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小池都知事の計画承認と国会議連の動き!1/22神宮外苑アクション!

2023年01月21日 18時49分50秒 | 一言

 1月17日の「神宮球場を守ろう」で紹介したKopp Rochelleさんらの抗議に耳をかさず、小池百合子都知事や自民党重鎮は計画を実行しようとしています。

 Kopp Rochelleさんから現在の状況報告がありました。

2023年1月21日 — 

1/20(金)東京都は、神宮外苑地区再開発の事業者が提出した環境影響評価書を告示しました。これを受け、小池都知事は定例会見で「先人の思いを引き継ぎ、100年先の未来につなげる街づくりに明治神宮の皆さん、事業者の皆さんにはお取り組みいただきたい」と語り、計画を承認しました。

評価書には「神宮外苑の豊かな自然環境は維持・保全される」とされていますが、実際にはその逆、大規模な環境破壊であることが、計画の詳細を見ればわかります。樹齢100年の歴史的樹木を含めた千本もの樹木が伐採され、新しい球場が接近して建設されることで、4列のいちょう並木も枯れてしまうと専門家が指摘しています。スクラップ&ビルトの計画は膨大なCO2を排出し、都が掲げる脱炭素、SDGsに反するものです。学者、国会議員、市民がこの計画を疑問視し、声を上げているにもかかわらず、都と事業者は聞く耳を持たず、既定の路線で着工に向け、次のステップに強行しようとしています。

口先では「先人の思いを引き継ぎ」と言いながら、国民的事業として創建された歴史、公共性の高い都市公園、国民的財産である神宮外苑に対し「基本的には神宮外苑は明治神宮の土地」として計画を認める知事は、本質的なことを正しく認識していないのでは、と大いに疑問が残ります。*神宮外苑は、もともと国有地であり、明治神宮に払い下げられた後も都市計画公園、あるいは風致地区として守られてきた「公共性の高い特別な場所」です。現在も再開発エリアの約3分の1は、文科省管轄の日本スポーツ振興センターの所有。

小池知事は、多くの懸念の声に真摯に耳を傾け、一旦立ち止まって、この計画について公平な議論をすることができるはずです。どうか、その英断をしていただきたい。

私たち市民と思いを同じくして立ち上がった、超党派の議員連盟「神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟」(代表:自民党船田衆院議員)は、都や環境省、文科省へと次々に申し入れを始めています。

船田氏は「議連として、関係各所に直接働きかけをしていきたい、今後は再開発計画に反対する市民らの活動と連携しながら機運を盛り上げていきたい」と語っています。

日刊スポーツ:神宮外苑の再開発計画見直し、議連が文科相に求める 都は環境アセス手続き終了、今後反発も予想https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202301200000681.html

①1/22 12:30〜神宮外苑でアクション!

1月22日(日)12:30〜「神宮外苑アクション#いちょう並木とスポーツの聖地を守ろう」を行います。

みんなでスタンディング&ウォークでアピール、フライヤーを配り、署名を集めるアクションです。

申し込み必要なしの自由参加。

■日時:2023年1月22日(日)12:30~14:00

■集合場所:神宮外苑銀杏並木青山通り沿い東側案内板前(地図参照)

■最寄駅:地下鉄「外苑前」または「青山1丁目」

企画:神宮外苑の緑と空と

*雨天の場合順延

facebookイベントページはこちらhttps://www.facebook.com/events/733919561255034/?active_tab=discussion

署名集めも兼ねたプラカードは、セブンイレブンの「ネットプリント」でプリントできるようにしました。店内のコピー&プリンターで登録番号を入力してプリントし、22日に持って来てください。ボードに貼ってハンドルを付けたらなお良いです。番号は以下の通り。期限は1/24まで。ZJE4LKDJ

②1/30(月)令和4年度「東京都環境影響評価審議会」第11回総会をオンライン傍聴しよう

東京都は、1/20(金)神宮外苑地区再開発の事業者が提出した環境影響評価書を告示しました。

これにより、事業計画は実施に向けて、次の段階に移ることになります。

ただし、昨年の8月の答申〜12月の総会決議により、審議会は評価書提出に際し関与、審議することになっています。

その総会が30日に開かれます。問題を残したまま、強行に進められようとしている計画は、どのように審議されるのか、注視しましょう。WEBでの傍聴申し込みは1/27(金)正午まで。

*傍聴申し込みは以下の通り。

■日時:1月30日(月)午前11時から

■課題3:(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業 受理報告

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」環境影響評価書

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」事後調査計画書

■傍聴申込み:傍聴を希望される方は、1月27日(金曜日)正午までに、下記【宛先】にEメールにてお申込みください。

【宛先】S0000721(at)section.metro.tokyo.jp

※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

傍聴申し込みに当たっては、件名を「【WEB傍聴希望】令和4年度「東京都環境影響評価審議会」総会(第11回)」とし、本文に氏名(ふりがな付)、電話番号、メールアドレスを御記載ください。傍聴の可否については、1月27日(金曜日)に御連絡します。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/20/06.html?fbclid=IwAR0shOS-grdwRouVn5xiV08IQgcQWUMXwoegfoOR2w_jCdrcLhC-IM4VIbc

③神宮球場オンラインセミナー録画がアップされました
今日行われた建築士大橋智子さんのオンラインセミナー「神宮球場は歴史的建築、改修で聖地を守ろう」の録画がこちらで見られます。資料をこちらからダウンロードできます。

セミナーでは神宮球場の歴史と神宮外苑における文化的価値について詳しく説明がありました。神宮球場の実施設計には、聖徳記念絵画館(国重要文化財)と同じく小林政一が携わりました。神宮外苑創建から残る貴重な建物です。よく老朽化と言われますが、その心配はなく、2016年に耐震改装が行われたばかりなので、改修工事で十分これからも利用できることがわかりました。


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