくなる記事である。デュアルショックとその対応ソフトが出ていったいどれくらいの年月になるのだろうか?本当にその特許を使ってほしくなければもっと早期に訴えられたはずだ。ソニーが儲かってから攻撃すれば金を取れると踏んだのだろう。

 アメリカは訴訟国家なんていわれる。市場は広いがちょっとでも隙があると倒産ごときではすまない金額を支払えと提示される。そうでなくとも、”洗って濡れた猫を電子レンジで乾かしたら死んだ”と言うことでもお金は取れるし、”学校に忍び込んだ過程で明かり取り窓に乗ったら転落してけが”と言ったことでもお金は取れる。近頃ではもう少し常識的な判決が出るようになってきたようだが、日本人からみればまだまだ異常と呼べるものもある。

 ところで相当数ある特許なんてすべて把握しようとしたら頭はパンクするだろう。データベース化して検索をかけても漏れは発生するだろうし、新しい技術にそれらが抵触するかしないかを判断するのは結局人になるわけで解釈の違いが発生しても不思議は無い。特にアメリカでの訴訟は陪審委員が納得すれば賠償金が出るわけで、技術的なことを素人はどう判断できるのだろうか?

 ふと思うが、コンピュータの特許と言うものが存在すればその方はどれくらいの特許使用料をもらえるのだろうか?兆円単位でのお金となるのであろうか?気になるところである。

偽札

2005-03-13 00:01:22 | 社会一般
小学生4人が偽1万札使う 愛知、県警が補導 (共同通信) - goo ニュース

 「小学生が共同で万引き」と言うのは、時たま聞く話となってしまったが"ここまでやるとはね”と言う思いである。
 パソコン・スキャナ・プリンタこの三点があれば、単純なコピーはいとも簡単に製作可能である。特に今ではプリンタとスキャナが一つになった”複合機”なるものがあり、それ単体でのコピーも可能となっている。両面印刷も、もはや当然の機能となった。ただ質(細かさや色など)は元のものよりぐっと落ちるし、本物の紙幣にある透かしや凹凸は無くなる。透かしに関しては、ちょっとしたアプリケーションソフトで薄く該当箇所に印刷すればそれらしく見せることが可能だと言う人もいる。質はさておいても、人ごみの中や日本人としての「人を疑うことを嫌う」と言う性質、夕方・夜間帯などなど数々の条件がそろうと使用は可能だったようである。

 去年の年末から今年の頭にかけて旧紙幣の偽札が随分と出回った。さまざまな憶測が飛び交っているが、誰が作り、そしてどうやってばら撒いたのだろうか?500円硬貨の偽硬貨も出回った。あれは相当数試作してプレス機の圧力や材質を見極めないといけないのだとか。ただ硬貨の元素構成比率は公開されていてさらにある程度の誤差は認められている。それでもやはり少数しか作らないと1枚あたり500円はあっという間に超えるらしい。それに比べれば紙幣のコピーは簡単である。そして1枚あたりの利益も大きい。1万円札20枚も作って捌ければ十分におつりが来るだろう。

 プリンタやスキャナの性能向上はめざましいものがあり、”写真画質”なんてのは当然のものとなった。
 綺麗に出るのは結構だが、コンビニエンスストアや会社に置いてあるようなカラーコピー機のように、切手や紙幣などを認識して印刷を不可に、または”見本”と言った文字列を付与するような仕組みを家庭用プリンタに仕組んでもいいと思うのだがどうだろうか。

 すると電子マネーはどうか?なんて論も出るかと思うが、カードにチャージするタイプだともっとたやすく増額できてしまうかも。それに、「××買ってきて」なんて頼む時にもお金の受け渡しに困る。口座引き落とし型は使いすぎる危険性が高い。結局現金はまだまだ残ると思う。


 今日から更新がしばらく止みます。

正しい歴史を!

2005-03-12 01:20:49 | 社会一般
教科書「歪曲」と反発拡大 日韓関係、一層悪化の懸念 (共同通信) - goo ニュース

 日韓の関係悪化云々以前に、「歴史の授業は正しい歴史を教えるべきである」と言うのが前提なのではと思う。両者の言い分が違うのであれば、それはきちっと訂正して正しいほうを選ぶのが筋だと思う。当然そのようなことはしてきたのだろうが、反日教育はしっかりと続いているようである。

 中国も似たように反日教育をしているようで、こちらは共産党政権を持続させるため不満のはけ口が日本となるようにし、自国内政権に攻撃の矛先が向かないようにしていると言う。
 同じ”反日”教育でも韓国のそれと中国のそれは温度差があり、中国でワールドカップの予選をしたときよろしく中国のほうが反日が厳しいのは明白だ。

 まぁ、これまで日本側が歴史問題にあまりにも弱腰で、このごろ突然言い返したり反論したりしたもんだから、ある意味驚いて騒いでいるのかもしれない。いじめられっ子が変に反発すると、今までよりいじめがひどくなってしまうようなパターンである(あまりいい例えではないですが・・・)。

 中国や韓国の方は歴史に関して過敏であるが、日本人のほうはどうなのだろう?一部の方はかなり過激に活動しているようであるものの、アメリカに嫌悪感を持つ人は(少なくとも同時多発テロ以前は)多くは無かったと思う。おそらくそういうのも教育のなせる業だと思う。

 どの国も「俺の言っていることは正しい」と突っ張るばかりではなく、もう少し歩み寄ったらどうなのだろうか?
 中国にはODAと言う形でお金は払ったでしょう?もうそろそろいいんじゃないですか、と言いたい。
 
 あまり突っ張るのはどちらにとってもよろしくないと思うところですがね。過去の問題は正しくそれを解決しなければならないと言う風に教え、「昔問題があった、だから敵視しなければならない」なんて教えなければおのずと歩み寄れるような気もするが、それはやはり甘いかな?

 国家議員の皆さんも、寝たり、お金の授受を忘れたり、野次飛ばしてばかりいないで外交もしっかりやっていただきたいものです。もう少し自国に対する信念を持って。



 あ、明日から諸事情により更新がちょっとお休みになります。

最新ゲームって・・・

2005-03-11 01:59:34 | PC関連
Game Watch-Microsoft開発者向けカンファレンス開催~見えてきた次世代ゲームの形とXbox2の方向性~

この雑記は、上の記事中『ゲームにおいて、~~~』のところからである。

※注:以下の略記を使う。言わずとも知っている方もいると思いますが一応。
CPU:Central Prosessing Unit
GPU:Graphic Prossesing Unit-VPU:Visual Processing Unitと言う場合もある。
どちらもハイエンドクラスのものを中心に話を進めます。

 もはやゲームを動かすハードウェアでボトルネックとなっているのは、GPUパフォーマンスではなくCPUパフォーマンスだと言う。GPUのグラフィック描画性能がいくら高くなっても、「これ描きなさい」というCPUからの命令が間に合わなければ、ある一定以上フレームレートは上がらなくなってしまうというものである。

 現在主流となりつつあるPCI-Express(以下:PCIx)の導入は、こういった場合に生きてくるのではないかなと思う。
 双方向の帯域が確保されているPCIxであれば、CPUが行うようにプログラムされているものを(一部でも)GPUで演算させ、(ゲーム)プログラムの流れを高速にすることができるだろう。GPUでの演算結果はCPUへ返すものは返し、CPU担当の部分でその結果を使えばよい。GPUはその特性から科学技術計算には向くとされているが、ゲームでそういうものがあれば可能なのではないかと思う。

 とはいっても、詳しくは知らないので以上の見解も以下の見解も「それは間違った見解だ」と言われるかもしれないが、”ある部分に特化した”第2のCPUとなるのもそれほど遠くない未来にあるかもしれない。

 今まで述べたことを実装するには、GPUへ今よりももっと汎用性が求められる。汎用性を求めると消費電力が増加すると言われている。分岐ミスなどの増加が原因である。しかし、これ以上の増加はどうだろうか?
 CPUの消費電力はすでに100Wを超えた。GPUも負けず劣らず高い。そしてそれだけ大喰らいのシステムをだいたい使い切るのはベンチマークソフトだけみたいな状況になっている。

 もっともハイエンドユーザはそれでいいのかもしれないが、そこまで行かなくともある程度のグラフィック品質で、ゲームとしてインパクトのあるものを作ってほしいと思ったりする。

 文の頭の技術的な部分は(間違っているかもしれないから())さておいて、後半の部分についてこれを読んだ方はどう思われますか?私としてはもっと環境に優しくてもいいと思うのですが。

グラフィックボード(VGAカード)選び その4

2005-03-09 22:23:09 | PC関連
昨日からの続き・・・今日でこの話は最後です>>

 注文から4日くらいで届き、早速インストール。もちろん過去のドライバの削除と、ATIとNVIDIA双方の最新バージョンのドライバをダウンロードすることは忘れてはいない。インストール後起動すると動いた。BIOSのメモリチェック画面が映らなかったが、そのあとのRAIDカードのBIOS画面は映りWinXPの「ようこそ」画面まではOK。ドライバはまだ入れていないので640*480の画面であるがデスクトップも正常に表示できた。

 とりあえず添付のドライバを入れてみることに。・・・・再起動。・・・・。

ん????

 なんだかさっきより色が減っている。これ16色では?と言う事態となった。

 やっぱり規格が合わないのがまずかったのかなぁ?と考えたが、初期不良の可能性もある。ほかのAGP3.0スロットを搭載したパソコンにインストールして、動かなければ初期不良である。
 知人にワケを話すと、「俺のはAGP3.0だよ。実験してみても問題ないよ。」と言われたので、翌日向かうことに。
と、最新ドライバのインストールを忘れていることに気づき、それを入れて駄目もとで再起動した。

・・・・・・、

 !!なんと正常に動くではないか。

先の画面がうそのように、きれいな色階調のアイコンが画面に表示されている。いつもの解像度1024*768にしても変わらない。リフレッシュレートを上げても同様であった。まともに動き始めたのである。ゲームもできることを確認。ベンチマークも通常に終了した。

翌日。しかしながら初期不良の可能性はある(たまたま動いた可能性もある)し、昨日約束したのでとりあえず知人のPCに取り付けさせてもらった。普通に起動し、ベンチマークも通常通り終了。やはり初期不良ではなかったようだ。

 と言うことで今正常に動いています。少なくとも正常に動いているようには見えます。このブログも、Gigabyteのグラボから出力された信号をCRTにて画像に変換したものを見ながら編集しています。

以下参考資料
CPU:AthlonXP 1800+
RAM:DDR SDRAM PC2100-512MB
HDD(メイン):Seagate ST3200822A
グラボ(VGA):Gigabyte GV-R955128D
マザーボード:A7M266-D

3DMark03スコア:2155
3DMark2001SEスコア:7127



以上長々と書き連ねてみました。すべて見てくださった方いらっしゃいましたら、誠にありがとうございます。

グラフィックボード(VGAカード)選び その3

2005-03-09 02:36:32 | PC関連
昨日からの続き>>
 
((随分長くなってしまったなぁ・・・(汗)。))

 ほとんどGigabyteのGV-R955128Dに決定しかけていた。一応気になってそこのマニュアルを見てびっくり!!見てもらえば分かるが、『AGP3.0準拠以上』となっているではないか。私のマザーボードのAGPスロットはAGP Pro2.0準拠のユニーバーサルタイプ(1.0も2.0もどっちも挿せるというもの)である。バージョンの違いは電圧の違いでAGP1.0は3.3V、AGP2.0は1.5V、AGP3.3Vは0.8Vとなっている。
 通常、マニュアルに記載されている条件から外れればサポートは受けられなくなる。初期不良は別としても、一般的な保証期間での故障であっても返品・交換は受けられない。AGP3.0はAGP2.0の上位規格だから互換性があるかもしれないが・・・。

 正直大変悩んだ。

 やっぱりASUSTeKのにしようか・・・、と考えてはじめ各社のマニュアルを見ているとあることに気づいた。
 GigabyteはAGP3.0以上だが、ASUSにおいてあるマニュアルにはどれを読んでもAGPのバージョンに関する記述が無い(多分)。ただAGPの電圧に関する記述はあった。どうも3.3Vがどうこう言っているというものだった。また、AGP8x/4xに対応となっていたので調べると、AGP2.0は1x/2x/4xまでAGP3.0は4x/8xとなっている。ASUSの書き方だと壊れても交換は可能である。さらに価格.comの掲示板やAGPに関するいくつかのサイト(サイトAサイトBサイトC)などの情報よりGigabyteのそれはAGP2.0までのマザーボードでも「動くらしい」と言うことのようだ。

 値段と納期を考え、ここは賭けに出ることにした。そう、Gigabyteのやつを買うことにしたのだ。



>>明日へ(また)続きます・・・。>>

グラフィックボード(VGAカード)選び その2

2005-03-08 02:38:13 | PC関連
昨日からの続き>>

とりあえず、後学のためにも現在どんなチップがあるのか、自分に関係の無いものも含めすべてリストアップすることにしてみた。
購入予定のショップはFaith Internet Shopであり、検索が結構使えるので、ATI製とnVidia製のグラフィックボードをすべてリストアップし価格順に並べ替えメモした。また、グラフィックチップに非常に詳しいサイトがあったので、チップのピーク性能をみたり、リンクをたどって3DMark03のスコア一覧を掲示しているサイトを見つけ性能順にリストアップし、エクセルでグラフを作ったりして視覚的に性能差を比較した。
ところで価格を見ると、ATIならRadeon9550、nVidiaならGeForce5700LEが予算1万円での上限だった。Rad-X300やGeF-6200も対価格性能は大変よろしいのだが、1万円以下に限るとPCIExpress版しかないため選択肢から外れることとなる。
3DMark03のスコアでもRad-9550とGeF-5700LEは同値であった。本来なら、あとは値段とメーカーで決めるところなのだが、以前この記事を見ていたため、果たして本当にGeF-5700LEがそれだけの性能を発揮できるのか大変怪しかった。

 と言ったわけで、めでたくチップをRadeon9550に決めたわけである。また、メモリ帯域を半分の64bitにした9550SEと言うのもあったが、「メモリ帯域を削減したバージョンは性能が大きく削られる」と言うとある掲示板の書き込みを重視し、それは避けようと決めた。

 Faith Internet ShopでRadeon9550を検索したところ、その時点ではHISと言うメーカーの製品が最も安く、以降ASUSTeK、Gigabyteと続く。HISとASUSは納期がC(約10~20営業日)であり、特にHISは聞いたことが無かったのでこの2社の製品は選択肢からはずして、Gigabyteのものにしようかと考えあぐねていた矢先、あることが分かった。

まだ続きます・・・。

グラフィックボード(VGAカード)選び その1

2005-03-07 01:16:41 | PC関連
 先日、グラフィックボード(以下、グラボ)を交換した。理由は、3Dゲームを始めたら思いのほか低解像度でしか動かなかったからである。解像度を目一杯(640×480)に落とし、16bitカラーでさまざまなエフェクトを一切カットした条件下でしかスムーズな動作が見られないと言うものだった。

 現在のPCは自作PCで、組んだ当時(2002年)から増設以外はしたことが無い。そう、メモリとハードディスクの追加はすれど他のパーツを交換したことが無かった。特にグラボはTVチューナの入っているものがその当時は必要で、価格的にチップをGeForce2MX400似せざるを得なかったと言う理由がある。同等の価格で確かGeForce3Tiが買えたことから見ても、結構グラフィックについては弱かった。それでも、特にゲームはやらなかったためこれまで何の不自由も感じなかったのである。

 そして今回、ゲームにハマってそれが高品質で動かなかったことと、「せっかく自作PCと言う自由度の高いPCなんだし」といったものが働いて買おうと思ったわけ。

 ところで、そのゲームが要求するスペックというものがあるが、グラボに関しては最低GeForce2、推奨GeForce3Ti以上となっている。すなわちそれほど高い性能は要求していない。と言ったって、ギリギリの性能のものを購入しても(特に高解像度で)快適に操作できる可能性は低いし、ほかにやりたいゲームが今後出てきた時にまた交換ではコストがかかりすぎる。ただ、今売っているグラボでギリギリの性能となるものはほとんど無いようで、ある程度余裕を見ても現世代のローエンドか1世代前のミドルレンジ程度でよいことが分かった。懐具合を考えると、予算は1万円以下と設定した。

 で、とりあえずグラフィックチップ(以下、チップ)調べ始めた。そしたらあるわあるわ・・・。
 このところ大手グラフィックチップベンダ(製造会社)のATIとnVidiaは、半年ごとに新チップとその強化版をかわるがわる出していた。しかしながら、ラインナップが一新されても旧製品はすぐに市場からなくなるわけではなく、少しずつ減っていく。さらに旧世代製品になると値段がぐっと下がる傾向にある。すると人気が出るものもあるわけで、ますます市場からなくなりにくくなる。
 大きくまとめると、性能が高い順にエンスージアスト、ハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドという風になる。さらにそのランクごとに低クロック版やメモリ帯域制限版などがあり、それが2世代分×2社となるわけで大変な量のチップが市場に存在することが分かった。

明日へ続く・・・