青空と大地の中で

北の大地より愛を込めて・・・

大きな古時計

2009-02-22 23:03:52 | 札幌
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時計台・・・
もしかすると、こんな景色をイメージされてしまうのかもしれませんね。

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さて、今日は時計台の館内に潜入です。
入口を入ってすぐ、1階は時計台にまつわる資料などの展示スペースとなっています。

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こちらは、札幌農学校(北海道大学の前身)の講師ブルックスが
赴任した際に催された晩さん会のメニューだそうです。
ちなみに、右上のは白鳥のお肉のローストです。
デザートにはアイスクリームもありますねェ

もちろん他にも展示物は色々とありますが
それは、お越しいただいた時のお楽しみということで・・・

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では、2階へ・・・

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ここで、時計台についておさらいしてみましょう。

時計台、正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい
1878年(明治11年)に北海道大学の前身、札幌農学校の生徒の
兵式訓練や心身を鍛える体育の授業に使う目的で建設されたものです。

そして、屋根の上の大きな時計・・・
動力は電気などでは無く、昔そのままの振り子によって時を刻んでいます。

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通常、時計塔の中を見学することは出来ませんが
実際に稼動している時計と同じものが展示されており、間近で見ることが出来ます。

もちろん、この展示用の時計は模型ではなく
時計塔の時計同様に、しっかりと時を刻み続けています。

時計台の時計が休み無く時を刻み続けるためには
定期的なメンテナンスが欠かせませんが
それについては、かつて市内の時計店のご主人がボランティアで始めてから
今もなお、そのご子息が引き継いでメンテナンスしてくださっているそうです。

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札幌の歩みと共に、時を刻み続けてきた大きな古時計
これからも変わり続ける世の中をどんな思いで見守りながら
時を刻み続けていくのだろうか・・・

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この窓から見える景色・・・
いつまでも変わらぬままでいて欲しいですねェ


時計台、周りをビルに囲まれていると紹介いたしましたが
実はそれ故に、普通では見られない姿を見ることが出来ちゃいます。
札幌にお住まいの方なら知ってるかな~?
でも、結構ご存知でない方が多いのではないかな~と思います。

さて、それは・・・


札幌市時計台(札幌市中央区) 2009-02-15撮影
Canon EOS 40D+EF16-35mm F2.8L Ⅱ USM


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