Tak's 雑記帳

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何にでも味の素?

2005-05-12 01:27:47 | その他
 タイトルだが、企業を指したものではなく製品のほうだ。これはグルタミン酸ナトリウムと言うのが正式名称で“味の素”は味の素株式会社が生産している商品名だ。言わずとも知れているが、このグルタミン酸ナトリウムと言うものは“うま味”(の元)であり、現在では幅広く使われている。そして株式会社味の素はグルタミン酸ナトリウム以外のアミノ酸も数多く開発している。それはそれとして…。

 幅広く使われていると言ったが、野菜や肉などの材料以外の調理品や調味料はもちろん、レトルト食品、カップ麺、お菓子、清涼飲料水、コンビニ弁当/コンビニおにぎりなどなど材料以外で使われていないものは無いのでは?と思うくらい多岐にわたって使われている。とはいっても現在両名表記どこにも“味の素”や“グルタミン酸ナトリウム”などと言う表記は無いと思われる方もいらっしゃるかと思うが、『調味料(アミノ酸等)』と言う部分にしっかりと含まれている。グルタミン酸ナトリウムもれっきとしたアミノ酸なのだ。
 さて、このグルタミン酸ナトリウム(長いので以下:味の素)をお茶に入れている製品がある。お茶と言っても缶やペットボトルに入っているものではなくて、茶葉そのものに入っている。入っていると言うより染み込ませているといったほうが適切なのかもしれない。どうやって含ませているかは定かでないが、とりあえずこれが頂けない。
 まず香り。一度香りを嗅いだだけで「あ、これは味の素が入ってる」と分かるものだ。味も凄い。初めて飲んだ時は吐きそうになった。初めて飲んだのは葬式の香典返しのもので、安く頼んだであろうモノだ。安い茶葉は味が悪いから味の素を入れたと言う寸法か。多分、もとの茶葉だけのほうが味は良かったに違いないと思う味だった。原材料名を良く見ると『調味料(アミノ酸等)』の文言が。私の家族でうまいと思って飲める人は誰も居らず、その週末家庭菜園の肥やしとなった。
 安物ばかりに入っているかと思えばそうでもなく、それなりの値段のものにも入っている場合があるようだ。「~ようだ」と言ったのは原材料名に表記が無かったからだが、明らかに一般的な茶葉とは異なる香りと味をかもし出し、家族皆が「おかしい」と言うものであった。

 うま味成分の味の素-グルタミン酸ナトリウム-だが、適材適所という言葉をいまいちわきまえない開発者がいるらしい。味の素は相当安く作れるのかも知れないが、その金を少しでも原材料の品質アップに回してもらいたいものだ。そうなれば味の素無しでもそれなりのものになるかもしれない。と言うかそんな品質の原料は使わないでもらいたいものだ。
 
 味の素入りのお茶を飲んだことの無い人は一回飲んでみるといい。その凄さが分かると思う。

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