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てのくち知事誕生を 鹿児島 小池書記局長が応援

2024年07月01日 15時53分03秒 | 一言
大事なこと 県民の声で決める
7日投票

 日本共産党の小池晃書記局長は30日、鹿児島県知事選(7月7日投票)で、九州電力川内(せんだい)原発の20年運転延長や軍事基地建設に反対する「みんなの声でかごしまをつくる会」の、てのくち里花候補=無所属新、日本共産党自主的支援=を押し上げようと鹿児島市内で応援演説しました。小池氏が「大事なことは県民の声で決める、てのくち候補の勝利で希望が持てる政治をつくろう」と熱く訴えると、聴衆が大きな拍手で応えました。


(写真)小池晃書記局長(右)とともに訴えるてのくち里花県知事候補=30日、鹿児島市

 知事選は、てのくち候補と自民、公明、国民民主党推薦の現職知事、元自民党県議の新人候補の三つどもえの激戦です。

川内原発廃炉に
 小池氏は、前知事が川内原発停止の公約から運転容認に転じ、現知事は県民投票実施を公約しながら、20年運転延長の是非を問う県民投票条例制定を巡り必要数の2倍近く集まった4万6000の署名に背を向け、もう一人の候補も自民党県議として県民投票条例案を否決したと告発。「公約を平気で破る人を知事にできない。川内原発ストップで、ぶれずに県民の命を守ることができるのは、てのくち候補だけ」と訴えました。

 小池氏は県政について、子ども医療費が窓口で支払った数カ月後に返金される全国でも遅れた償還払いなど暮らしに冷たいと批判。てのくち候補が掲げる子ども医療費の所得制限なしの高校卒業まで窓口無料、学校給食無償化、国保税引き下げ、補聴器購入助成などを「県の基金2500億円を活用して実現しよう。常設型の県民投票条例を導入し、大事なことは県民の声で決めよう」と力を込めました。

 大争点の川内原発問題で小池氏は、川内原発から52キロに桜島があり、火砕流が届くとされる160キロ圏内には五つの火山・カルデラがあるとして「原発を置くのはあまりに危険だ」と力説。1月の能登半島地震では道路が寸断され、避難計画が「絵にかいた餅」だとはっきりしたとし「20年運転延長は中止し、廃炉にすべきだ。民意は明らか。市民と力をあわせて、きっぱり川内原発運転延長反対を掲げる、てのくち知事を誕生させよう」と訴えました。

出撃基地させぬ
 「もう一つの大事な問題が鹿児島を戦争の出撃基地にさせないことだ」と述べた小池氏は「かつて知覧(南九州市)から特攻隊が出撃した歴史を繰り返してはならない」と強調。馬毛島をはじめ自衛隊と米軍の基地強化を現知事が「理解する」とし、さつま町民が知らないうちに防衛省が弾薬庫整備計画を進めたことを厳しく批判し、「武力で平和はつくれない」「軍隊は住民を守らない」ことが悲惨な沖縄戦の最大の教訓だと指摘しました。

 沖縄で昨年12月に起きた米兵による少女への性暴力事件を政府が半年も沖縄県にすら報告せず隠蔽(いんぺい)したことを批判し「国を守ると言いながら、少女の人権も尊厳も守れない。そんな国でいいのか。今こそ基地のない平和な日本をつくるときだ」と訴え、「岸田政権にきっぱりものを言い、戦争準備をやめさせる知事が必要だ」と呼び掛けました。

 小池氏は、てのくち候補が国連NGOの新日本婦人の会で長年活動し、子育て充実やジェンダー平等実現へ国や県に切実な声を届けてきたと紹介し「今度は県政を引っ張るリーダーに」と訴えました。

 てのくち候補は、看護師時代に、お金がなくて受診を控える親を見てきたと述べ、「安心して医療を受けられる願いのこもった政策を実現する」と強調。「勝手に決める県政を終わらせ、子どもたちに原発も軍事基地もない鹿児島を手渡す先頭に立つ」と訴えました。

希望語る集い1人入党決意
 日本共産党の小池晃書記局長は30日、鹿児島市内で開かれた「希望を語りあう集い」で、「世の中を良くする仲間になってほしい」と呼びかけ、1人が入党を決意しました。


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