意思による楽観のための読書日記

サクリファイス 近藤史恵 ****

サクリファイスといえば自転車ではアシストのこと。自転車レースを知ってる人はわかるかと思いますが、自転車レースは個人競技でチーム競技。リーダーを勝利させるためにアシストは、風除けになったり、水を運んだり。チームリーダとはいえ他人を勝利させるために自分を犠牲にするというのは、直感的にはいやなこと、しかし、主人公はむしろアシストに徹しているほうがいいという人で、その姿勢が逆に評価され、チャンスが訪れるのです。この本、自転車乗りにも楽しめます。作者が自転車乗りに取材したのでしょう。表現に気になるところもありますが、「加速するときにアウターにいれて」とか、いい感じで使われています。
サクリファイス

↓↓↓2008年1月から読んだ本について書いています。

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