『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

侵入者(魚)?

2005-03-16 | 淡 水 魚
タイリクバラタナゴ。
ずいぶん昔にハクレンやコクレンといった大陸産のコイ科大型魚に混じって日本国内に移入された淡水魚。ハクレンやコクレンは食糧増産の目的で移入されたが、実際には現在食用にされているという話は聞かない。
その他にも大陸起源の淡水魚には、アオウオ、ソウギョ、カムルチー等がいるが、このタイバラは、既に絶滅が危惧される日本純血種のニッポンバラタナゴと交雑してしまうし、タナゴ類では体高も高く大型で、他のタナゴ類と生息場を同じくすると他種を駆逐してしまう程、力が強い。
現在、巷では「種の多様性を守る」「外来種駆除」などが叫ばれているが、タイバラ君も好きで移入してきた訳ではない。(自分では海は渡れないから)
色々考え方は有るであろうが、私にとっては魚は魚、タナゴはタナゴ、被写体として、生き物としてなんら分け隔ては無い。

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