戯言備忘記録~A target of a licensed tax accountant~

日々思うことを気ままに書いてます。

数学の功罪??

2004-10-19 00:25:34 | 日記
今朝の通勤中の電車の中での話なんですが、高校生の話が耳に飛び込んできました。
「数学とか勉強して、何の役に立つん?」「あんなん勉強しても意味ないやん!」
って・・・・。これは数学の教師がいかんな~って思いましたね。
ちょっと説教でもしたくなったんですが、小心者の僕はそんなことできません(笑)。

社会に出て気付くんですが、数学はとても大事な学問です。
数学が社会に出て役に立たないという考え方は、一面的なモノの見方しかできてない証拠ですね。
小学校の教育指針で算数がやけに簡単になっていると聞きました。
台形の面積の公式が省かれたり、円周率が3になってたりしてると聞きました。
どっかの短絡的な思考の人が「役に立たないから、省きましょう」と提案したと聞きました。

上記とちょっと矛盾したことを書いてるかもしれませんが、
数学の公式とか関数とか微分積分とか、そういうのはある意味、どうでも良いんです。
物事というのは色々な角度から見なければなりません。
数学を学ぶということは、「数学的な思考」=「論理的な思考」の訓練なんです。
僕は文系人間なので、もっと数学を勉強しておくべきだったと後悔することが多々あります。
理系の人間と文系の人間では粘り強さに大きな差があると思います。
文系の人間は数学・物理等のイワユル理数系を苦手とする人が多いのですが、
これって数学的な思考を放棄しているに過ぎないんですね。

僕は社会人になって論理的な思考の重要性に初めて気付きました。
論理的な思考ができないと、文章を書くにしても、うまいこと書けないし、
だいぶ論理的な思考ができるようになってきた今でも、
考えることが苦痛に思えることもあります(笑)。

そういうことを考えると「高校時代には数学と国語をしっかり勉強しないといかんですよ!」
と、高校生に説教してやりたいです(^^;。
学校の先生が数学は将来役に立つってことを教えてくれれば、
少しは熱心に勉強するかもしれないですよね。
受験で必要とかそういう短絡的なことでは投げ出す生徒も出てきますよね(><)。
勉強しない生徒も悪いですが、どうして必要なのかを教えない受験第一教育にも
問題があるように思うのは僕だけでしょうか??

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